あなたは霊感と言うものを信じるだろうか?・・・まぁ~どっちでもいいんだが、ちなみに俺は信じるぞ?・・・何故かって?それは俺がその体現者だから。
俺、又木誠一・高校三年生は霊感を持っている。この力は生まれた時から持っているのだが・・・正直言って普通の人には見えないものが見えると言うことに俺はあまり悪い気はしてい無い。
まぁ~小さい頃は「嘘つき」やら「気味が悪い」とはよく言われたけどね;おまけに悪霊なんかもたまに来るから厄介でもある・・・あれ?やっぱ気にしてんのな?それに・・・
(誠一!このマンガ面白いな!?早く!早く次のページを!!)
(うるさいな~もう~念話が使えるようになったからって喋りかけてくるなよ、黙って読めよな~)
一応紹介しておこう、こいつは俺の守護霊の霊介だ。何でこんな名前なのかと言うと、生前の名前が思い出せないというので俺が考えた。自分の名前を持てたことにすごく喜んでいたな~そういえば・・・俺もつられて笑っちまったなそういえば。ちなみに読みは「りょうすけ」であって見た目は俺とあまり変わらない年頃の青年なのだが、ちょっと変な爺さん言葉である。
(誠一~悪かったから次のシーンを)
おっと忘れてた。
(悪い悪い、にしてもこれ面白いな)
今読んでいるのは霊能系の漫画である(霊能者が読むものか?)しかしこれが意外と面白い、共感できることがたくさんあってついつい読み込んでしまう。
(ふ~むここまでか~来週が楽しみだの~!)
(同感だな)『ぐぅ~』
((・・・・))
(おいおい;)
(あははは;・・・)
「ふぅ~・・・そろそろ帰るか」
(そうだの~)
立ち読みしていたジャ○プを棚に戻し、惣菜パンとおにぎりを買ってコンビニを出る。
「あああああ!!今日店番だったああああ!!」
「ちょっと!?穂乃果!!」
「穂乃果ちゃん!!」
(騒がしい(な(のう);)と声の方に顔を向けて見る。ん?あれは音乃木坂学園の制服?・・・ん?あの子・・・
「お母さんに怒られるよおお!」
・・・・お嬢様学校の生徒とは思えないセリフを吐きながら涙目で走り抜ける元気のよさそうなオレンジ髪の子、それを青い黒と灰色?の髪の子がその子の名前を呼びながら追いかける。
(・・・・ふ~んあの子穂乃果って言うのか)
(おい誠一念話が漏れとるぞ;)
(あ!?いけね!・・・油断するとつい漏れちまうな~)
(気をつけろよ、基本は「自分が話す相手」にしか聞こえんが、漏れてたら俺たち幽霊や霊感持ちには聞こえる事があるんじゃからな)
(あぁ~はいはい気を付けるよ、本当にもう耳にタコができちまうよ~)
こんな風に、俺は霊介から力の使い方や応用の仕方等を教えてもらっている・・・たまに説教臭いがな; だが、恐らくこいつが居なかったら、俺は悪いものに憑りつかれたりして、今みたいな平穏な日常は送っていないかもしれない。
俺はそんなことを思いながら袋を捨て、パンとおにぎりをほうばりながら帰路に就いた。道中。
(あの子のオーラはなんだか不思議な物を感じたな~)
(そうじゃのう~言葉には表しにくいが何やら惹きつけられるものを感じるの~)
(お前もか?・・・なら俺と同じ?)
(いや、それは無いじゃろうな。それならワシに気付いとるはずじゃしの~)
(そういやそうか・・・なら一体何だろうな?)
((・・・う~ん))
と絶叫していた子の事が気になり、その子のことをこいつと一緒に考えていた。
「・・・直接会ってみたいな」
(そうじゃな・・・)
一人(二人)は呟くのだった。
後悔は有りません。
そして自信もありません。
誤字脱字があったら報告願います。