恋のシグナル   作:小泉凛

1 / 3
どうも、小泉凛です。

前に書いた小説を編集してたら、うっかり削除してしまいました。なので、もう一度投稿しなおします。

誤字脱字やおかしな表現などがあるかもしれませんが、読んでくれると嬉しいです。

では、本編をどうぞ。


本編
プロローグ


「やっと着いたぜ。」

 

そう言いながら俺は、体を伸ばした。

 

周りを見渡すと、自分が住んでいたころとそんなに街並みは、変わっていなかった。

 

「変わってねえな。」

 

そう呟き、あることを思い出した。俺には二人の幼なじみがいる。家が近くだったためよく三人で遊んでいた。ちなみに二人とも女の子だ。

 

一人は恥ずかしがり屋だけど、心の優しい女の子

 

もう一人はいつも元気で明るく、笑顔が似合う女の子

 

「二人とも元気にしてるかな?」

 

そんなことを思いつつ、我に返り、家に向かって歩き出した。歩き出して十五分くらいで家に着いた。持っていた鍵で戸を開け

「ただいま。」

 

その一言と同時に数年ぶりの我が家に足を踏み入れた。二階に上がり、昔の自分の部屋に荷物を置いた後、家の中を見てまわった。

 

ふと、柱に書かれた落書きを見つけた。三人の名前が書かれていて、近くに線が引かれていた。

 

(これは、あの時の…まだあったのか。)

 

小学生の頃、家で三人で遊んでいた時にそれぞれの身長を柱に書いた時のものだった。懐かしくなり、少し笑った。

 

その時、ポケットに入れていた携帯が鳴った。画面を見ると母からだった。

 

「もしもし、広人?」

 

「ああ、母さんどうしたの?」

 

「連絡ないから、電話したのよ。家にはもう着いたの?」

 

「ごめんごめん。電話しようと思ったんだけど、懐かしくて家の中見てたんだよ。」

 

「数年ぶりだもんね。ところで、学校には行った?」

 

「いや、まだ。後で行こうかなって思ってる。」

 

「そう。南ちゃんによろしくね。」

 

「分かったよ。また後で電話するよ。」

 

「何かあったらすぐに連絡しなさい。」

 

「うん。じゃあな。」

 

 

電話を切った後、部屋に戻り準備をして学校へ向かった。

 

「ここが音ノ木坂学院か。」

 

家から約二十分くらいで着いた。今は、校門の前に立って校舎を眺めている。第一印象は、なかなか味があっていいと思った。理事長に挨拶するために俺は校内に入った。

 

職員に案内されて、理事長室の前に来た俺は、少し深呼吸してドアをノックした。「どうぞ」と聞こえたので、「失礼します」と言いながらドアを開けた。

 

「ようこそ、音ノ木坂学院へ。私が理事長の南です。」

 

目の前には灰色の髪の若々しい女性が立っていた。「初めまして、佐久間広人です。」

 

俺は軽く会釈をした。

 

「どうぞ、座ってください。」

 

そう言われたので近くのソファーに座った。

 

「久しぶりね、広人くん。と言われても覚えてないでしょうけど。里奈は元気?」

 

「元気ですよ。南さんによろしくと言ってました。」

ちなみに里奈は母さんの名前だ。

 

「実はあなたがここに来る前に里奈から連絡があったのよ。私の息子をよろしくってね。」

 

理事長は笑いながら、そう言った。俺は少し恥ずかしくなった。

 

話もそこそこにして、俺は理事長から男子用の制服を受け取り、入学式の日程を教えてもらった。

 

「ありがとうございました。」

 

軽いお辞儀をしながら言った。

「話が出来て楽しかったわ。里奈によろしくと伝えておいて。今度は入学式で会いましょう。」

 

「はい」と返事をして、俺は理事長室を出た。

 

 

 

 

 

 

俺は知らなかった。この学校で思わぬ再会が待っていることを…。




お疲れ様でした。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次の話をお楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。