家庭教師ヒットマンREBORN! ”黒薔薇の紅来る!” 作:紅葉
やっとVARIA編終了!!!
ながい、長すぎたよ…。
「芽生!」
カイは赤外線を無理やり解除させた後赤い結晶が飛び散る中、芽生に負けないような速度で芽生の元へと駆けつける。
「芽生!!」
ツナも顔を真っ青にして芽生の元へと行こうとした。が。
「このダメツナが。今お前が行って芽生にしてやれることなんてねぇだろ」
リボーンはツナの前に立ちはだかりハッキリ言った。
「そ、そうだけど!」
「分かったらさっさと行け。今お前がボスとしてすることは、少しでもファミリーに負担がかからないように奴らと戦うことだけだ。」
リボーンの言葉にツナはハッとした。
「(そうだ…オレが…オレが皆を守るんだ!いつも皆に助けてばかりだけど…今度はオレが皆を助けるんだ!!)」
ツナは再び超ツナになり、自分も戦いに混じった。
「右目見えるか?」
カイは芽生の元へと着くなりに、芽生の右目の近くでピースをした。そして片手で致命傷になりうる腹の傷を治す。出血が止まれば命に別状はないという可能性が大きいから。
対する芽生は口の中の血を地面につばを吐くような形で血を吐いた。
「見えねぇ…血がたまって全然見えねぇ…腹の様子はどうだ?」
芽生はそう言い自分の腹を見る。
「腹の血は応急手当は終えた。完全回復はあともう少しで足の方はもう完全に治した。後は右目と腹だ。」
カイはそう答えつつ、手元に集中した。腹の方は出血はおさまり、右目はかろうじて見えるようになった。
「隙ありですわっ!」
由美は待ってたと言わんばかりに芽生に向かってタロットカードを投げた。
芽生は如意棒でタロットカードを振り払った。
「どんだけタロットカードで攻撃するんだよ…お前バカだろ」
芽生がそういうと由美はこめかみに血管が浮いたが押さえた。すると由美はニヤリと笑って他のファミリーつまりランボ、ツナ、獄寺、山本、笹川了平、雲雀、クロームへとタロットカードを投げた。
しかし、皆タロットカードを避ける、自分の武器で振り払うなどしてタロットカードには当たらなかった。ランボにはバジルがメタルエッジで振り払った。
「成功しましたわっ!マーモン準備をしてくださいな!!」
由美は懐から十字架のペンダントを取り出してそれを両手で祈るような手の形で握ると、何やら早口で呪文を唱え始めた。マーモンは言うと由美の元へと行き、両手を開いた。
「”我が名の元に出現せよ! 風の守護神風丸!”」
そのまんまかよっ!!!と誰もが心の中でツッコミをすると、ボンゴレリングをした彼らの指からボンゴレリングが風で指から離れて行った。
そしてマーモンの両手へとすっぽり収まった。そしてマーモンはそのままXANXUSの元へと飛んで行った。
「やっと作戦終了だよ…これでボスの氷が解ける…」
マーモンは両手の中にある8つのボンゴレリングをXANXUSに向けた。
そしてボンゴレリングは燃え出した。
「っ!」
「くそっ!」
「…」
「やられたな…」
「そんな…」
「むっ、しまった!」
「zzz」
「ッチ…」
上から超モードツナ、獄寺、雲雀、山本、クローム、笹川了平、ランボ、芽生はマーモンの手のひらにある各々のボンゴレリングを見て息を飲んだ。
「よお゛お゛し!!!」
しばらく空気だったスクアーロも作戦とやらが成功して嬉しいのか身を乗り出して叫んだ。
数秒でXANXUSを覆っていた氷はボンゴレリングの炎により、完全に溶けた。
「おかえりボス」
ベルはXANXUSの横に座り、XANXUSを仰向けにさせた。
「ボス、おかえりなさいませ。」
「ボス、ご無事で何より!!」
「おっかえりなさーい!ボス!!」
上から由美、レヴィ、ルッスーリアはボスの生還を喜んだ。
「リングを…よこせ…」
XANXUSは静かに目を開けるとそう言った。
「もちろんですわ!!」
由美はマーモンの手のひらから大空のボンゴレリングをつまんで、XANXUSの右手へと向かう。
「これは偽物じゃなくてちゃーんと、本物よ。ボス!」
ルッスーリアはマーモンと一緒にXANXUSの腰に着けているチェーンにボンゴレリングをはめていく。
「どいつもこいつも新ボス誕生のために立会人ごくろーさん」
「受け継がれしボンゴレの至宝よ 若きブラッド・オブ・ボンゴレに大いなる力を!」
ベルとマーモンがそう言った瞬間、由美はXANXUSの右手にリングをはめた。
そしてXANXUSの右手にはめたボンゴレリングとチェーンにつけてある7つのボンゴレリングから綺麗で輝かしい光があふれだした。
「力だ!!!とめどなく力があふれやがる!!!これがボンゴレの後継者の証!!ついに!!ついに叶ったぞ!!これでオレはボンゴレⅩ代目に…」
その光から力があふれてくるのかXANXUSはボンゴレリングを見ながら長かった夢の思いをはせていた。しかし。その瞬間XANXUSの体から血があふれだした。そして地面に倒れた。その光景を見た由美やベル、マーモンらはすぐXANXUSの元へと駆け寄った。
「大丈夫ですか?ボス!!」
「ボス!!」
「どーしたんだ!?」
「バ…バカな!!まさか…!!」
由美、マーモン、ベル、スクアーロが驚きの声をあげている中、超モードのツナはXANXUSを見ながらこう言った。
「……リングが…XANXUSの血を……拒んだんだ……」
そう。月のボンゴレリングと同じように大空のボンゴレリングも
そして大空のボンゴレリングことボンゴレのボスになれるのは、ボンゴレの血が繋がっていなければならない。現にボンゴレリングはXANXUSの血を拒んだ。つまりそういうことである。
そしてスクアーロは語り出す。XANXUSのことを。
XANXUSは下町で生まれ生まれながら死ぬ気の炎を宿していた。XANXUSの母親はそれを見てXANXUSが自分と9代目の子供だという妄想にとりつかれた。何も知らないXANXUSを母親は9代目と面会させ、9代目はXANXUSの死ぬ気の炎を見て自分の子供だと言いXANXUSもその言葉を信じて何も言わなかった。9代目に引き取られたXANXUSは威厳・実力と9代目の息子として後継者として文句のない男に成長した。しかしある時XANXUSは知ってしまった。母親と9代目は何の繋がりもなくただ養子として引き取られ、自分はボンゴレとは何の血も繋がっていないことを。しかもブラッド・オブ・ボンゴレなくしては後継者として認められぬ掟を。もちろんそのことを知ったXANXUSは激怒した。自分が分家のボス候補と飯を食べれるかと言い、潰した男たちより劣り、9代目が自分を裏切った事、元から自分を後継者にするつもりなどなかったことに。それから半年。XANXUSの強い怒りを見てXANXUSについていくもの、今より幼いがVARIAの幹部を連れて揺りかごを起こした。
「これがオレの知る全てだ。揺りかごの後に全て調べた」
スクアーロが言い終わるとXANXUSは「くだらねぇ」とスクアーロを睨んだ。
そんなXANXUSを見ながら超モードの解けたツナは口を開く。
「9代目が……裏切られてもお前を殺さなかったのは…最後までお前を受け入れようとしてたからじゃないのか………?9代目は血も掟も関係なく誰よりもお前のことを認めていたはずだよ。9代目はお前のことを本当の子供のように……」
ツナの言葉にXANXUSは9代目と初めて面会した時のことを思いだし、小さく震えだす。その震えはツナの言っていることが綺麗事で腹が立つのかそれとも図星なのか―――本当の心を覆い隠すようにXANXUSは大声で叫ぶ。
「っるせぇ!!気色の悪い無償の愛など!!クソの役にも立つか!!オレが欲しいのはボスの座だけだ!!カスはオレを崇めてりゃいい!!オレを讃えりゃいいんだ!!」
VARIAの幹部はそんなボスをさすがと思い、ボンゴレファミリーは何て奴だと思った。
XANXUSの口からかなりの量の血が吐き出て、右手からはボンゴレリングが血と共に地面に落ちた。そんなXANXUSの様子を見て残っているチェルベッロが声をかける。
「XANXUS様!!あなたにリングが適正か協議する必要があります!!」
「だ…黙れ!!!!叶わねーなら道連れだ!!どいつもこいつもぶっ殺してやる!!」
「XANXUS様!!」
思わぬ事態にチェルベッロは声をあげた。
そしてVARIAの幹部たちは
「大さんせーだボス!」
「当初の予定通りだよ」
「もうすぐで援軍も到着しますしね」
「やっちゃうわよーん♪」
「ボスの意志はオレの意志だ!」
「「オレ今決めただろみたいな顔すんなレヴィ!!全然きまってねーよ!!」」
ベルと由美は最後のレヴィの言葉にイラッと来たのか、まったく同じ言葉をレヴィにぶつけて二人でレヴィに背中から思いっきり蹴る。
「あらあら、レヴィたら変な所でカッコつけようとするからよーん」
「あと、そのセリフ沢田綱吉が言っていましたわよ。このあごひげマネっこが」
「お、オレの存在とは…!」
レヴィが嘆いた瞬間、すさまじい速さでレヴィの横を黒い棒…否如意棒が通り過ぎた。現にレヴィの頬に赤い線がついている。
「ありがとな…お前らがXANXUSのことだの茶番だのやってくれていた間に完全に回復した…」
今までカイがずっと芽生を回復していたおかげでもう芽生は戦っても大丈夫な姿になっていた。そしてVARIAの幹部に向かって…否後ろの増援部隊に向かって殺意を込めた如意棒を投げたのだ。
増援部隊は「うわあああああああああああああ!!」など悲鳴をあげて、どんどん悲鳴が途切れる音がする。そしてギュオッと蛇鋼球が風を切り増援部隊を蹴散らしていた。
「あの人…ずっと骸様が話しかけてた…」
クロームはそう言い蛇鋼球の持ち主を見る。
「取り違えるなよボンゴレ。オレはお前を助けに来たのではない。礼を言いに来た」
そう言っていたのは黒曜戦で出会ったランチアであった。
「ランチアさん!!」
ツナは驚きを隠さずに名前を呼びランチアを見た。
「なんれあいつが?」
犬や千種も驚きの眼差しでランチアを見ていた。
その間に芽生は全力で走り、如意棒を取りに行った。そしてまた全力で走り由美に向かって殺気を押さえずにそのまま由美に如意棒を振り下ろそうとした。
いや、厳密にはXANXUSを取り囲んでいるVARIAの幹部をⅩ世ボンゴレファミリーが武器を向けて取り囲んでおり、芽生は由美の首の寸前で如意棒を止めているのだ。
「…降参…ですわね」
「ダメだこりゃ」
「ムッ…ボスここまでのようだ」
「ボス…」
「失敗ねーん…」
VARIAの幹部は状況を見て武器を捨てた
「…役立たずのクズ共が…くそ!ちきしょう!てめーら全員!!!呪い殺してやる!!!」
XANXUSはそう言いつつも吐血をする。
そしてチェルベッロはXANXUSに歩み寄り、言った
「お疲れ様でした。それではリング争奪戦を終了し全ての結果を発表いたします。XANXUS様の失格により大空戦の勝利は沢田綱吉氏。よってボンゴレの次期後継者となるのは沢田綱吉氏とその守護者7名です。」
その言葉でツナは安心したのかポケットから笹川京子と三浦ハルから貰ったお守りを見て笑い気絶した。
芽生も由美に振り下ろそうとした如意棒を縮小し収納ケースへと入れた。
「…長かったな……」
芽生はツナを見て薄く笑い体が右に倒れそうになった。
「芽生!!」
クロームとカイ、他のボンゴレファミリーが気づいた。
だが、ある人物の手によって阻止された。
「…恭弥……」
「何強がってるの?如意棒で攻撃した時や全力で走ったのだって結構しんどかったんじゃないの?」
芽生が無理して戦いに参戦したことを雲雀は見抜いていた。そして芽生が倒れる寸前に芽生の元へと行き、体を支えた。
「ていうか、君普段あんなに食べてるくせに軽いね」
呆れた声で雲雀は言った。そう今雲雀は彼女の肩を支えているが腕が女性だから細いのは当たり前なのだが先ほど思いっきり如意棒を投げた腕力や筋肉は一体どこにあるのだろうか…雲雀は呆れながらも思った。
そして長かった戦いはやっと幕を閉じたのであった。
今日は7月7日。
七夕でもあり、黒子●バスケの真ちゃんの誕生日やコロネロの誕生日や、ダンガ●ロンパの舞園さんのお誕生日とともにこの主人公である芽生のお誕生日です!!
かなりぎりっぎりだけども。
あと何回も言いますが私は受験生でございます。
今以上に更新頻度が下がります。夏休みもほとんど更新できません。
塾のおかげで。
二か月に一回はするようにしますが…わかりません。
詳しくは私の拠点である、小説家になろうかアメーバまたはツイッター見てください。
http://mypage.syosetu.com/168767/