翌朝、転校生の話で盛り上がっているとそこに鬼先生が教室に転校生と一緒に入って
きた。
みんな最初に思ったことは転校生の女子がとてつもなく可愛いということだった。
「えっと、水川春奈といいます。よろしくおねがいします。」穏やかな雰囲気でいる。
こんな低レベルの種族して人間達の中に悪魔を殺すような能力をもったものがいるのかわからないけど、
今は水川春奈としてその能力をもったものを探すだけ。
それが私の使命。
「えっと、名前で気軽に呼んでくれればいいです。」明るく笑顔で言っている。
「春奈ちゃんって彼氏とかいないの?」無茶苦茶興味があるって感じだしている。
「えっと、今も彼氏はいないです。なので、今も彼氏募集中です。」ここにいるみんなを誘惑するかのような言い方。
「え!じゃあ、僕が春奈ちゃんの彼氏になっちゃおうかな。」冗談じゃなく本気で言っているように聞こえた。
「冗談は辞めて下さいよ!気持ちだけありがたくもらっておきます。」笑顔で答えた。でも、その笑顔が冗談ぬきで可愛いとこのクラスの担任の鬼先生をはじめとした敬以外の男子はそう思った。敬が可愛いと思わなかったのは何か芝居ぽかったからである。
そして、今は学校が終わったところ・・・。
「稔、あの転校生何かおかしいかかわらない方が絶対にいいと思う。」敬は稔に本当に思っていたことをありのままに言った。
「敬は恋愛とかしたことが無いからそんなことがいえるんだよ。」説得力があるわけではないがあるように聞こえてしまう、稔の場合。
「おまえは、女の子全部すきです、みたいな感じだろ。」呆れたように言う敬。
「そんなことないもん。」全面否定って感じじゃなくおふざけでからかっているような気がした。
「そんなことより俺の家の地下倉庫で遊ばね?」完全に話の流れを変えないと稔に何かまずいことがあるとわかる言い方だった。
「へえ、ここが稔の家の地下倉庫か・・・。」はじめてきた敬は驚いている様子。
「本がいっぱいあるだろ。」稔はもっと敬の驚いている顔が見たい様子。
「ここにはかなり昔の本もあるからじいちゃんがよく俺に自慢してきた。」稔は稔のじいちゃんに似て自慢することが好きになったのかとやっと理解できたという感じの敬。
「稔、自慢はいいからここに俺を連れてきたわけを教えてくれ。」敬は自分がここに来たわけがわからないから困惑している様子。
それを陰で隠れて楽しんでいるのが稔だった。
「なんでここに連れてきたか教えてほしいか。」かなり稔は教える気のないような言い方だった。
「早く教えろよ!」敬はいつも何をやるにおいても冷静さが欠ける。普段通り冷静でいればいいのに・・・。
「そうかっかするなって・・・。」ほんとなんで敬はこうも素直じゃないんだろと稔はつくづく思う。
「要がないなら俺は帰るぞ。」稔には敬が本気でそう言っているように聞こえた。
「待てって、今教えるから。」稔は俺の態度に呆れてそんなこと言ったように聞こえた。