ラブライブ~霊感少年は何を見る~   作:無名´

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とりあえず完結はさせたい。


第三話 縁

「セーフ~遅刻せずに済んだ~」

(寄り道何かするからじゃぞ;)

 あれから学校に着いたのだが、腹が減って仕方なかったので途中コンビニに寄ったため遅刻ギリギリになってしまった。ちなみにまだ食ってはいない。

 自転車を置いて、教室に向かう。

 教室に入ると軽い挨拶をクラスメイトと交えて席に着く、とそこに

「おい~っす、誠一」

「おっす翔」

 こいつは加藤翔平。俺の悪友で、中学生からの付き合いである。そして、家族以外で俺の力について知っている数少ない人物の一人である。

「今日は遅刻ギリギリだな?」

「あぁ、ちょっとな」

「・・・あれか?」

「いや、ちょっと寄り道しただけだ」

 俺はそう言いながら手に持っていたコンビニの袋を上げて見せた。

「なんだつまんね」

 悪かったな。時間を見ると授業までの時間が残り少ないので袋の中の御握りとパンをほうばり水で流し込む。

「(ゴクゴクゴク!)」

「相変わらず良い食いっぷりだな~」

「そうか?」

「そうだよ。それよりゴミ捨てて来い授業始まっぞ」

「お前は母ちゃんかよ;」

 

放課後

「国語と社会の授業・・・お前は決まって寝るな」

「だってもっと詳しい奴が居るからな」

「せこい!」

「力の有効利用と言ってくれ」

(いや、せこいじゃろう;まぁ~教えんことはないが~)

現在この悪友と一緒に下校中である。こいつもチャリ通で帰り道もほぼ一緒である・・・ちなみにリョウの声は聞こえてはいない

「ちくしょう~たまにその力が無性に欲しいって思うわ!」

「そんな良い事ばっかじゃないぞ?」

「マジレスすんなし!そんなん分かっとるわ!そんなことより!」

「そんなことかよ;」

「良いから聞けって!神田明神に新しい巫女さんが来たらしいんだ、しかも可愛いって話だ!」

「いや、最後の方の情報いらねえだろう;てかそれがどうしたんだよ」

「見に行こうぜ!」

「・・・は?」

「でな?運が良ければその巫女さんと友達ぐらいにはなれんじゃないか?」

「いやいやいや、何言ってんのお前?」

「まぁまぁとりあえず行ってみようぜ!、ひょっとしたら良い出会いになるかもしれないし」

「いや、だから何言ってんだよ!それに行かねえし!」

「あぁ~もう!しょうがねえな~俺のコレクション少しやるからよ、行こうぜ!」

 こいつ話聞く気ねえな?右から左へ受け流してやがる・・・なら・・・

「・・・・」

「な・・・なんだ?」

「お前・・・一人で行く勇気がないんなら最初からそう言え」

「・・・あははははぁ~・・・やっぱり見破られたか」

「たく、回りくどい言い方せずにはっきり言えよな」

「すまん!・・・で?」

「はぁ~行くよ、全く;」

「サンキュー!」

 相変わらず調子いい奴だな、こいつ。そして俺達は神田明神へ行く事になった。そういえばあそこは音乃木坂の近くだったような?

 そして到着。

「やっぱ・・・長いな;」

「そだな」

(そじゃの)

 今、翔・おれ・リョウの前にあるのは長い階段、通称男坂である。やっぱり帰r(ガシッ!)・・・翔が腕を掴みやがった、こいつ変に勘が鋭いとこあるんだよな~仕方なく登る。

「やっぱりだるい」

(鍛えが足りんかのう?)

「そういう問題じゃねえ;精神的な問題だ」

「やっぱはたから見たら独り言言ってる痛い奴だな、お前」

 やかましいわ!・・・自覚はしてけど。

「ふぅ~しんどかった~・・・誰も居ないな?」

「マジかよ~せっかく来たのに・・・」

「せっかくならお参りでもするか?」

「えぇ~」

「おいおい;神社にただナンパしにきましたって、よく考えなくても罰当たりだろ?」

「う~確かに。てかお前がバチや呪いとか言うとちょっと怖いんだよな~」

 いや冗談だから安心しろって。しかしこういう神社やお寺は、今でいうところのパワースポット的なところにあるのが多い。そしてここの力のレベルは上の中と言ったところだろうか?

「いくら入れるんだ?」

「ん?ん~・・・十円と五円かな?語呂で十分なご縁ってね?」

「いいかもな、じゃあ俺は二十円と五円にすっか、二十分のご縁!」

「お前必死すぎだろう;」

 俺達は賽銭を投げ鈴を鳴らして二礼二拍手。

(特に願うことも無いけど・・・・担ぎ通り何か良いご縁でもあれば・・・)

 そして一礼。隣を見ると翔は口に出しながら「女子女子女子女子」と念仏のように唱えていた・・・怖いわ;神様から「もうわかったから~!」とか聞こえてきそうだわ;

 翔に呆れていたら、人の気配を感じたので振り向いてみると一人の巫女さんが箒を持ったままこちらを見ていた。

 するとその巫女さんはゆっくりとこっちに近づいて来る・・・ひょっとしてこの人がこいつの言っていた巫女さんだろうか?確かに綺麗な人だ、それに・・・なんだか包み込まれるような心地よいオーラを感じる。

「あぁ~え~と・・・こんにちは?」

「こんにちは、ふふふ何で疑問系なん?」

「え?いや・・・・・・」

(何照れとるんじゃ、女子に免疫なさすぎじゃろう;)

(うるせえ!だまってろ!)

「あ!?こんちは~!」

 さっきまで念仏の様に「女子」を唱えていたが、巫女さんに気付いたのか飛んで来た・・・今回ばかりはこいつが居てくれて助かったと思う;

「いや~噂通りっすね~」

「噂?」

「えぇ!綺麗な巫女さんがいるって聞いて来たんですよ~俺たち!」

「いやいや;」

 気持ち程度だが軽く否定はしておく。

「そんな噂があるん?なんか恥ずかしいわ~」

「そんな恥ずかしがる事ないですよ!なぁ~誠一!」

「え?・・・確かに・・・綺麗・・・です」

「おいおい;歯切れ悪いぞ?」

「フフフ♪ありがとう。君たちうちにそんなに興味あるん?」

「そりゃ興味ありありですよ!なっ!」

「・・・俺は別に」

「あれ?そうなん?・・・でも、うちは君に興味あるな~♪」

「「(・・・・え?)」」|




これで良いのかな?変な所ないかな?
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