学校が始まったのと東方ばっか書いてて進みが亀でした。
「変えられないのか?」
「無理ね」
現実逃避したい。
「というかまだ後二つは残ってるのよ?
その度に貴方の黒歴史が現れるんだから豆腐メンタルじゃ困るわ
「ちょっと待て。
ただでさえ昔の傷抉るようなダメージなのにまだ増えるのか……?」
「増えるわねー。確実に」
「もうやだ誰かチェンジして」
というか使うと病院送りになるブラッドアーツとか俺への嫌がらせにもほどがある。
「そういえばこのブラッドアーツの正式名称は他にあるって言ってたな。結局何なんだ?」
「ん? あぁ、アレね。
正式名称は**の太刀・*よ。ってプロテクト貴様⁉︎」
あー。またか。
話してる途中にプロテクトかかってノイズになる部分が出た。
「はぁ。正式名称はまたの機会に、ね」
「分かった。惜しいとこ突いてたんなら本質もあと少しか」
「そうよ。
ま、それは知らない方が良いかもしれないことだけどね」
「え? それってどういう……ってうわ⁉︎ 身体がまた消えて……!」
どうやらタイムリミットらしい。
前回と同じく意思に反して身体が透き通っていく。
「またね。
次はプロテクトがかからないように上手い言い方考えとくから」
「え、ちょっと待って。今回の会話は俺へのダメージしかないよ?
情報をもっとプリィィィズ‼︎」
消えました。無理でした。
今回得られた情報は精神的に痛い装備が増えることと物理的に痛い副作用だけでした。
泣きたい。
「知ってる天井だ」
医務室です。これで何回目だろうか。
見慣れた天井だぜ。
「ん? ……あ」
カナが俺の腹を枕に突っ伏して寝ていた。
話があったのか、それともただ様子を見に来たのか。
なんにせよ怪我人の上で寝るとは大した度胸だ。
「おらー、起きろやー。人の上で寝てんじゃねー」
「ん、うぅ。あれ? きぃくん、起きたの?」
眠そうな目をこすりながらカナが起きる。
「……………きぃ君⁉︎ 起きたの⁉︎」
「同じことを二回言わんでも分かるわ!
そうだよ、起きたよ! 今さっき!」
「きぃぃぃぃぃくぅぅぅぅぅん‼︎」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い、絞まってるからぁぁぁぁ⁉︎」
抱き締めんな痛ぇだろ。
俺はカナを剥がすと状況確認を始めた。
「で? 俺はどのくらい眠ってたんだ?」
「1時間半」
「貴様!」
そりゃ痛いわけだよ!
1時間半じゃ流石にゴッドイーターの回復力でも無理があるわ!
「…………まぁ、積もる話はあるけど。取り敢えず、久しぶりカナ」
「うんっ! 久しぶり、きぃ君」
金色の髪を揺らし、少女は少年に満面の笑みを見せた。
アルカナと天霊斬騎は幼なじみだった。
カナは家庭の事情で極東からアメリカへと戻り、それ以降音信不通となっていた。
だから俺がカナについて知ってるのは子供の頃のことだけだ。
『ねぇ、きぃくん?』
『きぃ君って……。俺の名前はざんきだってば』
『だからざんきの〝き〟を取ってきぃくん! どう?』ドヤァ
『はい、はい。分かったよ。きぃくんでいーよ』
『やったぁ♪ じゃあ私のことは**カナだから最後の二文字をとってカナね』
『分かった、分かったよ。カナ』
『えへへー☆』
多分、これが一番昔の記憶だと思う。
ノイズがかった記憶の中で満面の笑みを浮かべる彼女は、長い
次回、二十七話 師匠降臨