遊戯王ARCーV ファンサービス流エンタメデュエリスト 作:クリア月華
目が覚めたら見知らぬ天井ではなく、私が知っている天井が写っていた。ベットの右隣に赤馬社長が椅子を腰にかけていた。どうして社長が此処にいるん?
どうやらあの後私は急に倒れ眠ってしまい、LDSの講師が何者かに襲われてしまい、遊勝塾の存亡の勝負は預けたそうだ。ここまでは原作通り。
今日は講師を休め、LDSを襲撃した犯人を探せと社長命令が下された。不審者をボッコボコにしろ……と。
さて、私は今不審者が出そうな路地裏にいます。
そして……。
「どうして…」
現れたのは不審者……ではなく。
白い長袖の制服に黄色のネクタイ。チョコレート色の袖がない制服に膝を隠すぐらいの赤いスカート。
茶髪のショートカットにタレ目の瞳。胸はちょっと残念だが……。私が会ったのは不審者のシスコンではなく、私ソックリの彼女に会ってしまった。
「はわわわわ、わ私ソックリな人に会ってしまったのですぅ!」
ちょこっとだけ臆病だがあの仕草可愛い……。ハッ!私はレズじゃない!
「ド、ドッペルゲンガーですのぅ!デュ、デュエルで倒さなければカードにされますのぅ!」
何故デュエル!?デュエルで拘束しろみたいな風になってるんだけど。どうする?この娘誘って赤馬に頼んでみる?
「あのぉ~?」
「ハッ!ハイ!!」
「そんなに怯えなくていいからとりあえず落ち着いて下さい。ドッペルゲンガーじゃありませんから……」
「は、初めまして!私の名前は魔導野(まどの)神乃(しんの)といいます!よ、よろしくお願いします!!」
私は彼女(魔導野)をLDSに連れて来て今社長の部屋で社長さんに自己紹介をしている。
彼女はエクシーズ次元の出身でナスと無言の短パンと一緒にこのスタンダード次元にやって来たそうだ。まさか私にソックリな人物がいるとは……。
彼女は色々と話してくれた。融合次元の侵略。レジスタンスの事を。その後社長さんがなんやかんやで彼女をランサーズのメンバーに加わったそうだ。勿論私は最初からランサーズ入りだ。え?話がよく分からない?ファンサービスするぞ。社長さんの尋問(違うよ!)を終えた後、彼女にご飯を食べさせたり風呂に入れたり汚れた服を洗濯したりした。この私の部屋家庭的だね。しかもこの洗濯機乾燥付きだよ。コレ1台欲しいね。そんな事があり、彼女は風呂から上がった。こちらも洗濯が終わったそうだ。この後社長さんからの命令で彼女とデュエルをしなければ。ファンサービスも楽じゃない……。
『準備はいいか?こちらはいつでも構わない』
私と魔導野は今LDSのセントラルコートの真ん中にいる。さて魔導野神乃。どれ位強いんだ。
「私は準備万端です!」
「同じく」
『では始めよう。アクションフィールドON!フィールド魔法《スウィーツ・アイランド》発動!』
「わああぁ、お菓子の国ですぅ~!」
「それじゃあ行くわよ!」
「「デュエル!!」」
黒百合LP4000
VS
魔導野LP4000
※魔導野はアクションデュエルの口上を知らないのでそのままデュエルします。
「わ、私の先攻!」
どうやら先攻は魔導野だ。どんなデッキを使うんだ?
「私は【マドルチェ・マジョレーヌ】を召喚するのです!」
マドルチェ・マジョレーヌ
Lv4
ATK1400
・・・・・・えっ?【マドルチェ】?えっ?
「【マジョレーヌ】の効果を発動するのです!このカードが召喚・反転召喚に成功した時、デッキから【マドルチェ】モンスター1体を手札に加える事ができます!私は【マドルチェ・メッセンジェラート】を手札に加えます」
ちょっ……おま………
「さらに永続魔法【マドルチェ・チケット】を発動するのです!」
待っ………MA☆TTE!【チケット】はヤバイ!!
「カードを1枚伏せて、ターンエンドです!」
魔導野
LP4000
手札3枚
モンスターゾーン
マドルチェ・マジョレーヌ ATK1400
魔法・罠ゾーン
マドルチェ・チケット(発動中)
伏せカード1枚
ヤバイな……まさか相手を甘味地獄で蹂躙させる脳筋テーマを使うとは……でもこれ………
「面白くなってきた……」
こんなガチテーマと相手をするのにワクワクしてきた!今まで鉄の意志も鋼の強さを感じられないデュエルばかりしてきた!だけど今は違う!彼女とデュエルする今この時間が、私の血液を沸騰させ私の心が高ぶる!
「行くわよ!魔導野!お楽しみはこれからだよ!」
「!ハッ!ハイ!!」
「私のターン!!ドロー!!」
不審者編かと思った?残念黒主人公登場でしたあ~!魔導野ちゃんは脳筋テーマの『マドルチェ』。嫁社長の血液沸騰DAー!!の黒百合はどんな戦いが待っ…MA☆TTE!いるのだろうか。
魔導野「えっ?!最後に私が締めるのですか!?あっ、えっええと……私の甘味地獄のファンサービスは、これからですぅ~!…って!何なんですか!!この台詞はわぁ~!」
黒百合「(可愛い……)」