家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!”   作:紅葉

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更新遅くなってすいません!
一応これでも受験生になりました!
今まで以上に更新スピードは落ちます…
一ヶ月に一回あるかないかくらいだと思っていて下さい。

それではどうぞ!



終焉の幕開け

 

芽生は大空の戦いが今起こっているグラウンドへと足を運んでいた。

――――が、しかし。先ほどの由美のゾルケーナという怪物のウィンドロック集中砲というビーム攻撃を受けた。何とか、かわしたがそれでもVARIAの幹部はさすがというものだ。風の威力が高く頬には一筋の切れ目、腹には岩が当たった。そして現在彼女を苦しめているのは左足のくるぶしに当たった岩の攻撃。

 

由美の言う通り左足のくるぶしはおそらく打撲…最悪捻挫しているかもしれない。

如意棒を杖にし、左足を庇いながら歩いているが、もし戦闘になったりすれば彼女には無理がある。

左足を庇いながら歩いていたり、戦闘をすればそのうち右足も痛める。戦闘の相手がVARIAならばそう簡単に勝負はつかない。

 

「ッチ…情けねェ……」

如意棒を杖にしながら歩いているがそれでも痛いものは痛い。しかも腹にも岩が当たったので今度は腹が痛み出した。左足はきっと捻挫、腹は打撲か中が潰れてるかもしれない…芽生は歩きながら思っていた。

 

「キュ――――(芽生、ツナのところへ行って大丈夫なの?」

左肩に乗っているモモンガ、ノコは芽生のことを心配してテレパシーで芽生に語りかける。

 

「大丈夫かって言われたら大丈夫じゃない…でもこんなとこでくたばる訳にはいかねェよ…」

自分に言い聞かせるように芽生は言った。皆も頑張っているんだ、自分一人だけくたばる訳にはいかねぇー…

 

ズキンッ

 

「っ!」

そんな芽生の思いに比例するように左足と腹の痛みは増す。思わず芽生は立ち止まりその場にしゃがみ込んでしまった。

 

「嘘だろ…」

捻挫と思っていた左足のくるぶしをジャージをめくって見ると、腫脹していた。青くはれ上がり妙に汗ばんでいた。

 

「キュ――――!?(芽生、これ骨折してるよ!?」

ノコは左足をまじまじと見て叫んだ

 

「君、何してるの?」

――誰にも見られたくない…――彼女はそう思ったが背後から声がした。

芽生は思わず左足を隠した。ばれたらどうなるかは自分が一番よく知っているからだ。

 

「恭弥か…別に、ちょっと休憩してただけだ」

芽生は何事もなかったかのようにふるまい、立とうとした。―――が背後にいた少年、雲雀に肩を強く抑え込まれて座り込んでしまう。その行動に芽生は驚いた

 

「ちょ、いきなり何すんだよ!?」

芽生の質問を無視して雲雀は、芽生の肩をずっと抑えたまま隠してあった左足をじっと見た。そして片手で左足のジャージをめくり始めた。

 

「…骨折してるんじゃないの?」

雲雀は芽生の左足のくるぶしを見て言った。くるぶし付近には青く腫れて妙に汗ばんでいた。

 

「こ、こんくらい平気だってーの!」

芽生は慌ててまた左足を隠そうとした。が雲雀は芽生の左足のくるぶしを強く握った

 

「ちょ、いだだだだだ!!」

ケガしているところを思いっきり握られたため芽生は涙目になりながら悲鳴に近い声をあげた。

 

「これのどこが平気なの?」

芽生の反応を見て雲雀は手を離し、呆れた目で見た。芽生は何も言い返せなかった。そんな様子を見たノコは芽生の左肩から左足へと移動した。

 

「キュ―――――(芽生ちぃっとゴメン」

「へ?」

ノコは芽生にそういうと、左足のくるぶしの所で寝そべった。

 

「ふぉおおお!こしょばい!てか痒い!」

二人は左足とノコを見守っていた。ノコは何故か紫紺色の炎を纏っていたのだ。その炎の色は芽生がいつも首からぶら下げいているおしゃぶり、ボンゴレリング、マーレリングと同じ色をしていた。

炎と言う割には熱くもなかった。二人は茫然としながらノコの炎を見ていた

 

「キュ――?(芽生どう?」

左足のくるぶしにのそべっていたノコは起きて、それて同時に炎も消えた。

 

「え?アレ!?治ってる!?」

芽生は先ほどまでずっと続いていた痛みが引いたことに驚いた。青く腫れて、汗ばんでたくるぶしは青タンになっていた。

 

「キュ―――――!(無理せずにいたらもう治ると思うよ!」

ノコは左足のくるぶしを見ながら鳴いた。二人は治った傷を見て驚愕していた。

 

「(ノコっていったい何者…?)」

「(…骨折が打撲になるなんて……)」

上から芽生、雲雀はノコを見て思った。

 

「…もういいでしょ、行くよ」

雲雀は芽生の手を引っ張り立ち上がらせた

 

「うぉっ!ありがとな恭弥」

芽生は立ち上がらせてもらったことに感謝して少し笑った

 

「キュ―――――!(戦闘でも無理しちゃダメだよ!」

ノコはそういうと芽生の肩に乗った。芽生は如意棒を杖にして歩く必要はないと思ったので如意棒を戦闘サイズに戻した

 

「大丈夫だ、ノコ。じゃあグラウンドに行くか…」

終わってたらマジでヤバいな…芽生はそう思いグラウンドへ向かって走り出した。

 

「…無理しちゃダメって言ってたんだけど…」

雲雀は溜息を吐くと芽生の後に続いて走った。

 

 

 

 

 

 

 

SIDEツナ

 

オレは目の前の全身氷漬けになったXANXUSを見た。何で…何でXANXUSは9代目を……。

考えていると空から何か飛んできた。

 

「?」

何だろう、そう思いツナを始めリボーン、スクアーロ、ディーノ、カイらは空を見た。

するとでかい右足がグラウンドにどすっと地響きをさせ、突き刺さった。

 

「…右足?」

グラウンドに突き刺さっているのはまぎれもない右足だ。切断部分からは血が水たまりのようにあふれ出ており、色が変色していっている。

 

「! これは由美の召喚魔法、ゾルケーナの!」

スクアーロは見たことがあるようで、落ちてきた右足を見る。

 

「ッチ…!う゛お゛ぉい!オレをここから出せぇ!(どいつもこいつもくたばりやがって!)」

スクアーロは一瞬考え込むと、すぐチェルベッロに向かって叫ぶ。

 

「…」

皆はどうなったんだろうか…VARIAの幹部である由美の召喚魔法の怪物の右足を切り落とした人物…月の守護者同市芽生が戦ったのか……考え込むたびに頭の中には疑問と心配がこみあげてくる。

まさか大空戦で守護者の命が握られているなんて思いもしなかった。自分一人が傷つくのは構わない。だが仲間まで傷つくのは耐えられなかった。しかし、XANXUSはツナがすぐ倒すことができる相手ではない。時間はもちろんかかるし、XANXUSとの勝負を置いて仲間を助けるということはできはしない。相手がそう安々と隙を作ってくれることはないからだ。

 

 

そんな時、気力を使い果たしたツナが地面に膝をついた

XANXASとの戦いで死ぬ気の炎を使いっぱなしで、零地点突破・改も使ったので当然といえば当然だ

 

だが、タイミングは悪かった

目の前にはルッスーリアがいて今にも膝で蹴り飛ばそうとしているのだ

 

「…幻覚」

ツナは地面に膝を着いたまま呟いた

すると、ルッスーリアは砂のようにサラサラと消えた

 

「ムムッ、正解だよ…だけど見破らても立ち上がる気力はないようだね」

ルッスーリアが消えたと思うと、今度はマーモンが現れた

見計らっていたようにマーモンが現れると、VARIAのベル、由美、レヴィが現れた

 

「あら、スクアーロやはり生きていらしたのですね。」

由美は観覧席にディーノ達の部下に頭に銃を突きつけられているスクアーロを見て言った。

 

「しししっ、ホントだ由美の予感的中じゃん!」

「ッチ、生きておったか!」

「「「黙れレヴィ」」」

レヴィがスクアーロの存在を残念がると、スクアーロ、ベル、由美はレヴィを睨みながら暴言を吐いた。

かなり理不尽なレヴィである←

勿論レヴィも反論する

 

「何故、貴様らにそう言わなければならんのだ!ベルもスクアーロ消えた♪とか言って嬉しそうだっただろう!!」

「確かに仰ってましたわ」

「ゲッ、由美裏切ったー」

「庇う理由が見当たりませんので」

「ほら見ろ(ドヤァ」

「いっちょ前にドヤ顔してんじゃねーよ!」

「勘違いしないで頂けます?」

「う゛お゛ぉい!いつまでだべってんだ!」

 

とレヴィがドヤ顔したのをベルが切れて、由美はレヴィに勘違いするなと冷たい視線を送った

そんな茶番にVARIAの作戦隊長は苛立ったのか遂にいつもよりさらに大きい声で怒鳴った

 

「てめぇらいつまでも、うるせぇぞお゛!!」

スクアーロは今までの怒りをぶつけるように3人に怒鳴る

 

「ムムッ、スクアーロ。今君が一番うるさいよ」

話に関わってなかったマーモンも痺れを切らしたのか、口を挟む。

 

「しししっ、マーモン怒ってやんの!」

「ていうか、いい加減話を戻しますわよ。」

由美はわざとらしく咳払いをしツナの方を見た

 

「まあ、私達もボロボロですが人数的にはこちらが有利です。」

由美の言った意味が分かったのか、マーモン、ベル、レヴィは真剣な顔をした。ツナも意味が分かり、表情に焦りが生まれる

 

「ボスを一度ならず二度までもあんな風にするなんて…許せねぇっ!」

由美は全身が氷付けになったXANXUSを見ると、ツナを睨みつけてタロットカードを何十枚か投げつけた。

それに賛同するようにレヴィは傘を、ベルはナイフを投げつけ、マーモンは幻覚を作るため集中力を高めた

 

危機的状況にも関わらず体は一切動かない。

−もう駄目だ!−ツナがそう思った瞬間、自分に突き刺さる筈のナイフとタロットカードは地面に落ちていた

 

「大丈夫ですか、十代目?!」

「ったく、何へばってんだよ…」

目の前に現れたのは、ダイナマイトを持った少年と如意棒を持った少女だった。

 

「獄寺、芽生!」

ツナの声に安心と希望の感情に満ち溢れていた。

 

「おい、芽生テメェ!十代目に何て口聞いてんだ!」

「うるせぇーよ!耳元でギャーギャーわめくな、めんどくせー。」

「んだとぉ!?」

「まーま、獄寺落ち着けって!」

「そうだぞ!女に手を出すなんて極限に最低な奴がすることだ!」

「…芽生もいいすぎ……だから喧嘩両成敗…」

「群れるな、咬み殺すよ」

ツナの周りには、獄寺、山本、笹川了平、雲雀、クローム、芽生とほぼボンゴレⅩ世(デーチモ)がミリーがそろっていた。ちなみにランボは観覧席の近くですやすやと眠っている。

 

「で、人数ならこっちが有利になったぜ?」

芽生はVARIAたちを見て如意棒をぐっと構えて言う。芽生の後に続いてツナ以外の皆も武器を手に取り構える。

 

「ふふ…面白いじゃないの!」

由美は不適に笑い、望むところだと言う感じでタロットカードを構えた。

 

「そーそ♪援軍も、もうすぐ来るしな!」

ベルも不敵に笑い、ナイフを構える

 

「んなの知るかよ、来たら来たで叩きのめすだけだ」

芽生はハッと笑い如意棒を左手でくるくると回す。

 

「キュ――――!(芽生、男前発言したね!」

芽生の左肩に乗っているノコは「さすが!」と言う感じで鳴いた

 

「芽生の言う通り、僕が咬み殺してあげるよ」

「私も…戦う!」

雲雀とクロームも芽生に賛同するようにさらに武器を構えた。他の皆も武器を構えた。

 

「…皆……」

ファミリーがボスである自分の前に立って今戦おうとしている…オレも…頑張らないと…

 

「ふんっ!なら戦えなくなるまで血祭にしてあげますわっ!」

「ムムッ、そーいう暑苦しいの嫌だな…」

「ボスの仇討たせてもらうぞ!」

「まだ死んでねーよ!このムッツリスケベ!」

VARIAの面々も話しているが、その様子はどこか殺気に満ちていた。

そして、今長かった争奪戦の終焉の幕が開けようとしていた――――――。

 





次回、長かったVARIA編ついに終わるかも…!?
にじファン時代から書き続けていて約8ヶ月…!
未来編どうなるんだよww

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