第二部 予告
嵩宮一誠はトライヘキサを完全に滅した後、愛する仲間達に見守られながら、この世を去った。
その時、一誠の胸から十一個の結晶が現れて、空の彼方へ消えていった。
それから二年後・・・。
誰も知らない。新たな少年となって、彼が現れる事を。
彼は知らない。愛した女性達が全員、妊娠していた事を。
そして、十一個の結晶の内、十個の結晶がこれから出会う少女達に宿る事を、誰も知らない。
誰も知らない。トライヘキサを倒した事により、はぐれ悪魔の王、サタンが行動し始めた事を。
彼はやがて思い出す。かつての自分の記憶を。一緒に戦って来た仲間、愛した仲間を。
かれは歩み出す。新たな仲間と共に道を歩み出す。
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「君は何をしたいんだ?」
「織斑の兄は出来損ないだな。弟の方は、姉の様に優秀なのに・・・」
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「何でこんなのが兄なんだ?」
「一夏、お前は何をやっている?こんな問題で満点を取れない?千秋は今回も前回も満点を取ったぞ?」
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「お母さん、お母さん。お父さんの事、教えてー」
「そうね・・・。今回は・・・、お母さん達とお父さんの出会いを教えましょうか」
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「はぁっ!キリト・・・、お前・・・、女の子だったの・・・?」
「あっ・・・・・・。う、うん・・・」
「キ、キリトが女だと・・・!?マ、マジかよ・・・・・・」
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「キリトを死なせやしない!!!」
「シ、シドウ・・・・・・」
「ヒュウー、この人数を防ぎ切れるかな?ヒーローさんよ?」
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「思い出した・・・・。前世の記憶・・・」
「前世の記憶・・・?」
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「ねぇ、シドウ。74層のボスとの戦いの最中に、前世の記憶を思い出したって、言ってたけど、あれはどう言う意味?」
「は?前世の記憶?おいおい、ラノベの主人公かよ?シドウは?」
「それが本当なら、聞きたいわね。生前の話を」
「私達も聞きたいわね~、それ」
「リアルはタブーのはずなんだけどな・・・。
死んだのが今から15・6年くらい前だから、事の始まりは30年程前だな・・・。
物語の始まりが・・・」
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「はぁ・・・、メンドクサ・・・。ISを動かしちゃったよ・・・」
「シドウ、私はどこまでも君に付いて行くよ?私のヒーロー♪」
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(あの男と何処かで会ったか?)
(クソッ!なんなんだよ!あいつは!?あいつがいなければ、ここの女子は全員、俺のモノなのに!!)
(シドウ・I・クロニクル・・・。出来損ないの弟だった一夏に似ている・・・。あいつは、何者だ?)
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「私はファン・リン・イン。よろしくね!世界初の男性操縦者さん?」
「俺はシドウ・I・クロニクル。なぜ、ファンが俺を世界初と言うのかは置いておいてだ・・・。道にでも迷ったか?」
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「シドウさん、ご一緒にお食事でもいかがですか?」
「セシリア、別に構わないが今回の作った料理はマシになったのか?この前みたいに織斑が瀕死の状態になるのは簡便な?」
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(シドウ・I・クロニクル・・・、あいつは何者だ・・・?一緒ににいる桐ヶ谷とやらと訓練の時に見える眼光・・・。幾つもの戦場を潜り抜けた英傑の目をしている・・・。私達のような者でも、そう多くはいない・・・。あやつの過去に一体何があった?)
(ラウラ・ボゥディッヒー・・・、力が全てだと思っているタイプか・・・。力が全てではない事を子兎に教えるか・・・。)
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「ボクだって、ここにいたいよ・・・!!」
「なら、任せろ。デュアノ姓じゃなくなってもいいのならな?」
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「なんで、手伝ってくれるの?」
「なに、同じ専用機同士だ・・・。よく言うだろ?
{一人より二人。二人より三人。三人より大勢。}ってな?」
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「ねぇ、クロニクル君?君は何者なのかな?
時々、お昼に30人程いるグループの子達が視界に入ると、憂うような目で見ているけど、お姉さんにはわかるわよ?」
「はて?俺には生徒会長が何を言っているのか、全く理解出来ないんですがね?
てか、俺は用事はないので帰っていいですか?部屋に戻ってモンストをやりたいので。」
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「シドウ、アルゴから情報が来たよ?やっぱり、臨海学校の時に襲撃するみたい。」
「そうか・・・、ありがとな。和葉。」
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「未確認の軍事ISか・・・。これは厄介な事が起きそうだ・・・・・・。」
「そうだね・・・。応援を呼ぶ?」
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「さて・・・、今日から夏休みだ。何をするかな・・・?」
「デートし、しない?」
わわたくしもデートしたいですわ!」
「ボ、ボクもしたいかな?」
「私ともデートをしようではないか!?嫁よ!!」
「私は皆と縁日に行きたいわね。」
「うむ、いいな。今度、皆で一緒に縁日に行こうではないか?(本当はクロニクル2人っきりで行きたいが・・・。)」
「箒さん、絶対に2人っきりにはさせないし、行かせないよ?」(ボソ)
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「さて、ALOでもやるか・・・?」
「な、なぁ?クロニクル、ALOをやりたいのだが・・・、教えて貰えないだろうか?」「あぁ、構わないぞ?」
完