第1話です。前に投稿したものですが、文章の一部を編集しました。
この話で、ついにあの二人が登場します!
誤字脱字やおかしな表現などがあるかもしれませんが、読んでくれると嬉しいです。
では、本編をどうぞ。
携帯のアラームが鳴ると同時に俺は目を覚まし、部屋のカーテンを開けた。
「いい朝だ。」
そう言いながら、全身に日の光を浴びる。顔を洗ってから、キッチンに向かい朝食の準備をする。
朝食を終え、食器を片付けた俺は部屋に戻り、昨日、南理事長からもらった音ノ木坂学院の制服に着替えた。
今日は音ノ木坂学院の入学式だ。中学の時はブレザーだったが、音ノ木坂の制服も同じだった。自分で言うのもどうかと思うが、似合ってる気はした。
必要なものを鞄に入れて、俺は学校に向かった。学校についた俺は、掲示板に貼られていたクラス分けの表で、自分のクラスを確認して教室に向かおうとししていた。
「かよちん、早く早く!」
(今の声…まさか…)
聞き覚えのある声に思わず足が止まる。瞬間、誰かが自分とぶつかっていた。
「いたた…」
オレンジ色のショートヘアの女の子が尻餅をついていた。
「大丈夫か?」そう言いながら、手を差し出した。
その子の顔を見た瞬間
「凛…?」
思わずつぶやいてしまった。
「凛だよな?覚えてないか、俺のこと?広人だよ。」
名前を聞いた直後、何かを思い出し
「ひょっとして、広くん…?」
「そうだよ。久しぶりだな、凛。」
俺は笑ってそう言った。凛の方は驚いて固まっていた。
後ろからもう一人遅れてきた女の子の顔にも見覚えがあった。
「花陽だよな?」
そう聞かれて女の子は少し戸惑っていたが
「かよちん、広くんだよ!」
凛が嬉しそうに言うと、花陽は「広人くん!?」と、かなり驚いていた。無理もない。二人と別れたのは、小学生の時でそれ以来全く連絡をとっていなかった。
「久しぶりだな。色々話したいこともあるけど、教室に行こう。遅刻するぞ。」
俺と凛と花陽は急いで教室に向かった。教室に着いた俺は、自分の席に座った。
「広くん♪」
声をかけて来たのは、凛だった。隣には花陽もいた。二人とも同じクラスだったようだ。
「二人とも、久しぶりだな。」
「本当だにゃ。さっき、声をかけられた時はびっくりしたにゃ。」
語尾に「にゃ」をつける凛の独特の喋り方は変わっていなかった。
「凛は相変わらずにゃーにゃー言ってるんだな。」
ちょっと小馬鹿にする感じで言ってみた。
「凛はそんなににゃーにゃー言ってないにゃ!」
凛は少し怒っていたが、楽しそうでもあった。
「花陽も変わってないな。まだ、眼鏡なんだな。」
「うん。広人くんは変わったね。凛ちゃんに言われるまで、気づかなかったよ。」
花陽は笑いながら言った。三人で話をしていると、担任の先生が来て、凛と花陽は自分の席に戻った。先生から説明を受けた後、体育館に移動した。
入学式を終えて教室に戻った俺たちは、明日の連絡を聞き、今日は解散になった。放課後、凛と花陽に誘われて一緒に帰ることになった。
「こうして、三人で帰るのも久しぶりだね。」
「うん、小学生の時みたいにゃ。」
「そうだな。あの時はよく三人一緒だったもんな。」
「そうだ!広くん、今、携帯持ってる?」
「持ってるけど。」
そう言ってポケットから携帯を取り出した。
「せっかくだから、連絡先交換するにゃ!」
凛が元気よく言った。「いいぜ」と言いながら、俺は携帯に凛の番号とメアドを登録した。
「私もいいかな?」と花陽が言ってきたので、花陽の番号とメアドも登録した。三人で色々話しながら帰った。
家に着いた俺は、普段着に着替えて、夕飯の支度をした。
夕飯の片付けを終えて、ゆっくりしていると携帯が鳴った。画面を見ると、母さんからだった。
母さんとの電話を終えて、明日の準備をして俺は眠った。
お疲れ様でした。
ここまで読んでくれてありがとうございます。凛と花陽が登場しました!
第2話では、あの子が登場します!
次の話をお楽しみに。