家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!”   作:紅葉

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VARIA編終わるかもとか言いながら終わらないよ――――!
次回かその次かも!?

うぇぇぇ…最悪未来編最初だけ入って受験シーズンになりそう…



性格が悪い女

 

由美の会話が終わると、まるでそれが合図だったかのようにVARIAの由美、ベル、マーモン、レヴィはⅩ世(デーチモ)のファミリー(ランボを除く)に攻撃を始めた。

芽生は皆がVARIAとの交戦をしていることを確認するとツナの所へ行った。

 

「ツナ、立てるか?」

芽生はツナを起こして声をかけてみる。

 

「ああ…」

ツナは頷きながらそう言うと、苦しそうな顔をしながら立とうとする。

 

「待て、今のお前が行っても邪魔になるだけだ。」

芽生は少しハッキリ言い過ぎだと分かりつつも、言った。その様子を見ていたノコは芽生の肩からツナの肩へと移動し、芽生の左足を回復させたように紫紺の炎を全身に纏った。

ツナが驚いている間に傷だらけだった体は血が止まり、かろうじて動ける体が戦闘はできる体になっていた。

 

「悪いな、ノコ」

ノコはツナを回復させると疲れ切った表情で芽生の肩に飛び移った。芽生はそんなノコを優しく撫でた。

 

「行くぞ、ツナ」

と芽生が言った瞬間だった。芽生に向かってタロットカードが飛んできた。芽生は少し呆れた表情をすると如意棒でタロットカードを全て跳ね返した。

 

「ボスを助けるのは守護者の務め。それをした貴方のためにボスを回復させるまで知らぬ顔をしていましたが…何ですの?そのモモンガは?紫紺の炎を全身に纏ったかと思えば傷は治っている。貴方もそのモモンガの力で今立っていられるのですね」

由美は不適に笑うと芽生を指さしながら言った。由美の声は大きかったのか、戦っていたVARIAやツナのファミリーは一斉にこちらを向いていた。

…ッチ、これだからこの女は…

 

「あらぁ?周りの貴方の仲間がこちらを見て驚いているということは貴方何も話していませんのね?」

由美はこれが狙いだったかのようにクスッと満面の笑みで芽生を見る。

性格悪いな、この女…と芽生は改めて思った。が、まぁ予想はしていたので無表情、カッコよく言えばポーカーフェイスを続けて相手の出方を見ていた。

 

「…ふんっ!面白くありませんわね…貴方は相変わらずのポーカーフェイスですか?少しは焦るなり、驚くなりしてみたらどうです?」

…待っていたが、ただ単に相手のいいように言われただけだった。芽生は地面に落ちているタロットカードを拾い、由美に向かって投げた。

タロットカードは風を斬り、由美の心臓へと迷いなく向かっていた。一瞬のことで驚いている奴らをもいた。が由美は左手の指でタロットカードを挟むように掴んだ。

 

「…人の話くらい黙って聞いてみたらどうです?相変わらずおっかないことをするのですね…ちょっと左手の指が摩擦で火傷してしまいましたわよ?」

先ほどから一方的に喋る由美を芽生は黙って見ていた。言い返せないのではない。その気になれば由美を如意棒で今の速さより速く心臓を貫くことができる。ただ…何か気に食わない。ここでコイツの喋りや戦うことは何かが気に食わない。様子から見てまるでそれを望んでいるかのようだ。だからさっきから挑発的なことを言っていると芽生は思っていた。ためしに地面に落ちていたタロットカードを投げてみると由美は待っていたかのように反応し、笑っていた。

そして分かった。

 

こいつらがオレたちを挑発して、今戦っている意味が。

 

一つは、先ほど言っていた増援が来るまでの時間稼ぎ。

VARIAと今のⅩ世ファミリーの戦いなら十分な時間を稼げる。そして増援が来てVARIAの数が増えれば圧倒的にこちらが不利になる。VARIAは9代目直轄の暗殺部隊。幹部の部下と言うならば強い。こちらはまだ中学生で戦い方も短期間でしか学んでいない。必ずと言っていい程VARIAが有線に立つ。

自分がいれば勝つのではないかと言う意見もあるが、慢心は良くない。それは最終方だ。

 

二つ目は、VARIAのボスことXANXUSを復活させるため。

先ほどからXANXUSを氷漬けのまま放置している…が、助けるだろう。

原作では守護者と大空のリングをマーモンが何かして氷を溶かしていた。

戦争でどさくさに紛れてリングを狙っているということもあるし…。

 

あくまで自分の考えだと言う事は実感しているがそれが一番しっくりきた。

 

「で…先ほどから何を黙り込んでますの?図星かしら?黙っているのなら私から言いますわよ?」

ずーと変わらない挑発的な笑みと口調…今すぐ切り刻んでやろうか、こいつ

 

「うふふふ、貴方は私の攻撃で左足首を捻挫していませんでしたか?何より顔についている傷が一番の目印ですわよ?」

どうだと言わんばかりの由美の笑い顔とドヤ顔…勝手にしてろよ…オレはお前らの計画通りになるつもりはない。ツナたちは由美の言う通り芽生の顔を見てキズがあることに気づく。

 

「でも…まだ完全には治っておりませんわね?…まぁ、貴方には教えてあげましょう。メロディ―ヌは私の召喚する女神。傷を治す女神…の対照的に傷を増やす、再生するのもいますのよ?」

由美は不適に笑うと目に留まらぬスピードでタロットカードを足の腿につけているポーチから取り出した。

 

「”我が名の元に出現せよ 悪の再生魔女アンジェリーナ”」

タロットカードをから紫の文字が一斉に飛び出てカードから魔女の恰好をした女が出てきた。

 

「アンジェリーナ!朝倉芽生の傷を再生しなさい!!」

アンジェリーナは反応して持っていたホウキで芽生を指して何やら呟いていた。そのつぶやきが終わるとホウキの先から紫の刻印が現れ芽生に降り注いだ。

 

その瞬間

 

芽生があの時彩華に傷つけられた左目、事故の時の腹から勢いよく血が出る。

そしてゾルケーナの技によって骨折した左足もズキンと痛み、如意棒を杖代わりにしてなんとか立てる状態。

 

芽生は左目を右手で押さえ、左手で如意棒にしがみついていた。

 

っくっそ野郎がぁ!よりによって左目と腹まで!

芽生は由美を睨む。すると由美自身も驚いていた。

 

「芽生!!」

クロームは顔を真っ青にしながら芽生の側に行き、芽生に肩を貸した。

 

「キュ―――――!(芽生、大丈夫!?」

ノコも肩から芽生の様子を見ていた。

 

「芽生!」

観覧席からカイも声を出す。腹は致命傷だったもの。つまり傷が広がれば出血大量でまた死ぬかもしれない。

チェルベッロは援軍のことで抗議したが、ベルによってチェルベッロの一人が斬られた

それを見たコロネロ、ディーノ、バジルは見逃さずに抗議した。

 

「そっちがそのつもりならオレ達がツナ側で応戦するぜ。ここから出せコラ!」

「この場合文句はないはずだ」

「拙者も戦います!!」

「…わかりました。それではヴァリアー側を失格とし観覧席の赤外線を解除します。」

チェルベッロは右手にあるリモコンのスイッチを押した。

 

「いくぜコラ!!」

「まて」

応戦しようとするコロネロを止めて、リボーンはレオンをスコープに変えて見た

 

「……解除されてねーぞ」

「甘いよ細工しておいたのさ。あいつらはまとめてオリの中で消す予定だからね。」

「!!」

「んだと!?」

リボーンは暗視スコープで解除されていないことを確認すると、マーモンは細工したことを伝えた。それを聞いたディーノとシャマルは驚いた。

 

「どけ!ぶち破る!」

コロネロは銃を構えた。

そんなコロネロにチェルベッロは

「無駄です。内部からの攻撃で爆発する仕組みなのです」

と伝える。すると、カイは赤外線があるところに右手を置いた。

 

「なら無理矢理解除するまでだ」

カイがそう言った瞬間、カイの右手のあるところからパリーンと赤い結晶が落ちて行った。

 





なんやねん!てとこで終わってすいません…。
けどここが一番キリよかったんで…
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