遊戯王ARCーV ファンサービス流エンタメデュエリスト 作:クリア月華
こんな作者ですが『インフェルニティ』デッキ持っていません。カードはありますが回した事はありません。おかげで編集やら投稿やら大変でした。
今回はデュエル描写はありません。
今後の感想と評価を宜しくお願いします!
LDS3人衆を倒した数日後、晴れて私はLDSの講師になった。周りからは「何故お前が講師なんだ?」的な目で見られる。私はそんな事は気にしない。服装は以前のそのまま、いわば私服である。話しが変わるが私を用意してくれた部屋を見て驚愕した。これはどこの高級ホテルの部屋ですか?高級なフカフカのベット、見晴らしがいい窓の景色、上の天井にはシャンデリアがある。泊まればいくらするのか分からない。こんな部屋を私が暮らす事になるとは。社長さん、ファンサービスしすぎ。さて、話しを戻そう。今私はLDSの生徒達のデュエルを後ろから見ている。ハッキリ言う。弱すぎる。なぁにこおれぇ、何故リバースモンスターを攻撃表示で出す?まるで意味不明。何故攻撃力の高いモンスターしか出さない?ミラフォで粉砕。何故リバースカードを警戒しない?神宣神警で玉砕。何故装備魔法を使ったがけで勝った気でいる?サイクロンで破壊して返り討ち、大喝采。これではほぼGXと同じじゃないか。本当にLDS?これではまだあの3人衆の方がまだいい。なんせデュエルターミナルで登場したカードだからね。さて、そろそろお時間のようだ。私の担当は総合コースに任せられた。あの沢渡が所属しているコースだ。基本的にはアドバンス召喚とかそんなの習っている。私の前世の世界じゃそんなものは必要ない。早速教室に入ると一気に静まり帰り私は自己紹介した。その時教室に居た声がデカイ人に絡まれた。あの時の沢渡じゃありませんか。「何故お前がLDSの講師なんだよ!まだ未成年だろ!」とクレームが殺到。次々に教室に居た生徒達も疑いがかけられた。確かに私はまだ15だ。君達の年上。先輩だ。私は身長なんか気にしない。そう、気にしない…。「こうなったらデュエルだ!」と彼は言った。何故そうなる?これだからデュエル脳は。私と沢渡はデュエルする事になった。結果は見るまでもないと沢渡の同級生達がそう思った。そう、見るまでは………。
「カップ麺早食い大会ノーデン」
「神警、チェーンは?」
「クラウンブレード」
「プトレノヴァインフィニティ」
「奈落、除外デ」
「神宣、チェーンは?」
「これまでのサービスが気に入らないのなら、別のサービスをしてあげる!これなら気に入るんじゃないか!?」
完膚なきまでファンサービスをしてやった。ペンデュラムを使うまでもなかった。沢渡は口から泡が出て気絶している。周りからは「やりすぎだ…」「何がファンサービスだ…」「やっている事外道じゃないか…」などとヒソヒソ話が聞こえてきた。
「お前らには彼がファンサービスを喜んでいるのがわからないのか?」と言いつけてやった瞬間教室に居た彼ら(女の子も居た)の顔は青ざめていた。ヤバイ奴に水を差してしまったと。
これから授業が始まる。私がこれから行う授業は『見て覚えろ』の授業だ。前世の世界でもこれで習わさせる。
例えば初心者が最初に【融合】の魔法カードを使うとしよう。そしていつの間にか【影依融合】《シャドール・フュージョン》のガチカードを使って敵をボコボコにする。
チューナーのカテゴリーを持つ【ジャンク・シンクロン】のカードを【ジャンク・ウォリアー】でシンクロ召喚。そしていつの間にかクエン酸3体を並ばせ、相手に絶望を叩き込む。
エクシーズ召喚でホープを出し、いつの間にかライトニングを叩きだし、希望どころか絶望を生み出している。
儀式ならばネクロスだ。相手封じる。
「さあ、私のファンサービスの始まりだ!」
「さて、どうしたものか」
私は授業のチャイムが鳴り今日の授業が終え改めて生徒達の顔をよく見てみるとゲンナリしてた(沢渡も含めて)。そんなに頭悪いの?こんなの簡単だよ?小学生でも出来るのに。だが問題はそこじゃない。今日の夕方、沢渡が何者かに襲撃されたのだ。あぁ、ユートの事か。てことは遊勝塾存亡のイベントがもう近いのか。となると赤馬のお母さん(理事長)が来るのか。ちゃんと挨拶しないといけないかしら。まあ、でも関係ないよね!
……そう思っていた。
「どうして私まで……」
私はLDSに連行されたそうだ。まさか私の存在で歴史が変えられる運命に会うとは……。私は今胴体の長いリムジンの中にいる。その隣に右から真澄ちゃん北斗君に刃、そして私の順に座っている。彼らは「何故お前がいる?!」的な目で見られる。あれ?これデジャヴ?だが私はナンセンスだよ。前の席に赤馬母がいるだもん。勿論ちゃんと礼儀正しく挨拶したよ。そしたら「期待していますわ」と入らないプレッシャーを与えられた。そして今遊勝塾に到着し、私はリムジンから出る前に社長側近の磯野?が「これを着れたまえ。お前が社長に頼んだ通り完成した」と。ありがとうございますと礼をいい完成したものを着た。私が頼んだのは鬼柳さんの満足街に着た黒いロングコートである。何故こんな物を社長に頼んだのか。ファンサービスする為さ。『満足魔術師』使ったらピンと頭の中に閃いてすぐさま社長に頼んだのだ。いずれ舞網チャンピオンジップに出場して会場の皆にファンサービスを披露する予定だ。キングのデュエルはエンターテイメントでなければならない!
さて、いよいよ始まるな。
トマト頭の主人公榊遊矢。ピンクの髪をした女の子、柊柚子。
威圧感のあるリーゼント、権現坂昇。
ショタの院ゲス。ン熱血指導。エトセトラ…。
改めて見ると本当にARCーVに来たんだなあ~と私は振り返る。
『戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!』
おっ!始まるね、アクションデュエル。1回戦は遊矢君と北斗君だ。
ここから以下省略。
予想通り1勝1敗1引き分け。ここからは遊矢と零児のデュエルが始まる……ハズ!
「なら次は貴方の番ですわ。黒百合さん」
ヤッパリイイイイイイイイイイイイッ!!!
どうしよう!遊矢君とデュエルしてしまえばまず先にペンデュラムカードに驚愕するだろう!それに遊矢のライバルが零児から私に引きずり下ろされる!どうしよう!考えるんだ!考えるんだ私!!………………………………‥‥―――――。
「結局何も浮かび上がらなかった…」
こうして私は主人公遊矢君とデュエルする事になった。
……まあ、いいだろう。主人公とデュエルするのは滅多にないと思った方がいい。これも貴重な体験だ。
それに遊矢はエンタメ。私はファンサービス。なかなかいいカードじゃないか。これならファンサービスのしがいがある。
「俺の名前は榊遊矢!アンタの名前は?」
「お初お見えに申し上げます。私は黒百合神無と申します。以後お見知り置きを」
『頑張れー!遊矢お兄ちゃん!』
『遊矢アァ!』
『うおおおおおおおお!!遊矢ああああ!!熱血指導だあああああああ!!』
外が五月蝿い。先にこいつらをファンサービスしてあげようかしら?
『へっ!勝負は見えたな』
『当然よ。あの人が負けるなんて絶対にあり得ないから』
『これなら余裕で1ターンkillできそうだね』
なんと励まし?の言葉。先生泣いちゃうよ?
『何よ!まだデュエルもしてもいないのに!』
『そうだよ!デュエルはまだ始まってもいない!』
『痺れる位に決めつけているぜ!』
子供達がそう言う。確かに始まってもいないが恐らく…。
『彼女は今日貴方達が戦って来たこの優秀な生徒3人相手に先攻ワンターンスリーキルゥを披露してくれたプロの指折りのデュエリストですから』
やっぱり貴方でしたか社長。それを聞いた遊勝塾全員が目を丸くしていた。遊矢君も。あんだけ手こずった相手をワンターンスリーキルゥで呆気なく倒した。一体どうやって勝ったのだろうか?の顔をしている。あの院ゲスも驚いている。
「例えどんなに強い相手でも!俺は父さんのエンタメデュエルでこの塾を守る!」
『アクションフィールドON!フィールド魔法《アスレチック・サーカス》発動!!』
《アスレチック・サーカス》。確か遊矢が最も得意とするフィールド。本来なら此処は遊矢と零児だが…。そういえば私アクションデュエルした事ないな。あれ?…これ私不利じゃない?
『戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!』
『!…も、モンスターと共に地を蹴り、宙を舞い、フィールドを駆け巡る!』
『見よ!これぞ、デュエルの最強進化形!』
『『『『アクショ~~ン!』』』』
「「デュエル!!」」
こうして戦いの火蓋が落とされた。
エンタメとファンサービス。
遊勝塾の存亡は!
初心者アクションデュエリストの黒百合神無は!
「漆黒の闇より!愚鈍なる力に抗う、反逆の牙!今降臨せよ!エクシーズ召喚!!いでよランク4!【ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン】!!」
『どうしてあの人があのカードを!?』
「そんな…どうして俺以外に……」
「少年よ、これが絶望だ」
次回、遊戯王ARCーV『エンタメVSファンサービス。それぞれの召喚方の名を持つ竜達』。お楽しみは、これからだ!!