前回は序章ですので今回が一章となります。
序章は見なくても今回の話は分かりますが見ていただければ
なぜこうなったか、主人公がどんな口調か、性格かなどがわかります。
今回のお話は名前の通り、30日までの5日間のお話です。
新キャラ紹介
・白戸 莉太 男 10歳 129cm 19kg ショタ
それではどうぞ。
12/25 07:22 真尋の家
SIDE ~MAHIRO~
閑「真尋おおおおお!!!」
真「何さ。」
ひょっと顔を出すと閑汰があせった顔で叫んでた。
朝からうるさい。もう一度寝たいけどなんか厄介そう。
閑「とりあえず部屋入れてください。」
真「はい。で、何?冬課題さっさと終わらせたいんだが。」
早く終わらせたいのでとりあえず冬課題はやらないけど嘘を言っておいた
閑「…なんか天気予報変だと思わない?」
なんかしょげてるし、まあいいか。
真「ああ、おかしいね。5日間全世界曇って急に晴れ。地球も終わるんじゃないかな。」
そういえば朝のニュースでは天気予報が変だった。地球温暖化じゃこんなんにはならないと思い、太陽の異常について朝から調べてたな。まあまあ宇宙系のお話は好きだし勉強もしてるから太陽の影響でこんなことになるわけがないのもわかってたけどね。
閑「だよなだよな!お前宇宙系詳しかったよな!なんかわかんない?」
真「ねぇよ。天気の影響はせいぜい太陽くらいだと思ったけどこんなことまでにはならないよ。」
さっき考えたことを説明するのはめんどくさかった。
てかこいつ焦りすぎ。
閑「なんでそんな冷静なのさ!絶対地球終わるよ!?」
真「地球終わるならもっと前からNASAとかが分かってて情報発信してシェルターとか作るだろうが。それに滅亡説とかは今まで外れてるし終わんねぇよ。」
終わるなら終わるでそれでいい。別にいつかは死ぬんだしな。
真「また夢でも見たのか?」
たぶん俺の予想は当たってるはず、いつもだったらあれだな、「いやーすごい変な天気だねー。地球終わっちゃいそー!」ってテンション高く言いそうだしな。
閑「な、お前心読めんの?」
的中。バカすぎ。何年つるんでると思ってんだよ。
どうしようか、話全部聞くか…。じゃないとこいつ帰らなそうだしな。
父は5時くらいに家出ていないからいいか。
まあでも弟起こしたくないしできる限り静かに喋らそう。
真「まあ話せ。できる限り静かに。」
閑「う、うす。あのね。」
真「はー。長い。てか多分それほんとに予知夢だな。それっぽいし。クトゥグアってのはクトゥルフ神話の炎の神様でンガイの森ってのを焼き尽くした。まあ世界規模ってのが嘘っぽいけどな、普通に考えりゃキリスト教信者レベルまで人数いて散らばってないと無理だろうし、地域に住んでる人を小学校と中学校だけで収容すんのはほぼ無理だろ。それかもともと集める気なかったのかもな。でも小中学校だけってのが気になる。集めるだけなら総合体育館とか市役所とか市民プールとか人がいやすい場所はいっぱいあっただろうに。砂漠地帯はどうなる。」
閑「ちょ、待って分析早くてついてけない。」
分析もなにもただ思ったこといてるだけなんだが。
真「とりあえず話は分かったから。でもさ、予知夢が当たったとして何ができんの?」
閑「それは…。市長さんに話すとか。」
真「アホか。キチガイかって思われるぞ。キチガイだけど。何もできることはないし、本当に予知夢が当たるかもわからない。俺は何もする気はない。終わるならそれでいい。」
言葉を紡いだ。意外と焦ってるな俺。
閑「でもほんと当たったら?5日間で世界終わるかもだよ?」
いやいや違うだろ。
真「世界が終わるかなんてわかんないだろ…。お前の夢は先生の話で終わり。その後テロ組織がアメリカ軍によってとらえられましたー、とか。世界を相手にしたら世界はもちろん協力してテロ組織を抑える。人間なんかが神様のようにはなれない。」
閑「そ、そうかも…。」
よし、安心してくれたかな。
ピンポーン!
閑「お!来た来た!」
真「は?」
閑「あれ、言わなかったっけ、四葉です!」
真「待て今日は眠…」
四「お、お邪魔します。」
真「ああああああああああああ!!!!」
ガチャッ
真「へ?」
目を向けると世間でいう「ショタ」という可愛い生物。俺の弟がいた。
部屋は俺の部屋の隣。どうしよう。四葉が2階に上がってくる前に部屋に戻させないと。
莉「どうしたの?大きい声出して。」
あああああ俺の弟やっぱ可愛い!!今すぐ抱きしめて寝たい!!
でもダメだ!!早く部屋に逃がさないと奴がくる!
四「あ…。り…莉太きゅうううううううん!!!!」
どたどたどたっ。
真「やめろぉぉぉおおおおおぉぉぉおおお!!!!]」
四葉は俗にいうショタコンというやつで、母性本能がとてつもなく大きく、だから普段心配性なのである。あー。うん。莉太よ…、すまん。
四「いやぁ…可愛いねぇ莉太くーん。真尋ぉ…持ちかえっていい?」
もちろん。
真「やめろ。俺の姫さまだ。」
こうみえてもブラコンだ。弟はやらん。
さっきまで地球滅亡とかの話してたのにムードが一気に変わった。
閑汰め…。勝手に呼びやがって。
閑「よ、四葉には、一応メールで予知夢の話したんだけど…。」
真「どうでもいいよもう…。」
四「いやー終わっちゃうかもねぇ…。でもこの子と最後にいるならいいかなー。」
もうだめだ。こいつイカれてるわ。
四「まあだってさ、まだ今日抜いても4日もあるんだよ?4日あったらやりたいこと色々やれるだろうし、それに当たるかどうかもわからない夢を信じるってねぇ。」
ごめんやっぱイカてない。普通に理解してた。
閑「でも今までの夢は当たってるんだよ?」
不安げに閑汰が答えた。
四「んーと。夢が当たった、か。他に普通の夢はみないの?」
閑「見るよ?それがどうかしたの?」
四「じゃあその普通の夢と同じなんじゃない?」
閑「ち、違うよ!予知夢のときはいつも自分の意識で夢の中で体が動いたんだ。今回もそうだったし!」
四「夢の中で体が動かせる?嘘々ありえないってば。そう思ってるだけ。」