MEMENTO MORI   作:クォーク@KM

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~登場人物~  
・篠崎 閑汰  男  14歳  154cm 37kg  中性的な顔立ち
・白戸 真尋  男  14歳  163cm 47kg  ザ・イケメン
・橘  四葉  女  14歳  160cm 47kg  ボーイッシュ

今回は序章です。キャラクターの性格を知ることができます。


-序章- 「Cthugha」

SIDE ~閑汰~

 

12/24 18時 駅前の商店街

町は華やかにいろいろな光で輝いて人々がにぎわっていた。

中学生の出来たてカップル、高校生のチャラいカップル、老夫婦…。

そんな男女で二人って人たちが多い中俺と真尋は男二人で街道を歩いていた。

閑「…。はぁ…。」

真「やめて、ため息つかないで寂しい!」

閑「だって…男二人って…。ホモかよ…。」

真「いいじゃんか…。お前が冬休み前に告らなかったのがいけないだろー。」

はい、知ってますよ。確かにそうですよ…。真尋の言った通り俺は冬休み前に好きな女子に告白するつもりだった。けどまぁ、勇気というやつが足りず失敗。そして今に至る。

真「てかお前夢であれだろ、告白失敗すんの見たんだろ?予知夢的な!」

閑「あー、うん。でもただの夢だと思ったし…。」

告白する前日?当日?夢を見た。自分に勇気が出ず明日でないで告白失敗。まさにその通り。こんなこともあるんですね。今真尋と二人で歩いてるのも昨日夢で見たし…。中二病の力が開花したのかな。

閑「今この時点でお前と居るのも予知夢通り…。夢見なけりゃよかった…。」

真「ひどいなお前。まあ俺的にはほぼ女みたいなお前だし特に問題はない。」

小さいころから顔立ちが女っぽくてからかわれてたので慣れた。

でもいい加減に真尋みたいにイケメンになってくれていいと思うんだけど…。両親ともに童顔だからかな。

身長も小5の時から勢い良く伸びたけど154cm止まり…。終わったな。声変わりも一応過ぎた。

でも、元々声がとても高かったので数週間フレンズのヒロインの声くらい。

真「なーなにするー?」

閑「なんでもいーよー。」

俺のテンションが下がり目なのに普通のテンションて…。

いーなー身長高くてイケメンで声もイケメン感まみれで。あ!声出しまくりゃ低くなるだろ!

閑「カラオケ行こう!!」

 

真「珍しいな。いつもイケボ出せないから行きたくないー。とか言ってたくせに。」

閑「ふっふっふ!声出しまくれば声はかすれて低くなる!これで俺もイケボ!!」

真「やめとけ、その顔でイケボでも変だよ。」

真尋の苦笑いがちょっとイラつく。結構声高いのはつらいんだぞ。学校の合唱コンクールとかで

男子一人アルトいくとか。そんで女子に愛でられるとか。

ふっ。まあいいさ!今日で俺は変わるぜ!

 

真「おーい大丈夫かー。」

閑「ダイジョウブ…。」

低くはなった…。けど擦れすぎだ。でもきっとこれで喉が治った時には少しは低くなっているはず。

クリスマス感ないなー。まあ平和で何よりです。真尋とも冬休み中はそんな会わないだろうし。楽しめてよかったな。次会ったら声変わったな!って言わせてやる。

 

12/25 01:00

 

閑「夢?」

夢の中にいた。夢の中で意識がしっかり持てるのはこれで3回目。予知夢だった時だ。

つまり今回もまた予知夢だ。何が起こるんだろう。まあ冬休み中、たいしたことは起きない。

お年玉が1円玉ドッキリみたいなのだろう。

閑「ここは…。」

ベッドの上。雲一つない晴れ晴れとした空。冬なのかと思うくらいいい天気。寒さは感じない、夢だしな。

とりあえず家を出て道を歩いてみる。前回の予知夢とは違い、人がいない。いったい何の予知だろう。

閑「あれは。真尋?」

遠くに真尋の姿。こっちに気が付き走ってくる。こっちも小走りで真尋に近づく。

真「よかった、家のやつも近所の人も誰もいなくてよ。何が起こってるんだか。」

言葉を発しようとしても口が開かない。目が覚めるのかな。

…。熱い…。急に爆風が来た。冬の寒さを吹き飛ばした。山が燃えている。家も。

真尋に手を掴まれ、走った。中学校。口が開く。

閑「なあ!何が起こってんの!」

真「知らねえよ。でもとりあえずやばそうだろ!人もいない爆風がくる。ありえねえ。あ!人がいる!」

真尋が向いた方向に目を向けると俺の父がいた。こっちにくる。

父「早く来い。ほかの人はみんな避難し終わっているぞ。」

 

学校の中に入ると友達、小学生、老人、いっぱいいた。自分のクラスに真尋と入る。

俺はいつも真尋ともう一人、幼馴染の女子、橘四葉と一緒にいる。

四葉が来た。

四「よかった。もうアウトだったのかと思った。」

真「アウト?どゆこと?」

四「え、朝のテレビ見てないの?「今から60分以内に小学校、及び中学校校舎内に避難してください。」ってどの放送局でもやってたよね。」

閑「俺寝てた。」

真「俺も。」

四「はあ!?ふざけてるの!?60分以内に避難できなかったら消えてたんだよ?」

四葉が怒り口調。消える?これは予知夢じゃないな、ただの夢だな。

真「ヘイヘイ。」

四「あのねえ!」

と四葉が言いかけたとき、教室のドアを開け、先生が入ってきた。

先「はい!みんな静かに!ちゃんとみんないる?いない人いない?大丈夫?よし、OK。じゃあ本題に入ろうか。さっきさっき山火事起きて爆風来て家もちょっと焼けたとこあったよね。さっき情報が来たんだけど「クトゥグア」っていう団体が世界各地でテロを起こしてるらしくてね、すべての山に大量の火薬をまき散らして一人でも家の中や外にいるやつがいたらその地域の山は燃やすらしくて、今に至ります。今後どうなるかわかりませんが、とりあえず外には出ないでください。」

 

12/25 06:12

 

閑「ふぁっ!?」

カーテンを開け、外を見る、天気は曇り。夢とは違う。

閑「たすかったぁ~。」

もう一度ベッドに倒れこむ。そして着替えを済ませてから階段を降り、リビングへ向かった。

母「どうしたの?なんか早いわね。」

父「早起きはいいことだ!お前もコーヒー飲むか?」

閑「ん、ああ、うん。」

普通すぎて焦った。まあ普通だよね、あんな夢はさっさと忘れたほうがいいのかもしれない。

『今週の天気予報です。今週は世界的に5日間曇りが続き、30日には世界すべてが晴れるというとても異常な天気となっております。』

閑「はあ!?」

え、ちょ、ま、え、おい、え?待って待って待って待って待って。いやこれ絶対予知夢じゃん。ありえないもんこんなこと。ってことは5日後に夢通りになるってこと?あの後どうなるかわかんないけど絶対に世界が平和にはならないと思う。どうしよう…。

父「変な天気だなー。とうとう地球終わっちまうのかー?」

母「またー、縁起でもないこと言わないの。」

縁起でもない、縁起でもないよ!ほんとに終わっちゃうじゃんか!

閑「うー…!真尋のトコ行ってくる!」

 

 

 

 




どんな子達かわかったでしょうか。

閑汰は無邪気でテンション高い、
真尋は静か
四葉は心配性です

次回は残り5日間のお話です。
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