家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!”   作:紅葉

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はーい、今回は前回の言う通り紗瑛と由美の過去です。
お前らの過去なんて知るかって方は一番下まで飛ばしまくって
ください。

私がこんなことを言いたかったとまとまたものを
後書きにて伝えますので!

それでは逝ってらっしゃーい!
あ、長いよw




紗瑛と由美

 

SIDE紗瑛

 

 

 

朝倉さん…話聞いてくれるんだ良かった……。

あとVARIAの皆とツナ君側の人間すべてと、チェルベッロも残ってる…。

 

そんなに大したことでもないのになぁ…。

 

 

 

「えーと…。

 まずあたしと由美が会ったのはここ並盛に来る前だったの…

 

 だから小学校高学年の時になるのかな…」

 

本当は中学に入ってからなんだけど…。

それだとツナ君たちは話ごちゃごちゃになっちゃうから、朝倉さんにだけ

あとで言おう…。

 

 

「ちなみに私がVARIAからの任務で

 2年前日本で過ごしてた2年間の時ですわ」

 

と由美は付け足す

 

 

「あー あの時かよ…」

 

とベルは心当たりがあるみたいで言う

 

 

「む…確かに2年間日本で過ごしていたな…」

 

とレヴィも言う

 

 

「まぁ…私も未熟でしたわ。

 任務の時小学校に通っていた方が色々と都合がいいので

 通っていたのですが………

 

 まさか一緒に過ごすうちに情が移るとは………」

 

と由美は本音のようで少し溜息をついて、顔を曇らせる

 

 

「…と話がそれてしまったわね。

 続けてちょうだい、紗瑛」

 

と由美は高橋に言う

 

 

「分かってるよ…

 そしてね、由美もさっき話したんだけど

 小学校5年の時に由美があたしのクラスに転入してきたの。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――高橋2年前 

(ツナたちには小学校5年の時と話してるが、ホントは高橋らが中学1年の時)

※一応高橋らが中学1年目線で始まりますが、その辺は気にしないでください。

 

 

SIDE紗瑛

 

 

「えー、今日からこのクラスの一員となる

 寺永由美だ。 皆仲良くしろよー」

 

と担任である鈴木健介が言った

年齢は40代半ば俗に言うアラフォー。

もちろん独身で眼鏡をかけて細見、髪の毛はすでにバーコード。

 

数学の教師。

 

 

と、まぁどーでもいい担任の話は置いといて

鈴木健介が言ったあと横にいた女の子―――――寺永さん

 

あたしにとって彼女の第一印象は一匹狼で気が強そうな不良な女の子…に寺永さんは

インプットされた

…あ、あたしにとっては無縁なタイプの女の子かも。

 

 

あたしたちの中学校は黒が生地のセーラー服。

彼女は目つきが鋭く、髪の毛は染めてるのかは知らないけどオレンジ髪

前髪はパッツンでショートカット。

顔はブスでもなく可愛いでもない、でも普通より少し上の可愛い部類には入ると思う。

 

 

…てあたしが言えたことじゃないけど。

 

制服のスカートは短く、黒い二―ハイソックスを履いて

セーラー服の上にパーカーを着てパーカーのポケットに手を突っ込んでいる。

 

 

あたしとは真逆の女の子…あたしは勝手にそう思った。

あたしのスカート丈は膝よりぎりぎり上で髪の毛は腰辺りで耳の下近くに

二つに束ねてるし…。

 

髪の毛は生まれつきなぜかピンク…。

そしてこれもまた生まれつきくせ毛というか、ウェーブがかかってる…。

 

そんな見た目だから周りはあたしのことを嫌ってるし

無視するし時にはいじめられたりする。

鈴木健介はそれを知ってるけど、止めない

 

だからあたしは鈴木健介含めこのクラスは大嫌いだ。

 

 

寺永さん…あたしとは正反対の女の子っぽいなぁ。

 

と、あたしがそう思ってると寺永さんは鈴木健介に指示された席に

パーカーに手を突っ込んだままずかずかと席に向かって歩を進めイスにドカッと座った

 

………って、あたしの横ぉ!?

 

「あ、ええと……て…寺永さんよろしくね。」

 

とぎこちない挨拶をしてみた。

ベタだけど……何もないよりはマシかと思ったし。

 

 

「…別に由美でいいから」

 

と寺永さんは頬杖をしてあたしに言った

 

 

「あー、そうそう寺永。

 お前のその横の女 学級委員の高橋紗瑛だ

 

 分からないことがあったらとりえず、高橋に聞けや」

 

と鈴木健介は言う

 

 

 

…別に好きに学級委員になったんじゃないのにな………

つーかお前があたしに押し付けたんじゃない!

 

とか思ってると視線を感じた

寺永さん…じゃなくて由美ちゃんがあたしをジーと見ていた

 

一応あたしはぺこりと頭を下げる

 

 

すると由美ちゃんは視線を切って黒板を見てた。

…ま、いいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――放課後のチャイムが鳴った時

あたしの席の周りには7人の女子があたしを睨んで話しかけてきた

 

もちろん、一緒に帰ろーとかいうそんな花のある感じじゃない。

今からお前をいじめてやる…そんな目だった

 

 

そしてあたしの推測通り、あたしは7人の女子に連れられて

屋上に来させられた

 

そして7人のリーダー…金子があたしに話しかける

 

「あはははは! アンタさ今日寺永さんが引っ越してきて

 友達作るチャンスできたとか思ったのか知らないけど

 ご丁寧にあいさつしてさ!

 

 バッカじゃないの!?

 誰もお前なんかを友達にしねーっつーの!

 

 学級委員のお仕事ご苦労様でーす!」

 

と馬鹿笑いしながらあたしをどつく

 

 

「きゃっ………!」

 

とあたしはバランスを崩してその場に座り込んでしまう

そして金子はあたしの鞄を勝手に見て今日返されたテストを見てニヤッと笑った

 

 

 

「相変わらずひどい点数ね!

 数学34点……ぷっ!

 

 アンタ方程式もわかんないの!?

 比例と反比例のグラフ間違いまくってるじゃん!」

 

 

と金子がまたまた馬鹿笑いすると周りの6人もくすくすと笑う

…しょせん一人じゃ行動できない奴がよってたかってバカみたい。

 

今度は金子じゃない女の子、桐嶋があたしに寄って言う

 

「高橋ィ、あんたさぁー 可愛いからって調子に乗んないでくれるぅ?

 髪の毛がピンクの上ウェーブかかってるとか男子受けよすぎなのよー

 

 あたしぃが狙ってた同じクラスのぉ、松本君さー

 めっちゃイケメンで優しいし…あたしぃにぴったりな男が

 アンタのこと好きっぽいのよねぇ…

 

 うざい!ホントうざいッ!!!」

 

 

桐嶋は言い終わるとあたしの髪の毛を掴む

 

 

「や…やめて!

 いたい、痛い!」

 

とあたしの抵抗は空しく、桐嶋がまたあたしに文句を言う

 

 

「何が痛いよ? 当たり前じゃん、そうやってるんだから!

 あー、いいこと思いついた―!」

 

と桐嶋はニヤッと笑ってポケットからハサミを取り出す

すると金子と後の6人があたしを逃げられないように抑えだす

 

 

「な…何するの…?」

 

とあたしは顔を青ざめて震えて言った

 

 

「何するってぇ…

 アンタの髪の毛をおかっぱちゃんにしてあげようと思ってさぁ?」

 

桐嶋はにこにこと笑ってあたしに近づいてくる

周りの6人があたしを押さえつける強さが強くなる

 

 

 

「安心してよ?

 綺麗なおかっぱちゃんにしてあげるからさぁ!」

 

金子もくすくすと笑って桐嶋にアイコンタクトを送る

 

 

い…嫌だ!

あたしの願掛けなのに…!

 

あたしの願掛け……小学生からずっとやってる…

"一人でも友達ができますように"………

願掛け…しても…結局同じ、なのかなぁ?

 

欲しかった。

友達なんて作るものじゃない、いつの間にかいる人のことってよく言うけど

 

いない。

いつまでたっても、何年たっても、側にそういう人はいない。

近づこうとした人はいた。

 

でも必ずと言っていいほど、金子、桐嶋らが邪魔をする。

 

 

そしてあたしは一人。

両親だっていない。

 

3歳の頃交通事故でいなくなってしまった。

それから親戚のおばさんの家に引き取られ10年。

 

おばさんだって仕事でいつもいない。

でも優しい人。

だからおばさんがつらい顔をするのは見たくない。

 

 

だから…一人でも頑張ろうって………そう思って

お金もない引っ込み思案なあたしが目をつけたのは願掛け。

 

それも…全部全部全部!

こいつらに奪われてしまうんだ………。

 

視界がかすんで見えなくなる

頬に伝わる涙、あたしは体中から怒りと悔しさの震えを出していた

 

でも…あたしなんか運動もできないし喧嘩もしたことないし

力もないからこいつらを振り払って逃げることはできない………

 

「泣いてんじゃないわよ、このブスがあああああああああああ!!!」

 

と桐嶋はあたしの髪の毛に手を伸ばし強く引っ張る

…もう、もうヤダ…………

ほんとにこいつら………嫌だ

 

髪の毛を切られると覚悟したその瞬間、ハサミの音ではなく

女の子が出す短い悲鳴とあたしの近くに来た足音が聞こえた

 

 

恐る恐る涙があふれてる目を開けてみると、あたしの目の前には

今日転入してきた由美ちゃんの姿があった。

 

 

 

 

「え…ゆ、由美ちゃん!?」

 

あたしは驚いて声をあげた

あたしを押さえてた6人と桐嶋は地面にうずくまっている

 

 

髪の毛は…切られていない!

 

 

「よ…良かったぁ…

 ありがとう、由美ちゃん!」

 

あたしは笑顔でお礼を言った

 

 

「別にいいけど…

 あたしは大勢でよってたかって一人をいじめてるのが

 腹が立っただけだし」

 

と由美ちゃんは腕を組んで金子らを睨む

 

 

「あんたああああああああああ!

 寺永だったわね!?

 

 明日から覚えてらっしゃい!

 今度はお前と高橋をいじめてやるぅううう!」

 

 

と金子はお腹を押さえながら大声を出す

 

 

それに対して由美ちゃんは冷静に

 

 

「…やってみな。

 けど…十倍返しにしてやるから。

 

 行くよ、高橋」

 

と由美ちゃんはあたしの腕を掴んで屋上を去って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDE由美

 

 

「えー、今日からこのクラスの一員となる

 寺永由美だ。 皆仲良くしろよー」

 

とこのクラスの担任――――鈴木健介…だったけ?

があたしを紹介する

 

 

鈴木健介…数学の教師で年齢はおそらくアラフォー。

髪の毛はバーコードで職員室で会った時思わず吹きかけた。

 

絶対といっていいほど独身臭がして眼鏡をかけたガリガリ野郎

 

 

コイツと一緒にあまりいたくない…とあたしは思う

 

 

 

なんとなく、クラスのメンバーを見てみる

あたしの外見を見て気に食わないのか睨んでくる7人。

 

まぁ、髪の毛は生まれつきオレンジ髪だしスカートは短いし制服である

セーラー服の上にパーカーまで着て手をポケットに突っ込んでいるから当たり前か。

 

あと、イケメンが3人ってとこか。

1人は耳にピアスを開けて髪の毛は金髪と黒のまざったチャラ男。

 

もう1人はいかにもスポーツ大好きだぜっ!雰囲気をだしている短髪の爽やかな男。

 

そして、最後の1人は真面目そうだけど優しそうな男…だけどコイツは

好きな人が分かるの丸見えだな。

 

席が空いている…おそらくあたしの席の横の女の子をたまに見ている

その女の子は、髪の毛はピンクでウェーブがかかっており、耳の下に二つに束ねているが

それだけでも背中あたり。

おろしたらおそろく、腰まであるだろう。

 

顔は可愛い。目は大きくくりくりしているから、女の子って感じがいかにもする。

まぁ、真面目そうな男とこの女の子がもしくっつけば、美男美女でお似合いのカップルだろう

 

 

「寺永、お前の席は空いてる席が一つあるだろう?

 そこだ」

 

と担任のえーと…なんちゃら健介はあたしに向かって言った

あたしはその席に向かってずかずかと歩いて、席に座った

 

…横の席はその可愛い女の子。

あたしを見ながらおろおろして、話しかける

 

 

「あ、ええと……て…寺永さんよろしくね。」

 

まさにイメージ通りの女だ。

あたしとはまるで正反対の女の子、今ハッキリと分かった

 

あたしは、よろしくねと言うのはちょっと恥ずかしかった。

おい、誰だ『うわーwツンデレかよーw』とか思った奴

 

だからそっけない態度で返す

 

「…別に由美でいいから」

 

と頬杖をして言った

するとえーと…なんちゃらかんたら介はあたしに向かって後付けみたいに言う

 

 

「あー、そうそう寺永。

 お前のその横の女 学級委員の高橋紗瑛だ

 

 分からないことがあったらとりえず、高橋に聞けや」

 

 

お前はどーするんだよ?

と思った

 

あたしは高橋をちらりと見る

コイツに全部丸投げってわけか。

現にあたしを睨んできた7人はくすくすと笑っている

 

と思ってると高橋はあたしの視線を感じたのかぺこりと頭を下げる

…いや、別にそういうつもりじゃねーし。

 

由美は自分から視線を切って黒板の方をボーッと見た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――放課後のチャイムが鳴った。

やっと帰れる…とため息をついた時だった。

 

あたしを睨んできた奴ら…リーダーの名前は金子といったか。

そいつら7人が学級委員である、高橋を笑いながら屋上に誘導して行ってるのが

見えた

 

…絶対一緒に帰ろうとか屋上で仲良く話そう!とかいう雰囲気じゃない。

何か企んでいる…むしろ今からいじめようとしている光景かもしれない。

 

あんな大人数で…卑怯すぎだろ。

 

 

…あー!もうむしゃくしゃするなぁ!

高橋もいじめられるの分かってるなら逃げろよ!

 

 

あたしはイライラしながら屋上に行った。

すると、少し遅かったみたいで金子ら6人は高橋を逃げられないように抑えて

桐嶋…だっけ?がハサミを持ってにやにやしている。

 

そして高橋は震えながら泣いていた。

 

 

 

…泣く暇があったら振り払えってーの。

どうやら髪の毛を切られる場面にあたしは直面したらしい。

 

 

それにしても…大人数は腹が立つな。

一対一でやれよ。

 

あたしは助けてやることにした。

そしてまずは桐嶋に向かってお腹を蹴った、すると桐嶋は「きゃあ!」と短い悲鳴をあげると

手にしていたハサミを落とす

 

あたしはハサミを急いで拾ってパーカーのポケットに入れる

次に、うずくまっている桐嶋を無視して金子ら6人の腹をグーで殴っていく。

 

 

痛かったのか桐嶋と同じように悲鳴をあげて地面に倒れる

 

 

 

そして高橋は目を開けて驚きの声をあげる

 

「え…ゆ、由美ちゃん!?」

 

高橋はそう言った後自分の髪の毛を見た

そして切られてなかったのが安心したのか

笑顔であたしにお礼を言う

 

「よ…良かったぁ…

 ありがとう、由美ちゃん!」

 

それに対してあたしは思ったことを述べた

 

「別にいいけど…

 あたしは大勢でよってたかって一人をいじめてるのが

 腹が立っただけだし」

 

とあたしは腕を組んで金子らを睨む

本当に情けない。

 

「あんたああああああああああ!

 寺永だったわね!?

 

 明日から覚えてらっしゃい!

 今度はお前と高橋をいじめてやるぅううう!」

 

 

と金子はお腹を押さえながら大声を出す

挑発かよ、乗ってみるか。

 

そしてあたしはは冷静に返した

 

 

「…やってみな。

 けど…十倍返しにしてやるから。

 

 行くよ、高橋」

 

とあたしは高橋の腕を掴んで屋上を去って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDE高橋

 

屋上を離れてあたしたちは今下駄箱に来て、靴を出し入れしていた

 

「あ、ありがとう。

 由美ちゃん、でも明日からいじめられるかもしれないよ…?」

 

とあたしは話しながら上靴を直し、指定靴のローファーを履く

 

すると由美ちゃんは呆れて言う

 

 

「バカじゃないの?

 いじめられてもほっとけばいいのよ。

 2人だったら高橋、アンタもマシでしょ?」

 

 

あたしは感動してボーッとしてしまった。

今由美ちゃんは2人って…言ってくれたから………。

 

 

「い…いいの?

 あたしなんかと友達になってくれても…」

 

あたしは声が掠れて言ってしまった

だって…願掛けまでしても長年出来なかった友達が…やっと…

 

 

「別にいいわよ、だから”由美”でいいわよ

 ”紗瑛”」

 

と由美ちゃ…由美は少し笑って言った

あたしとまるで正反対な女の子…

 

見た目は不良で、一匹狼、先ほどの通り喧嘩も強い。

そんな女の子は、慣れないのかあたしに向かって笑ってくれた。

 

カッコイイ。

そしていじめられることを何とも思ってない。

そんな子があたしにはもったいないくらいの…初めての友達に………

 

 

「うん、ありがとう!

 ”由美”!」

 

あたしは半泣きの状態で、そして笑顔で言った。

 

 

「泣いてばっかじゃ困るわよ?

 アンタには喧嘩も強くなってもらうし!」

 

と由美はニカッと笑った

あたしも笑って返す

 

「うん! 泣いてばかりじゃダメだから

 少しは強くなるね!」

 

 

そして二人で学校を去った。

この時は楽しかった。

 

 

金子らの言う通り次の日からあたしと由美にいじめが始まった

でも、今までみたいに怖くなかった。

 

横には由美がいたから。

そして、放課後は由美が言ってた通りに喧嘩の特訓?が始まった

由美がいない内に、もし金子らが呼び出しても暴力を振るわれないように。

 

振り切って逃げれるように。

 

由美は教えてくれた。

人間の急所や、殴る蹴る時のコツ、殴らなくてもあたしは体が柔らかいから

バックドロップの方法…。

 

1年で大体喧嘩は強くなった。

そして由美が変わっていき、あたしが死ぬ…

朝倉さんも巻き込まれてしまったあの事件が起きた

 

 

そう、由美は本当に突然に変わった

肩まで伸びきっていた髪の毛をいつもみたいにショートカットにせず

いきなりツインテールにして、化粧も香水もネイルもし出した

 

化粧と言ってもマスカラとリップだけだからまだあたしは

こっちに走り出したんだなと思って何も言わなかった

 

 

だけど、それは違った

口調も男っぽいからギャルになった。

そしてあの頃あたしの初めて友達になってくれた由美の面影はなかった。

 

性格も狂いだした

自己中で自分勝手な…まさに昔の由美が嫌っていた

性格になってた。

 

そしてあたしはいつからか思うようになった

あぁ…何て醜いんだろ。

カッコイイと思ってやってるんだが知らないけどカッコ悪い。

 

本当に醜い。

 

でもそれには理由があった。

由美のお母さんが亡くなり、その一週間後お父さんも亡くなった。

しかもどちらとも殺人だった。

 

だから、由美は母親に真似てこうなっていったんだ…

勝手にそう思ってた

 

 

だけどその翌日ありえない出来事が起こった

 

 

そう、横断歩道が赤だったから待っていた時

隣にはクールな美少女…朝倉さんがいた

髪の毛は胸より少し上で前髪は右に黒ピンで×に止めている

 

色は黒に近い紫で、スタイルはいい、制服はあたしたちとは少し違うセーラー服

スカートは短いけど下には黒い生地で黄緑のラインがはいったジャージを履いていた

 

そんな彼女を見て由美は気に入らないのか小声であたしに愚痴っていた

 

 

「調子に乗るな」とか。

 

たいして金子らとはやることが変わらなくなっていた

 

だから、あたしはそうだねとか話を合わせた

 

 

そして由美のしてほしいランキング1に輝く話、彼氏ネタをした。

するとまんまハマった。

そしてギャル語を使って話した

 

…本当に醜いなぁ………

 

 

 

そんな時だった、由美がトラックが突っ込んでる来るかもと言った

恐いねと返したけど避ければいいだけじゃない。

 

 

そう思ってるとクールな美少女は避けようとした。

あたしたちも避けようと由美に声をかけようとしたときだった

 

 

思いついたようにいいそして、不適に笑った

どうしたか聞いてみた

 

「うふふ…そーよ…アイツが死ねばいいんだぁ」

 

「由美?」

 

 

あたしが意味も分からずボーッとしていると目の前で

由美 ハ …朝倉サンノ 背中ヲ 押シタ

 

 

朝倉さんは思わぬ出来事に驚きの声をあげる

 

そして由美は笑って言った

 

「うふふ…あはははははは!ムカつくのよ!

 化粧塗ってるアタシはアンタのノーメイクの顔見ると!

 生まれながらの可愛い子って………調子に乗んなよ!死ね!」

 

うそ、嘘!

ここまで…醜いなんて。

 

そしてあたしは戸惑いながら由美と話す

 

「え…?由美…?」

 

「紗瑛!笑え!笑うのよ!」

 

「そんな!助けないと!」

 

「何言ってるのぉ?中学生の時アンタを助けたのは誰だと思ってるのよぉ!」

 

「そ…それは本当に感謝してる!だけどいじめと人の命は別よ!?」

 

人を押しといて、笑え。

自分が悪いことをしたなんて全く思ってない

 

助けようと言ってみるものの、昔のことを掘り返す

昔の由美だったら絶対に…こんなことは!

 

そう思ってると由美の表情は怒りに染まっていた

 

「…アンタ…ウザい………ウザいのよぉ!何今更良い子ぶってんのぉ!?

 アンタもアイツと一緒に死ね!アンタも正直元から可愛いしね!」

 

 

そして由美は紗瑛の背中を思いっきり押す

 

え…、嘘――――――――――――――――

 

「え?や…いやぁぁぁ!」

 

思わずあたしは叫んだ

あたしが叫んだ時にもうトラックは突っ込んでこようとした

 

もうどうやっても間に合わない―――――――――――

 

 

そして紗瑛は死を覚悟した。

 

「サイテーだな…友達まで…ってウォ!」

 

芽生が言った時、紗瑛と芽生の目の前にトラックが来た

 

 

 

 

 

 

そしてトラックが鈍い音を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――――――でも奇跡的にね、生きてたの。

 あたしたちは。

 あたしは頭を強打したからしばらく記憶が飛んでただけで済んだの

 朝倉さんはお腹から思いっきり血が出てたけど…どう?」

 

と高橋は芽生を見る

由美も見る

 

”話を合わせて”そんな言葉が見当たった。

芽生は無言でお腹の真ん中まで服をめくった

 

そして一同は言葉を失った

何故なら、手術した後の傷だか分からないが

芽生のお腹は左斜めに8㎝ほど傷が走っていた

 

 

「………事件後腹を見たら傷跡が残ってた

 多分これがそれだろうな」

 

芽生は言い終わると服を整える

カイも少し悲しそうな顔をする

 

 

そう、カイがどうやっても芽生のお腹の傷だけは消えなかったのだから

 

 

 

「…あたしが朝倉さんに…皆にもこの話をしたのは

 朝倉さんが由美を殺さなかったからなの。」

 

高橋は由美を見て言う

そして由美は答える

 

「あっそ。

 で、アンタがあたしを醜いと思った時はその時ね

 

 その理由は教えてあげるわ、ここまで言っちゃったし」

 

 

と由美は溜息をついた

 

 

「まぁアンタの言う通り母親が死んで父親も死んでから

 あたしはこうなったわ

 

 どちらとも殺人よ

 でも母親を殺した人…それは父親だったのよ」

 

由美は険しい顔で言った

周りも息を飲む

 

 

「しかも理由は”新しい愛人ができて邪魔だったから”よ!

 ふざけんじゃないわよ!!!

 お母さんが、お母さんが一体どんな気持ちで毎晩

 ご飯を作って待ってたと思ってるのよ!!!

 

 だから…だから、あたしは父親が帰ってきたときにご飯に

 麻痺薬を混ぜて、父親が食べた瞬間包丁を手にした

 

 父親は逃げようとしたけど体の異変に気が付いて結局

 逃げられずにあたしに殺されたってわけ

 

 その時さらにあたしを殺す時の解放感があった

 父親の言い訳と涙でぐしゃぐしゃの顔…

 うふふふふふふふふ!

 思い出しただけで殺したくなってきた…♪」

 

由美は語るにつれ笑って言った

でも高橋はそんな笑っている由美に近づいて言う

 

 

「…お父さんを殺したのは何で?」

 

「…はぁ?」

 

由美は笑うのを止めた

 

 

 

「あたしは………小さい頃に両親を亡くしたから

 親の愛情とか分からない

 

 でも、由美がお父さんを殺したのはお母さんを

 殺されたのが嫌だったからでしょ?

 

 殺すことはよくないよ。

 でも今の話だと由美、アンタはお母さんの仇を打つために…」

 

高橋は目を伏せて言った

そして少しずつ由美に近づく

 

しかし、由美は声をあげた。

 

 

「…!

 何よ………

 確かに…アンタの言ったことは最もよ……

 

 でも、でも!

 アイツは母さんのことを…!

 見捨てたのよ! 毎晩ご飯を作って帰りを待ってたのに!

 どんなに遅くても待ってたのに!

 帰ってきたと思ったら”ご飯はいらない”て!!!

 

 母さんはそれ聞いて黙ってご飯を自分で食べてた!

 温かかったのに、冷え切ったまずいご飯を!!!

 

 それなのに…それなのにぃいいいい!

 どうして母さんが死ななきゃいけないのよぉ!」

 

途中から由美の声は叫び声になっていた

そして目からは大量の涙があふれていた

 

VARIAの皆は由美の涙は初めて見たのか戸惑っている

ツナと山本は悲しそうな顔をして、クロームは目を伏せて

獄寺も母親を思い出したのか戸惑い、雲雀は無言。

 

リボーンとコロネロ、カイ、バジル、ディーノは真顔だった

 

そして芽生も戸惑った

それは10歳の自分を見ているようだった

 

父親は物心つく前からいない、母親は病気で亡くなった

 

そしていきなり一人になった彼女

祖母が快く引き取ってくれたがそれでもまだ芽生は10歳だった

小学生だった。

 

 

しかし、その祖母も芽生は一人にしてしまった。

別に由美を攻めてるわけじゃない。

人はいつか死ぬものだから、復讐とかもない。

 

ただ残された者の気持ちを考えると胸が痛む

芽生は感傷な気持ちを押し殺し自分の手をただ強く握った

自分の手のひらに爪が食い込み血が流れている。

 

そんな芽生にカイは声をかける

 

 

「芽生、無理するな。」

 

とカイは芽生の肩に手を置く

ノコも芽生の頭に乗っていたのでテレパシーで「大丈夫?」と言った

 

 

そんな芽生を一同は見て驚いていた

いつも無表情の彼女が手を強く握りしめ目をふせているのだから

 

クロームもそんな芽生を見て黙っていられなかったのか

芽生に近づいて背中をさする

 

 

「……芽生、大丈夫だよ」

 

とクロームも言う

 

そしてリボーンも固まってる獄寺に

 

「獄寺、お前もだ。

 無理すんな」

 

と声をかけた

 

 

高橋は泣き崩れている由美の目の前に立った

 

 

「きっと由美は、仇と言えとも

 お父さんを殺したのが嫌だったんでしょ?

 

 でもそんな自分を認めるのが嫌で化粧をしたり

 香水をしたり、ネイルもして、口調も変えて

 偽っていったんだよね?」

 

「!」

 

由美は図星なのか目を開いて泣き続ける

 

 

さすがは2年間一緒にいた友達だ。

由美が紗瑛を知っているように紗瑛も由美のことを知っている

 

 

「でも、最後あたしたちを殺そうとしたのは

 多分そのまんまだと思う

 

 でもあたしは知ってるよ

 朝倉さんのお腹から血が出てあたしの頭から血がでて

 二人とも血の海になった時、笑う前に顔青ざめてたよね?

 

 自分のやってしまったことを理解したんだよね?」

 

紗瑛が言い終わった後由美は「何で知ってるの?」という顔になっていた

 

 

 

「だってあたしたち友達でしょ?

 あたしバカだから今まで変な文章だったと思うけど

 これはハッキリと言うね!

 仲直りしよっ!」

 

と紗瑛は笑顔で由美に手を差し出す

 

 

「ば…バカじゃないの!?

 今までのこと全部水に流すっての!?

 

 アンタが許しても朝倉が許すわけないでしょ!?」

 

と由美は涙を流しながら呆れた声で言う

すると芽生は溜息をついて言う

 

「別にいいって言っただろ…

 後はお前らで好きにしろよ」

 

 

芽生の言葉を聞いて由美はありえないと小さく言った

 

 

「なんなの…?

 アンタらバカじゃない!?」

 

そう言った由美に紗瑛は答える

 

 

「あたしがバカってことは由美が一番知ってるでしょ?」

 

そしてまた紗瑛はにこっと笑った

 

 

由美はそんな紗瑛を見た後、涙をまたこぼして笑って言った

 

 

「…当たり前…でしょ。

 友達、なんだから!」

 

 

紗瑛もそんな由美を見て涙をこぼして

二人はお互い抱き合って泣いていた――――――――――

 

 

そしてそんな二人をVARIAの皆もチェルベッロもツナたちは

XANXUSと雲雀を除いて何も言わずに温かい目で見ていた―――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




長い!なげぇよ!


制作時間1週間!!!
やばいよ、ホントに!


字数は一万字超えたし!


えーと、言いたかったことは
紗瑛はぼっちで、両親も交通事故で亡くなり
親戚のおばさんが引き取ってくれたけどさみしくて
友達もいなかったんですよ

そして願掛けで友達は作るものじゃないけど
髪の毛をのばして欲しかったんですよ。


そして紗瑛は可愛いので金子らに目をつけられて
いじめられていたところを由美に助けてもらって
無事に友達でできました!

しかし、由美のお父さんは新しく愛人できてその人と一緒にいたいから
邪魔なお母さんを殺したわけですよ

そして由美は激怒!
お母さんの気持ちも知らないでなんだよと
そして食事に薬を盛ってお父さんを麻痺状態して
しびれてる間に包丁でいやっほい!とやっちまったんです

その時殺しに由美は目覚めました


だから転生してからすぐVARIAに入ったんです


そして最後紗瑛は由美は本当はお母さんが殺されたのか憎くて
仇を打ったけどやっぱり悪い事だって由美は思ってたけど
認めなくなくて化粧やら香水やらで自分を偽ってたんだけど
紗瑛にはそれが分かったので

紗瑛が言うと由美は図星

そして紗瑛はそんな由美でも初めての友達なんだから
仲直りしたんですよ。


…分かったかな?
いや、意味わかんねー!

という方はまたコメントください、分かるように頑張って説明します。
あー…きっとまた読者が減る………。

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