問題児たちと斬魄刀を持ったチートが異世界から来るそうですよ?   作:shu.

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さて、ガルド戦ですね。それではどうぞ。


春日部と飛鳥、ガルドに挑みます。

 

“フォレス・ガロ”の居住区画に到着した“ノーネーム”はその景色を不思議そうに見ていた。

なぜなら居住区画はまるでジャングルのように木が生い茂っていたのだ。黒ウサギとジン曰く“フォレス・ガロ”は普通のコミュニティらしい。

 

ジンは近くの木に触れて何かを確信したかのように手を離す。

 

「間違いない鬼化してる!」

 

「ジン君。ここに契約書類が貼ってあるわよ」

 

飛鳥が木に貼ってある契約書類を見つけ全員がそれに注目する。

 

[ギフトゲーム名 『ハンティング』

 

・プレイヤー

久遠 飛鳥

春日部 耀

ジン=ラッセル

 

・勝利条件

ホストの本拠地内に潜むガルド=ガスパーの討伐

 

・クリア方法

ホスト側の指定した武具でのみ討伐可能

指定武具以外は“契約”によりガルド=ガスパーを傷つけることは不可能

 

・敗北条件

降参かプレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合

 

・指定武具

ゲームテリトリーにて配置

 

・宣誓

上記を尊重し、誇りと旗の下“ノーネーム”はゲームに参加します

 

“フォレス・ガロ”印]

 

「これは…まずいです」

 

契約書類を読み終えるとジンは表情を曇らせた。

 

「このゲームはそんなに危険なの?」

 

「いや、ゲーム自体は簡単で単純だ。問題なのは指定武具以外では奴を傷つけること“契約”により不可能ってところだ。これで春日部と飛鳥のギフトでガルドを傷つけることができなくなった」

 

「はい、すいません僕の落ち度でした。あの場で契約書類を作っておけば…」

 

ジンは申し訳なさそうに頭を下げる。

 

「で、ですが何かしらヒントがあるはずです。もしそうでなければ“フォレス・ガロ”の反則負けとなります。黒ウサギが審判を勤めている間は反則は出来ません」

 

「勝ってこいよ、飛鳥、春日部」

 

「ええ、そのつもりだわ」

 

「わかった」

 

悠斗の応援を受け意気込む二人。そして二人は門をくぐりゲームが開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「暇だ、黒ウサギ見に行ったらまずいのか?」

 

ゲーム開始からしばらく経って退屈になった十六夜は黒ウサギに尋ねる。

 

「お金を取って観客を招くこともありますけど今回は最初に取り決めてないので無理です」

 

「なんだよつまんねえな。ジャッジマスターとそのお付きってことでなんとかなんねえのか?」

 

「黒ウサギの素敵耳ならここからでも大まかの状況は分かります。状況確認できない隔離空間でもない限り侵入は禁止です」

 

「このウサギさんマジ使えねえ」

 

「せめて聞こえないように言ってください‼︎凹みますから」

 

黒ウサギは泣きながら十六夜に突っ込む。

 

「はあ…お前らちょっとぐらい黙れないのかよ」

 

悠斗は深くため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくしてゲームが終了したのを伝えるかのように木が一斉に霧散して行った。

 

それと同時に十六夜、黒ウサギの二人は走りだそうとしたが悠斗に止められた。

 

なぜ黒ウサギが慌てるのかと言うとゲーム中に春日部が重傷を負ったのである。

 

「話してください悠斗さん!このままでは耀さんが」

 

「落ち着け!!俺のほうが速い」

 

悠斗は黒ウサギと十六夜を抱え込み、瞬歩で春日部の目の前に一瞬で移動した。

 

「春日部!」

 

悠斗はすぐに春日部へ駆け寄る。

 

「【肉雫唼(みなづき)】!」

 

悠斗がそう叫ぶと刀が巨大なエイのような生物に変化した。

 

「っっっ!!?」

 

黒ウサギと十六夜はいきなり巨大な生物が現れたことに驚く。悠斗はそんなことお構い無しに春日部を抱き抱え……

 

「よっと!」

 

巨大なエイのような生物の口の中に放り込んだ。

 

「「はあぁぁぁ!!?」」

 

あまりに予想外の出来事に黒ウサギと十六夜は驚き、同時に叫んだ。悠斗はフゥと息を吐きなぜかやりきったような顔をしていた。

 

「ゆ、悠斗さん!?何してるんですか!!?」

 

「何って治療?」

 

悠斗の答えを聞いた途端黒ウサギはプルプルと震えだしやがて爆発した。

 

「どこが治療なんですか!?どこが!さっきおもいっきりあのエイみたいな生物の口の中に耀さんを入れましたよね!?治療どころか耀さん死んじゃうじゃないですか!!ちゃんと説明してください!!」

 

「お、落ち着け黒ウサギ。春日部は大丈夫だしちゃんと説明するから、だから落ち着け。」

 

悠斗はやや黒ウサギにおされながらも落ち着かせる。

 

「あれは俺の刀の能力で【肉雫唼】って言ってこいつの能力は呑み込んだ者に対して治癒能力を発揮する能力なんだ…………そろそろいいかな、吐き出してくれ【肉雫唼】」

 

悠斗がそう言うと【肉雫唼】が春日部を吐き出した。そして春日部の傷を見てみると綺麗に無くなっていた。

 

「凄い……傷が」

 

黒ウサギがそれを見て呆気に取られている。

 

「とりあえず傷は治したが、体力は戻っていないから戻って休ませた方がいい」

 

「そう。ありがとう悠斗君」

 

「ありがとうございます悠斗さん」

 

飛鳥と黒ウサギに礼を言われたあと悠斗は春日部を抱き抱えた。

 

「さて、戻るとするか」

 

「だな」

 

そして六人は“ノーネーム”の本拠へと戻って行った。




悠斗がギフトゲームに出なかったのでガルドの登場シーンがありませんでしたw

さてガルドのことは置いといてw
今回使ったのは【肉雫唼】でした。これ書いてて思ったんですが【肉雫唼】の卍解の能力って結局何なんですかね?
BLEACHの漫画読んでもわかりませんでした。知ってる人がいれば教えて下さい。お願いします。
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