家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!” 作:紅葉
SIDE芽生
ちゃーす、皆覚えてるかー?今はクロームんとこ向かってる最中…じゃなくてもう着いた。さて、原作だったらクロームがかわいそうなことになってたから早めに救出っと。
「あ……芽生…?」
体育館に足を踏み入れると、クロームが地面に蹲りながらこちらを向いた。
「クローム、大丈夫か?」
オレはクロームに声をかけつつ、ポールを蹴って曲がったポールをマーモンの方に蹴り飛ばし落ちてきた霧のボンゴレリングを掴む。
「あ…ありがとう、芽生」
オレはクロームのリストバンドにボンゴレリングを差し込んだ。クロームは座って息を整えている。
「しばらくふらつくぞ」
オレはクロームにそう言うと、クロームはふらつきながら立った。
「さて…次はどこ行くかな…っと」
体育館が少し揺れた気がした。…ここに長居するのは危ないかもな……
「クローム、ここから出るぞ。歩けるか?」
そう聞くとクロームは「大丈夫」と言い、三叉槍を杖にして歩いていた。
「マーモンは…「嫌だよ、君達の手を借りるなんて…」ってそーかい」
オレはマーモンを助けようとしたが、向こうからお断りされた。…地味に傷つくよな、こーいうのって。とか言いつつオレは霧のボンゴレリングをマーモンのリストバンドに向かって如意棒で殴った。すると、見事にリストバンドに差し込んだ。オレは差し込んだのを確認すると、如意棒で霧のボンゴレリングをこっちに向かってくるように叩いた。
「!?…どういうつもりだい?」
マーモンはふらつきながらこちらを睨む。
「別に何とも」
オレはそう吐き捨てると体育館から立ち去った。クロームもオレの後を続いて出る。
「芽生…」
「あ、ごめん。勝手に助けて」
クロームはオレを見てくるので、オレは先ほど勝手に助けたから怒ってるよなと思ったから謝る。
「あ…そうじゃないの。芽生がやらなかったら、私もそうしてたし…次はどこ行くの?」
「次?次はランボかな?ガキは毒の回り早いし…」
クロームの問いに答えた時だった。前方からなぜかランボが飛んできた。
「…は?」
とオレは唖然としているとランボが飛んできた方向の所から声がした。
「芽生、アホ牛取ってくれ!」
まぎれもない獄寺の声…獄寺の所を見るとナイフと爆発音がする。…戦闘中かよ…そう思いながらオレはランボが落ちてくる所に向かって走り出す。そしてランボを無事抱きかかえた
「こんの、ニコチン野郎がッ!”取ってくれ!”て物扱いかよ!つーかいきなり投げてんじゃねェよ!オレ来なかったらどうするつもりだったんだよ!?」
オレは獄寺に向かって叫ぶ。ランボを見るとすやすやと寝息をたてているし、リストバンドには雷のボンゴレリングが差さっていた。
「うるせーよ、目つき
獄寺は叫び返しながら、戦闘をしている。器用な奴だな…
「その様子じゃ、髑髏も助けたみてーだな!後は!?」
獄寺はダイナマイトを投げながらこちらに向かって叫ぶ。
「今からランボ助けに行こうと思ってたんだよ!獄寺こそ誰か助けたのかよ!?」
「オレは図書室から一番近い屋上へ行ったら、レヴィがアホ牛殺そうとしてたから助けようと思ったら、お前が来たんだよ!」
オレの問いに獄寺は叫び返す。つーことは今戦ってるのはレヴィか…
「分かった、助けはいらねェみてだな…」
オレはそう言いふっと笑うと、ちょうど屋上ですごい爆発があった。
さーてと…マジでどーするか?とオレが考えているとクロームが口を開いた。
「芽生、良かったら二手に別れない?…まだ晴の人と雨の人、雲の人が残ってるから…」
確かに二手に分かれた方がいいな…。その方が時間短縮できるし…
「よし、オレは同じ方向の山本と恭弥を助けに行く。クロームは笹川了平を頼む」
オレはそう言いまず、恭弥の元へ走った。クロームも頷いて三叉槍を構えて走り出した。どうやら毒の解除は本格的にできたようだ。
「キュ――――!(芽生、前!」
オレの左肩にいたノコが言う。ノコの言う通り前を見るとナイフが飛んできた。オレはナイフを素手で掴んだ。確かベルはナイフとワイヤー使いだったはずだ。如意棒で弾く敵の思惑にはまる。
「しししっ!由美の仇討とうと思ったのに…やっぱ由美を倒すだけあるじゃん」
ベルはそう言いオレの前に現れる。ナイフを両手で構えている。
「ベル!仇討つだなんて言わないでくださる?私はまだ死んでませんわよっ!」
由美はだれかと戦いながらそう言う。タロットカードと金属音がぶつかり合っている音がする。
「よそ見してる暇があるの?」
トンファーで人を殴った。芽生の目の前で行われた光景。芽生はその人物を見て安堵した顔でその人物に話しかけた。
「恭弥、やっぱ自分で何とかしたか…」
「当たり前だよ、僕を誰だと思っているの?」
「我儘な風紀委員長」
「咬み殺されたいの?」
「断固拒否…っと、今は喧嘩してる場合じゃないぞ?」
オレと恭弥は言い合いを止め、互いに武器を構えてベルと由美を睨み殺気を放つ。
「しししっ、お互い仲のいい相棒同士で戦うってか?」
「うふふっ、朝倉芽生私を助けたことが裏に出ましたわね?これでリベンジが果たせるってんだよ!」
ベルと由美も武器である、ナイフとワイヤー、タロットカードを構えて殺気を放った。
そろそろVARIA編終わるかな?
春休み中にVARIA編終わらして未来編へ行きたい…。