鎮守府Aの物語 - 短編集   作:lumis

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■概要
 鎮守府でC部隊・N部隊合同のクリスマスパーティーを開催することになった。前日に、その日とクリスマスパーティー当日までリアルの仕事でどうしても外せないスケジュールになってしまったという。鎮守府Aの嫁艦(娘)たちは、当日のクリスマスパーティーの準備をしつつも、提督が参加できないながらもパーティーを成功に導くために奮闘する。

■まえがき
 艦これ・戦艦少女Rの艦たちが登場する短編二次小説です。両方の艦(娘)が同じ鎮守府にいるということで統一的に扱っています。本編で説明していますが、同名艦の場合、艦これのほうをC~、戦艦少女RのほうをN~としています。
 日本語以外の言語での発言は (英)「」 などとして表現しています。



鎮守府Aのクリスマス
設立から3年経過の鎮守府


 検見川浜にある鎮守府A(千葉第二鎮守府=深海棲艦対策局千葉第二支局)。設立から3年も経つと初期に在籍していた艦娘達も頼もしい戦士になっていた。彼女らの活躍により評判が上々の同鎮守府には次世代型の艤装の試験配備および外国艦船ベースの艤装の配備が許可され、艦娘の着任が増えた結果すっかり大所帯になっていた。

 

 人数が増え始めた当初、同名鑑の着任者も増えたことで担当者を呼ぶ際に紛らわしい局面が出始めた。今後を懸念した提督のアイデアで現行型の艤装装着者(艦娘)と次世代型の艤装装着者(艦娘)を部署を設けて配属させるという組織変更することになり、今日に至っている。つまり現行型艤装の艦娘達(初期艦である五月雨始めとする)はC部署(Current)になり、次世代型艤装の艦娘はN部署(Next Generation)の配属という具合である。

 同名艦がいる担当者はC何某・N何某と称されるようになった。同名艦のいない艦娘はそのままだ。なお、その手の呼び方や影響など気にしない者達はその場の流れで同名艦の艦娘を呼ぶ。

 おおよそ大きな問題なぞ起きておらず、実のところ提督の心配は意外と無用だった。

 

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 鎮守府Aの初期鑑であり、ながらく秘書艦を務める五月雨は着任当初は中学2年生だったが、C部署・N部署すべてをまとめる総秘書艦となった現在は高校2年生の少女に成長していた。彼女と同級生だったC時雨達は五月雨と同じ高校に進学していたため、現在でも鎮守府Aに在籍している。

 一方でN部署の最初の秘書艦はN白雪だ。五月雨の時の例通りならば、初期艦であるN吹雪が秘書艦になるはずだったが、秘書艦はN吹雪の同型艦かつリアルでも妹のN白雪に任命されることとなった。

(その理由はN吹雪は提督との最初の印象が最悪だったためなのだが、それは別の物語)

 

 その後N部署にはC部署の人数に相当する艦娘達が配属されることになった。N部署に配属になった艦娘の顔ぶれたるや日本人だけではない。海外からの留学生や、外国の艤装装着者の関連団体からの派遣や普通に日本国内に移住して志願した外国人も艦娘となり所属している。

 

 N部署ができて1年程経ち、配属になった艦娘達はすっかり今の生活に馴染んでいた。それは日本人だけでなく海外艦船担当の外国人たちも同様である。彼女らの中には家族引き連れて検見川浜のある美浜区に移住する者もおり、そんな一家が友人を誘って移住したりと、同町を絶妙に国際色豊かにしてしまうほどだ。

 様々な人間が鎮守府を、町を生活の一舞台として過ごし地域に溶け込んでいく。周辺地域のイベント事に顔を出す艦娘の中に、海外出身の者が増えたことに市民も見慣れてきていた。

 

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