家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!” 作:紅葉
骸が登場したと同時に体育館から声が上がる
「だ…誰だ…?」
と笹川了平は会ったことがないので誰お前みたいな顔で言う
「んー?」
「娘が…」
「レヴィ、失礼ですが娘って言い方気持ち悪いので
そのまま黙っててもえらませんか?」
「………」
上からベル、レヴィ、由美、XANXUSが言う
「六道骸…!!間違いない」
「骸……無事だったんだ…」
と上から獄寺、ツナが言う
「お久しぶりです。舞い戻ってきましたよ……………
輪廻の果てより」
骸が決め台詞をドヤ顔で言ったと同時に芽生が口を開く
「…ドヤ顔決めるなよ。
今僕カッコイイこと言ったんじゃね?感あふれすぎだぞ」
「………僕の決め台詞を何だと思ってるんですか?
あなたは相変わらずですね、芽生……と今はノコ…でしたか」
骸は芽生とノコの方を見て言う
「…キュ―――(…骸、久しぶり」
「あなたはそのままの姿のままの様ですね…」
と骸とノコは会話を始める
どうやらノコの声は骸にも聞こえているらしい
「骸の奴…何ノコの方見て一方的に話してるんだ?」
「ははは!骸にもお茶目な所あるんだな!」
「た…武君、笑う所じゃないと思うよ?」
上から獄寺、山本、高橋が言う
どうやらノコの声が聞こえるのは今の所
芽生、雲雀、クローム、シモンの皆、ツナ、リボーン、骸、犬、千種だけと
考えられる
来ている人でノコの声が聞こえる人は二人の会話を聞いているのだから
「キュ――――!(戦い頑張ってね!」
「クフフフ…当たり前です。
僕を誰だと思っているのですか?」
変態だとオレは思っていると芽生は思ったとかないとか
「奴が霧の守護者の正体なのかコラ」
とコロネロが聞くとリボーンは二ッと笑った
「……………ウム
六道骸…どこかで聞いた名だと思ったが思い出したよ」
とマーモンは体育館の床から浮いて出て、思い出したように言う
そして言葉を続ける
「たしか一月前だ
復讐者の牢獄で脱走を試みた者がいた
そいつの名が六道骸」
「なあ!!」
「あの鉄壁と言われる復讐者の牢獄を……」
「ま…っまた脱走したの―――――!?」
上から獄寺、レヴィ、ツナが驚きの声をあげる
しかしマーモンは彼らの思惑とは裏腹に次の言葉を告げた
「だが脱走は失敗に終わったはず
更に脱出の困難な光も音も届かない最下層の牢獄に
ぶちこまれたと聞いたよ」
そしてリボーンは表情が少しきつくなり、ツナは驚き、千種は無言だった
芽生とカイもリボーンと同じく顔の表情が少しきつくなり、ノコは少し悲しんだ
しかし、骸はそれがなんだと言う感じで話す
「クフフフ、ボンゴレが誇る特殊暗殺部隊ヴァリアーの情報網も
たかが知れてますね。」
「ム」
マーモンは少し不機嫌な声を出した
骸は気にせず話を進める
「現に僕はここに在る」
「面倒くさい奴だなぁ
いいよ、はっきりさせよう
君は女についた幻覚だろ」
するとマーモンの顔から吹雪が起こる
そして骸を中心に凍り始める
「うわぁ!!」
「吹雪です!」
「寒い!凍えて死んでしまうぞ!」
ツナ、バジル、笹川了平が幻覚にかかったようで言う
「馬鹿か、目にあるもの全てを信じるな」
と芽生は義眼である左目を閉じて言う
「し…信じるなって言われても……」
とツナが返す
「芽生の言う通りだぞ
幻覚は五感を司る脳を支配するんだ
目に見えているものが普段から本物と信じたらだめだぞ
やっぱりダメツナはダメツナだな」
とリボーンはツナを馬鹿にして言う
「う…!
正論を言われた……!」
そして骸は完全に凍ってしまった
ツナ側の人間は骸が幻覚だと疑い始める
そしてマーモンは顔をハンマーにして言う
「さて化けの皮をはがそうか
もっとも砕け散るのはさっきの女の体だろうけどね」
「ああっ」
「やべぇ!」
とツナと山本は焦る
しかし骸は右目を”一”にしてマーモンを
そして骸は不適に笑って言う
「クフフフ
誰が幻覚ですか?」
骸は凍った自分の体を溶かす
「ムグ!!
何て……力だ…!
く……苦しい…」
マーモンは本当に苦しいのか
ヴァリアーもツナ側もそんなマーモンを見てか骸の力を凄いと感じたみたいだ
そしてクロームと骸がどうなっているかこんがらがっている様子
「さぁ……・どうします?
アルコバレーノ。のろのろしいるとグサリ……ですよ」
そんな骸の挑発的な言葉にマーモンは引っかかる
「ムゥ!!図に乗るな!!」
マーモンは骸の出した蓮の花を破いて自分の数を多くする
「
骸はそう言うと右目を”四”にする
そしてマーモンを三叉槍で攻撃する
「あの目の炎は!!
格闘能力の修羅道だ!!」
ツナは知っているのか声をあげて言う
マーモンは認めないと言う気迫で言う
「ムムゥ!!
格闘のできる術士なんて邪道だぞ!!
輪廻だって僕は認めるものか!!」
「ほう」
「人間は何度も同じ人生を無限にくり返すのさ
だから僕は金を集めるんだ!!
金をね!!」
…金押し半端ないな…と芽生は思った
その瞬間体育館はぐるっと丸くなった
床はぐにゃぐにゃだ
「わあっ」
「うおっ床が!」
「きゃあ!」
ツナ、山本、高橋はなんとか体制を整える
そしてコロネロとリボーンはコロネロの相棒である
ファルコに捕まって飛んでいた
芽生とカイは一歩も動かずに観戦している
骸は口を開く
「クハハハ!
強欲のアルコバレーノですか
面白い……だが欲なら僕も負けません」
骸は三叉槍を構える
すると体育館の床から火柱が多数出てくる
マーモンは驚きの声をあげる
「す…すんげっ」
「夢でも見ているのか…
う…うぷ」
「レヴィ、情けませんね。
幻覚で酔うとは…まぁ、確かに幻覚汚染が始まっているのですから
無理はありませんか………」
上からベル、レヴィ、由美が言う
「しししっ、由美よゆーじゃん!」
「当たり前ですわ、一応これでも術士なのですから…」
とベルの答えに対して由美は少し笑った
「ぐむ…ふらつく…」
「…吐き気がするぜ…」
笹川了平、獄寺が気分を悪そうに言う
「ヴァリアーの女の言う通り幻覚汚染がはじまっているぜコラ」
「ああ 脳に直接作用する幻覚をこれだけ
たてつづけにくらってんだからな」
「吐き気はねーけど…えぐいな」
「まあ、しょーがねぇよ」
と上から芽生とカイが言う
ちなみにノコは芽生の収納ケースの中だ
マーモンは焦り始める
そして火柱を全て凍らせる
マーモンは自分を多数生みだし、骸に攻撃をする
それを防ぐ骸の隙を見て骸の目の前に行き、マーモンは自分のフードを
広げて骸を包む、いや食べる…と言った方が正しいのかもしれない
そしてファンタズマを輪っか状にして内側に針をつけてグチャっと
嫌な音を立てる
「ああ!!」
「お…おい!!」
「う…嘘!!」
「骸さん!」
「……!!」
今度はまずいと思ったのかツナ、山本、高橋、犬、千種は焦る
しかしマーモンが声をあげる
「……!!バカな!!」
骸を包んだマーモンを骸は蓮の花で破いた
骸の右目は”六”だ
そして言った
「堕ちろそして巡れ」