問題児たちと斬魄刀を持ったチートが異世界から来るそうですよ?   作:shu.

14 / 19
そろそろヒロインが決まります。

ハーレムを希望する人が多いのでこの際まとめてヒロインにしちゃおうかなと考えているんですけどどう思います?

今のところ

飛鳥、白夜叉に2票ずつ

耀、黒ウサギ、ウィラ、ペスト、レティシアに1票ずつです。

アンケートはまだやっているので活動報告のほうに書いて下さい。


話し合います。

悠斗達が“サウザンドアイズ”へと向かうと店の前には女性店員がいた。そして悠斗達は白夜叉の私室に通された。

 

白夜叉の私室に入ると、白夜叉と金髪で軽薄そうな笑みを浮かべる男、“ペルセウス”のリーダーである“ルイオス=ペルセウス”がいた。

 

「うわぉウサギじゃん!実物始めて見たよ。本当に東の端っこに本物のウサギがいるなんて思わなかった!つーかミニスカにガーターソックスなんてどんだけエロいんだよ!君うちのコミュニティに来いよ。三食首輪付きで毎晩可愛がってやるからよ」

 

ルイオスに嫌悪感を覚えた黒ウサギは足を両手で隠すと、飛鳥が黒ウサギをかばう様に前に出る。

 

「先に断っておくけど、この美脚は私達の物よ」

 

「そうです!黒ウサギの脚は…って違いますよ飛鳥さん!」

 

飛鳥の突然の所有宣言に慌ててツッコミを入れる黒ウサギ。

 

「その通りだぜお嬢様。黒ウサギの脚は俺達の物だ」

 

「そうですそうです。黒ウサギは十六夜さん達の…………って違いますよ十六夜さん!」

 

「ふむ、なら私が黒ウサギの美脚をいい値で買おう」

 

「う・り・ま・せ・ん!もうこれ以上黒ウサギをこれ以上怒らせないでください!」

 

「バカだなぁ怒らせてんだよ」

 

「このお馬鹿様!」

 

スパーンと十六夜の頭にハリセンが落ちた。

 

「あははは!“ノーネーム”って芸人のコミュニティ?だったらマジでウチに来いよ。最もその美脚は僕のベッドで好きなだけ開かせてもらうけどね」

 

「お断りします。黒ウサギは礼節も知らぬ殿方に肌を見せるつもりはございません」

 

黒ウサギはルイオスにスパッと断る。

 

「黒ウサギ、その格好じゃあ説得力ないわよ」

 

「俺はてっきり見せつけるために着てたのかと思ったぜ」

 

「…………エロウサギ」

 

飛鳥、十六夜の二人はそれぞれの感想を黒ウサギにぶつける。悠斗はボソッと黒ウサギを貶した。

 

「ち、違いますよ。これは白夜叉様がこの格好で審判をすれば賃金を三割増しにするとおっしゃるので着ているだけです!そして悠斗さん!聞こえてますからね!」

 

どうやら黒ウサギは嫌々着ているらしい。

 

「ふ~んそうか………おい白夜叉。超グッチョブ」

 

「うむ」

 

十六夜と白夜叉はビシッと親指を立てる。

 

「この……お馬鹿様方!」

 

スパーン!と音を響かせ黒ウサギは二人をハリセンで叩く。

 

「さて、話を始めようか取り敢えず交渉はさせてもらうぞ“ペルセウス”のリーダー、ルイオス=ペルセウス」

 

「話だけならな」

 

こうして”ノーネーム“と”ペルセウス“の話し合いが始まった。

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

「――――“ペルセウス”が我々に対して振るった数々の無礼は以上の内容です。ご理解していただけましたでしょうか?」

 

「う、うむ。“ペルセウス”の所有物・ヴァンパイアが勝手にノーネームの敷地に踏み込み荒らしたこと。捕獲する際の数々の暴言。確かに受け取った。謝罪を望むなら後日」

 

「我々が受けた数々の無礼と暴言の怒りは謝罪だけでは収まりません。ここは両コミュニティの誇りと御旗の下で決闘をするべきかと」

 

一回取り下げたギフトゲームに出されているレティシアを取り戻すことが黒ウサギの目的であり、取り戻す唯一の手段だ。

 

「“サウザンドアイズ”にはその仲介をしていただきたく参りました。もし、“ペルセウス”がギフトゲームを拒むようでしたら主催者権限の名の下に」

 

「いやだ」

 

黒ウサギの言葉を遮るように唐突にルイオスがそう言った。

 

「はい?今なんと?」

 

「だからいやだ。決闘なんて冗談じゃない。それにあの吸血鬼が暴れまわった証拠があるの?」

 

「それなら彼女の石化を解いてもらえれば」

 

レティシアは悠斗のおかげであの時は石化されなかったものの“ペルセウス”に捕まってからレティシアは石化されてしまっていた。

 

「駄目だね、出荷するまで石化を解けない。それに勝手に抜け出したんだ。口裏を合わせていないとも限らない。どうなんだい、元・お仲間さん?」

 

勝ち誇った様に言うルイオス。言っていることが正当な理由のため、黒ウサギは反論出来なかった。

 

「それ以前にさ、逃げ出したんじゃなくて実は君達が盗んだんじゃないの?」

 

「な、何を言うんですか!?そんな証拠が一体どこに」

 

「事実、君たちの所に居たじゃないか。まぁどうしても決闘に持ち込みたいならちゃんと調査しないとね。……でも調査が終わるまで待てないんだよね」

 

ルイオスの言葉に返す言葉もない黒ウサギ。

 

「じゃ、さっさと帰ってあの吸血鬼を売り払うか。あんな見た目だし、そっち系のマニアには需要があるだろうしな」

 

黒ウサギを挑発するようにルイオスはそう言った。

 

「それにしてもあの吸血鬼は不憫だねぇ。自分の恩恵を魔王に渡してでも、危ない道を行く仲間を止めに言ったのに仲間たちはあっさりと見捨てやがった!あの女が目を覚ましたらどんな気分だろうねえ?」

 

「……え?」

 

それを聞いた黒ウサギの顔は蒼白に変わっていた。

ルイオスの話を聞いた話で今までのことに全て説明がつくのだ。レティシアが東側にいることも、ギフトネームが変わっていたこと全てが、この理由なら辻褄が合うのだ。

 

「ねえ、黒ウサギさん。このままじゃコミュニティの同士として義が立たないんじゃないかな?」

 

「………。どういうことです?」

 

「ねえ、黒ウサギさん。一つ取り引きをしようよ。吸血鬼を返す代わりに………君は僕に一生隷属するんだ」

 

どこまでも外道な発言をするルイオスに飛鳥が切れた。

 

「貴方って人はどこまで外道なのよ!帰りましょう黒ウサギ!………黒ウサギ?」

 

飛鳥は黒ウサギを引っ張って帰ろうとするが黒ウサギはうつむいたまま動かない。

 

「何を悩んでいるんだい黒ウサギさん。君ら“月の兎”は仲間の為に煉獄に落ちるのは本望なんだろう?だったら……」

 

『黙りなさい!』

 

飛鳥は自分のギフト、“威光”を発動した。するとルイオスはガチンと顎を閉じた。

 

「まさかここまでの外道だとは…『そのまま地面に頭をつけてなさい!』」

 

口を抑えたルイオスは地面に頭をつける。

 

「おんな……そんなのが通じるのは……格下だけだ馬鹿が!!」

 

するとルイオスは飛鳥の“威光”を振り払うとギフトカードから鎌を取り出し、飛鳥に振り下ろす。

 

キーン!!

 

部屋に金属音が鳴り響いた。

ルイオスの鎌が飛鳥に当たる直前悠斗が割って入り、ルイオスの鎌を刀で防いだのだ。

 

「いい加減にしろお前ら。今は争いに来たわけじゃない。」

 

「な、なんだお前は」

 

すると悠斗はルイオスに睨みをきかせこう言った。

 

「霜月悠斗だ。覚えておけ」

 

悠斗はそれだけ言うと、そのまま力任せに鎌を押し、ルイオスを押し戻す。

もう一度追撃をかけようとしたルイオスの鎌を白夜叉が扇子で止める。

 

「ええい、止めんか戯け共!話し合いが出来ぬのなら門前に追い出すぞ!」

 

「……。ちっ、先に手を出したのはそっちなんだよ?」

 

こっちに非があるような言い方で言われ、尚も殺気立つルイオス。そんな中、黒ウサギが仲裁に入った。

 

「ええ、分かっています。今日のことはお互い不問としましょう。……それと先程の話、少し時間を下さい。仲間と相談しますので」

 

黒ウサギの言葉に飛鳥は驚き反論を示す。

 

「ちょっと待って!!黒ウサギ、あなたこんな奴の仲間になっても良いって言うの!?」

 

「オッケーオッケー、待ってやるよ。取引ギリギリの一週間、それまでは吸血鬼は売らない」

 

その言葉を聞き黒ウサギはこの場から出ていった。そして飛鳥も黒ウサギを追うように出ていった。

ルイオスもそのあとに続き“サウザンドアイズ”を後にした。

 

「おんし達は帰らんのか?」

 

白夜叉はいつまでもここにいる悠斗達が気になったのかそう訪ねる。

 

「白夜叉……聞きたいことがある」

 

悠斗は真剣な表情で白夜叉を見る。

 

「クラーケンとグライアイはどこにいる?」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

三日後

 

黒ウサギ、飛鳥、春日部、ジンが黒ウサギの部屋に集まっていた。あれから黒ウサギも落ち着き、少しずつではあるが元気を取り戻していった。しかしあの日から悠斗と十六夜が帰ってこないのである。どうしようかと考えてた矢先扉からガチャガチャっと音がした。

 

「あれ?鍵がかかってるな」

 

「ゆ、悠斗さん!?」

 

あの日から帰って来なかった悠斗の声に黒ウサギは驚く。黒ウサギが驚いている間にも扉はガチャガチャと音をたてている。

 

「い、今開けま「よし、壊すか」…………え?」

 

悠斗の言葉に黒ウサギの目が点になった。

 

「射殺せ……」

 

この言葉を聞いた瞬間黒ウサギは今から何が起こるのかを察した。

 

「ちょ、悠斗さん!?待ってくだ「【神鎗】」うぎゃー!!」

 

すると丁度ドアノブのところに刀の刀身が突き出てきた。黒ウサギはドアノブの近くに居たものの間一髪で当たらなかった。すると扉が開いて大きな風呂敷を持った悠斗が入ってきた。

 

「久しぶりだな」

 

悠斗は何事もなかったかのように挨拶をしてきた。

 

「なにやってるんですかこのお馬鹿様!!」

 

すると悠斗の頭にスパーン!とハリセンが落ちる。

 

「いや~、ちょっとね。もうすぐ十六夜も来るとおもうんだけど……」

 

「…!ほんとです「ドカァァァン!!」…………か?」

 

黒ウサギは今度はなんだという目で扉を見る。するとそこには跡形もない扉の残骸が散らばっていた。そして、そこから出てきたのは悠斗同様大きな風呂敷を持った十六夜だった。

 

「なに扉を壊しちゃってるんですかこのお馬鹿様!!」

 

スパーン!と十六夜の頭にもハリセンが落ちる。

 

「いや、鍵がかかっていたから」

 

「鍵はさっき悠斗さんのせいで貫かれましたよ!」

 

黒ウサギは涙目で叫ぶ。

 

「まあまあ泣くな黒ウサギ。ちゃんと土産もあるから」

 

そう言って悠斗と十六夜は大きな風呂敷を広げるとそこには二つの玉があった。

 

「十六夜君、悠斗君これは?」

 

何か分からない飛鳥が十六夜と悠斗に質問する。

 

「悠斗がなぜかペルセウスの“旗印”を賭けさせるための手段を知っていてな。その手段がクラーケンとグライアイを倒してこれを貰うことなんだが、そいつらの場所が分からないから白夜叉に聞いたんだよ。そしてそのまま悠斗がクラーケン、俺がグライアイを倒してきたんだ」

 

「三日でクラーケンとグライアイを倒したんですか!?」

 

悠斗と十六夜がクラーケンとグライアイを三日で倒したことに驚きを隠せない黒ウサギ。

 

「今はそんなことどうでもいいんだよ黒ウサギ、それよりも早く“ペルセウス”に行って宣戦布告してこい」

 

「はい!」

 

悠斗の言葉に黒ウサギは今までにない笑顔で返事をした。




ルイオス書いて思った…………気持ち悪い!!
【神鎗】で串刺しにしようかな?あっでも殺したらダメなんでしたっけ?連合?の時にも確か登場してましたよね。

では次回を楽しみにしていてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。