神田明神に願ったら   作:三枝

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だいたい、こんな感じの内容で書いていきたいと思ってます。



予告「野口英世の力は偉大」

少し肌寒い夜

 

誰も居ない神田明神

 

賽銭箱

 

出血大サービスで野口英世を献上

 

二礼二拍手一礼

 

願いはたったの一つだけ

 

ーー彼女の笑顔が見たいです。

 

「・・・馬鹿らしい」

 

 

 

彼女は所謂、クォーター。美女で、金髪にナイスボディーの持ち主だから、入学当時から目立ち、噂の種になるのは必然的で、大学の有名人になるのには時間はかからなかった。

 

「よぉ、相変わらず賢い可愛い顔してんな」

 

俺は所謂、何処にでもいる人。普通で、黒髪に平均的身体の持ち主だから、何をしても目立たず、イメチェンする勇気もないから、大学デビューを諦めるのには時間はかからなかった。

 

「貴方こそ。相変わらずの間抜け顔ね」

 

お決まりの挨拶で、今日も一日が始まろうとしていた。

 

 

 

どうやら彼女は、悔やんでいるらしい。

彼女とは高校時からの付き合いである子から、似非関西弁でコッソリと教えてもらった。

 

「つか、廃校阻止とか只の学生じゃどーしようも出来ないし。過ぎたもんはどうしようもないだろ」

 

しまった、と思った。

意地っ張りの彼女のことだから、きっとつり目で反論してくるに違いない。

違いなかった、でも。

「そうね。いつまでも引きずっててもしょうがないわ。でも、私は私の手で廃校を阻止したかった。こんなことなら素直にあの子達の手を掴むべきだったわね」

 

みとれてしまった。

語る彼女の表情は泣きそうな笑顔で、俺にはそれが、とても綺麗に見えた。

 

そして、ふと気が付いた。

俺は果たして、彼女が楽しそうに笑っている姿を出会ってから見た事があっただろうか。

いや、きっと無い。

苦笑やよそ行きの笑いはあっても、彼女が楽しそうに笑っているのは見たことが無かった。

 

彼女は、どんな風に笑うのだろう

 

 

 

目覚ましが鳴る

起きる

伸びる

欠伸をする

徐々に意識が鮮明になってきた

 

「いつまで寝てるつもり?学校に遅刻するわよ!」

 

違和感を感じた

 

「・・・母さんの声?」

 

周りを確認する

使い慣れた学習机

漫画本だらけの本棚

壁に掛けてある、真っ黒な上下衣装は

 

「高校の、制服だ」

 

枕元に置いてある携帯電話を機動させ

待ち受け画面の西暦を確認する

 

思わず呟いた。

 

「はらしょー」

 

意外にも、俺は冷静だったのかも知れない。

 

 

 

神田明神に願った翌日

 

「あぁ、成る程」

 

目が覚めたら

 

「つまり、これが願った結果で」

 

時が戻っていた

 

「自分の手で、絢瀬絵里を笑顔にさせろってことかよ」

 

福沢諭吉を献上してたら、なんて考えないことにする

 

 

この物語は

 

「誰か助けてぇー!」

「ちょっと待ってぇ?!」

 

「つまり、ストーカーってことだにゃ!」

「ちがっ・・・いや、強ち間違ってはない、のか?」

 

「なにそれ、イミワカンナイ」

「大丈夫だ。俺も分からないから!」

 

『If』から始まる物語

 

「えぇー、にこにーのファンだなんて困っちゃうぅ!」

「え、矢澤にこにーさん?」

「違うわよ!」

 

「ここなら絶対に、お前に会えると思ったぜ。東條!」

「君がうちらの救世主君?」

 

音ノ木坂学院は廃校になり

 

「お願い、できますか?」

「任せろ!君の為なら何でも出来る!」

 

「分かりました。通報します」

「勘弁して下さい!」

 

ミューズは誕生しなかった

そんな『if』

 

「私と貴方は初対面でしょ」

「あぁ、でも俺はよく知ってるよ。お前がとんでもない頑固者だってことをな!」

 

 

 

少年は奔走する

 

 

彼女の為に

 

何より

 

 

「頼む、君らの力が必要なんだよ!」

 

「うん!ファイトだよ!」

 

自分自信の願いの為に

果たして少年は

 

 

9人の女神を揃えられるのか

 

 

 

『神田明神に願ったら』

 

 

 

彼女の笑顔が見れますか?

 

 

 

「鯉?」

「うん、そんなボケはいらないから」

 

 

 

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第1話 「大学生の彼女と俺は」

 




始めての執筆です。
ワクワクして下さったら光栄です。
ありがとうございました。


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