戦姫絶唱シンフォギア~奏でる少女、聖騎士物語~   作:三元新

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主人公がいろいろ暴れちゃいます…。そして、とある世界のキャラが擬人化で出てきます。お楽しみに!


2話 あはは!俺が神様だって?……え?マジで?

――――うん。今は、物凄く面倒な事になっている。

 

ん?なにがめんどくさいって?――それは…

 

「主、とてもよい天気ですよ?さぁ、お外で遊びましょうよ!」

 

「主~、退屈だよ~!なんかしようよ~なんか~!」

 

……目の前に、何故か二人の幼女がいるのだ。

 

――――何故こうなったのか…それは、今から1時間前に戻る…

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

「――――……ふぁ~。……朝か…。――うぅ~ん!……くぁ…よく寝た。」

 

――うん、いい天気だ。凄くよく眠れたね♪

 

僕は昨日、お母様とお父様と三人で食事を食べたあと、神様が家族の証とする儀式みたいなのをやったのだ。

 

――その儀式というのは、親となる神の血を飲むことだ。

 

最初は血を飲むことにやっぱり抵抗があったが、この二人の家族になれるなら…と思い、お母様とお父様の血をコップ一杯ずつ飲んだ。……飲んだ時の感想は、味もなにも感じなかったので、もはや無味無臭といった何とも不思議な感覚だった。

 

てなわけで、はれて二人の家族として二日目を過ごそうとしているのだが………

 

「なんだか、凄くムズムズする。」

 

起きたときから、やたらと体がムズムズするのだ。……べ、べつにやましい感情はないんだからね!

 

――こほん。……と、とりあえずだ。体がムズムズするというよりも…なというか~……こう、体の奥底から力がみなぎってきて、凄くなにかに発散したい感じなのだ。

 

ただ、この感情がよくわからなくて、いま困っているのだが…

 

「ん?――なんだろう、この感じ…」

 

なにか、頭の中でキュピーンって音が響いた気がした。

 

……そしたら、なにか造れるかもしれないと、自然に思い出してきた。

 

「――なんだろうね。……まぁ、いいや。なんか使わないといけない気がしてきたから。」

 

よし…。なに造ろうか?――うーん。……あっ、なら、好きなアニメの道具を作ろう!

 

なら、即行動だ!……まずは、“赤龍帝”と“白龍皇”でいいかな?ついでに二匹を封じた神器(セイクリッド・ギア)もつ~くろっと~。

 

そうと決まれば~――――

 

「――造成開示…“赤龍帝・ドライグ”in“白龍皇・アルビオン”!」

 

なにも起こらない…

 

「(……まぁ、流石に無理かな?)」

 

――と思っていたら。

 

ピカァァァン…!

 

「へ?……な、なになに!?なにがおきたのさぁー!!」

 

シュゥゥゥ――……

 

「ん…。……あ、主だ。おはようございま~す!」

 

「ふみゅ………?……あ、主だ~、おはようございます~♪」

 

――――突然光ったと思えば、赤い髪で金目と白い髪で金目の二人の幼女がいた。

 

「――うん、なぜこうなった…」

 

「主?」

「主?」

 

二人の幼女が俺を見て、不思議そうに首を傾げている。

 

……可愛い――ってそうじゃなくて!

 

「えぇ~と…君たちは誰かな?……あと、主ってなに?」

 

俺の言葉にキョトンとする幼女。すると、意味がわかったのか、はっ!としていた。

 

「うん、自己紹介がまだったね!私の名前は“赤龍帝・ドライグ”だよ!主は私を造ったから主だよ!」

 

「私の名前は“白龍皇・アルビオン”だよ~!主は私達を造ったから主だよ~♪」

 

……あぁ~なるほどね~。だから主なのか~。あっはっはっは~!――――――――って

 

「えぇぇぇええええええぇえぇえええ!!!!!?」

 

俺はあまりの展開に大声で叫んでしまった。……ここに近所がなくてよかった。

 

……ドタドタドタドタドタドタバタン!

 

「どうした!椿!?」

「どうしました!椿ちゃん!?」

 

すると、なにが走ってくる音が聞こえてきたと思ったら両親が物凄い勢いで入ってきた。

 

「いや、……そのぉ~……」

 

「おい!いったいないが…おき…て……」

 

「そうですよ、なにがおき…た…………」

二人は固まった。何故かと思っていたら、二人の目線は幼女にうつっていた。俺は不思議に思い、二人の幼女――いや、ドライグとアルビオンに視線を向けてよく見ると………

 

全裸だったのだ。

 

――――へ?

 

ガシッ!

 

すると両肩を誰かに捕まれた。……いや、誰かじゃないな。――――両親だ。

 

「ちょっと……」

 

「お話を………」

 

「「しましょうか?」」

 

「あ、はい…」

 

二人の笑顔が怖かった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから、数十分がたった。体内時計では、数時間な感じだけど…

 

あのあと両親には包み隠さず全てを話た。ドライグとアルビオンのこと、変な力が感じたこと、そしていまに至ること…。

 

「………………」

 

全てを話終えるとお父様が顎に手をやり考え事をしていた。……なに考えているんだろう。

 

あ、因みにいまはドライグとアルビオンは毛布をかぶって二人でじゃれあって遊んでいます。

 

「…………ふむ。――よし、椿!」

 

お父様は考え事が終わったのか呼んできた。

 

「なに?」

 

「ちょっと、この写真の中にあるものを、ドライグとアルビオンを作ったみたいにしてくれないか?」

 

突然、お父様は一枚の写真を取り出してきた。……写真の中にあるもの………なにこれ?槍?

 

「……とりあえずわかった。」

 

僕は集中し、さっきの槍を見ながら、造り出す。

 

「―――造成開示…写真の中の槍!」

 

ポンッ!

 

すると、今度は光ではなく、煙が出てきて写真の中に写っていた槍が出てきた。……ん?なにがしたいの?これ…

 

すると、お父様はその槍を手に取り暫く触ったあと床に置いた。

 

「……なるほどな。じゃ~、次は、なんでもいいから自分の好きな“槍”を想像してくれ。――いいか?できるだけ鮮明に、そして、強く思えよ?そして作れ!」

 

………?どういうことなのかな?……まぁ、いっか。

 

――――俺は、今度は目を閉じて、強く鮮明に想像する。

 

俺が想像するものは、もちろん――――

 

「―――造成開示…。全てを貫くは必殺の槍……こい!“グングニル”!」

 

すると、今度はドライグとアルビオンを造ったのと同じように光だした…。

 

そして、光が弱まりそこから現れたのは…一本の槍。

 

―――いや、とてつもなく神々しい輝きを放つ槍だった。

 

「……やはりか」

 

すると、お父様は一人だけ納得して頷いていた。

 

「……なにが、“やはりか”なのです?」

 

僕が質問すると、お父様はとても真剣な顔をして此方を見つめてきた。

 

「……いいか、いまから凄く、大切な話をする。心してよく聞けよ?」

 

――ゴクリ。

 

「――すぅ…はぁ…。―――お前は、神になってしまったようだ。それも―――創造神にな」

 

………………え?

 

「……?じょ、冗談ですよね?……お父様?」

 

僕は突然のことに頭が混乱して頭が真っ白になっている。……いや。べつに、人間を止めたのにはショックじゃないげどね?……流石に神はないでしょう、神は…。―――しかも、創造神って…。

 

「いや、残念ながら冗談じゃない。……これは、現実だ」

 

そう言ったお父様はかなり真剣な表情だった。

 

「……俺達二人の血を飲ましたら、神になるのはわかってはいたんだが……まさか、創造神になるとはなぁ…。うん、予想外だなこれは…。」

 

お父様は頭に手をおき、やれやれといった感じで嘆息していた。

 

「……そんなに予想外なのですか?」

 

「……ん?…あぁ、そうだな。ちょっと…いや、かなり予想外だ」

 

そんなになんだ…

 

「べつに、人間から神になるのはこれといってあれ得ない話ではないんだ。むしろ、信仰さえあれば誰でもなろうと思えばなれるしな。――だが普通はな?神の子になる人間は血を飲むわけだが、血を飲んだ人間は、飲ました血の元となる神の力のみを受け継ぎ、女神なら女神に、軍神なら軍神に、破壊神なら破壊神にと、その血の元である神にしかならないわけだ。

――――しかし、今回お前は、俺の聖書の神と原初の女神との血を飲んだんだが、……二人の血のイレギュラーのせいか、それとも強力な神の力をもつ二人のせいかは、わからないが、お前は俺と妻の持つ力を受け継ぎつつ、新たに神として創造神の力もかねそろえてしまったってわけさ。」

 

――――えぇ~……なに、その二つの違う力を合成して新たな力を作る~みたいなノリは…。

 

「……そんなことってあり得るの?」

 

「ありえん」

 

僕が聞くと即答で答えられた。……やっぱりあり得ないんだ…。

 

「……まぁ、いいさ。我らが全能神さまは『もし、息子にできて神になるなら、普段ならダメだけども、今回だけはどんな神になってもいいぜ!……まぁ、ぶっちゃけると、神様がどうしても足りないんだよね~!とくに、創造神とか、破壊神とか、あと癒しの女神とかさ!――あなたたち二人の血を飲んだなら、なにかイレギュラーが起きる筈だから、できれば強くて美しい神様が出来ることを願うぜ!――そう言うわけで、頑張れ!』……なんて言われているからな。うん。まぁ、問題にはならないから大丈夫だ」

 

……えぇー。なんだろう。全能神さまって凄く適当な方の感じがするんだけども、気のせいかなぁ~?

 

「まぁ、いいさ。久しぶりに、ドライグとアルビオンを見れたしな」

 

すると、お父様がそんな事を言ってきた。

 

「ドライグとアルビオンにあったことあるの?」

 

「おう。俺のお母さん。つまり聖書の神が三大勢力と一緒に神器(セイクリッド・ギア)に封印したときその場にいたからな。覚えているさ。」

 

へぇ~そうだったんだね~。………………ん?三大勢力?神器(セイクリッド・ギア)?……あれぇ~?何処かで聞いたことのある単語だなぁ~。き、気のせいだよなぁー!

 

「あのぉ~……お父様?……ひとつ質問よろしいでしょうか?」

 

「ん?おう、なんでもいいぞ?なにが聞きたいんだ?」

 

「……お父様の生まれた場所って、何処ですか?てか、何処の世界ですか?」

 

「ん?――あぁ、生まれた場所は天界だ。それに、俺がいた世界は……そうだな。お前らで言う『ハイスクールD×D』だったかな?その世界からきたからな。父さんは。因みに母さんは、いろんな異世界を旅する女神様だからな。まぁ、俺も父親に似ていろんな世界に放浪する癖が付いちまって、それで偶々出会って結婚したんだぞ?それで、いまに至るわけだ。」

 

――――はぁ…。まさかとは思っていたけども、そんな偶然ってあるんだね。……世界は…狭いね~。

 

「因にだが、お前なら、俺の母さんが作った神器(セイクリッド・ギア)――それも神滅具(ロンギヌス)クラスの物も想像次第で作れるだろうから、今度作ってみろ。なぁ~に、本物と大差かわんないレプリカ…いや、ここまでくればコピーか…。なら、俺が持っているから、それを見て触れて、それで創造してみろ。お前の想像しだいでなんでも出来るからな。オリジナルを創るのもいいだろう。……そしたら、この世界でも、かなりやくにたつだろうな」

 

――――そう、なんだ…。……僕のこの力で、誰かの役にたてる。……そして、もう、僕みたいな不幸な子を少しでも減らすことが出来るかもしれない…。

 

「……うん。わかった。頑張ってみるよ。僕は、世界の…命ある人々の為に頑張る!必ず、いい神様になって、二度と僕みたいな不幸な人を出さないように、頑張るよ!

だから、お父様、お母様、ドライグにアルビオン。……こんな未熟者でどうしょうもない僕だけども…――手伝ってくれるかな?」

 

「……ふ、もちろんだ。お前は俺達の息子だ。息子の為ならなんだってするさ!」

 

「そうですよ。貴方は私達の子供なのですから、子供は親に甘えるのが仕事なのです。……いくらでも手を貸しますわ」

 

「主が望むなら私達はいくらでも手を貸すよ?だって私達の主だもの!」

 

「そうだよ!私達の主の役にたてるなら、いくらでも手伝うよ!それこそ私達の生きがいなんだもん!」

 

「――みんな…――ありがとう」

 

『どういたしまして♪』

 

……ほんと、家族っていいなぁ…。……本当にありがとう。お母様、お父様。本当にこんな僕のために家族になってくれてありがとうございます。

そして、ドライグにアルビオンも、頼りない主だけども、ついてきてくれるのを了解してくれて…本当にありがとう。こんな主だけども、一緒にいてね。

 

「よし、そうと決まれば修行だな。椿!いまからその神の力を扱う修行をするぞ!」

 

「はい!お父様♪」

 

「気をつけてね~ふたりとも~!……さてと、ドライグちゃんにアルビオンちゃんは、まずは服を着ましょうね~。」

 

「「は~い!」」

 

「よし、いい子でよろしい♪」

 

こうして、また、家族が増えて、絆も深まるのだった。




……てへ♪やっちゃった♪

……うん、ごめんなさい!だから物を投げてこないで~!

こほん!…さぁ、これからどうなっちゃう主人公!――そして、原作に入れてないじゃないか!……つ、次こそ、必ず入るよからね!――タブン!(ボソ

それではまた次回!……バイバーイ!
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