魔法少女リリカルなのは00   作:リボーンズガンダム

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凄いお久しぶりです。ホントは先月に出したかったんですが予定がありできませんでした。すいません。そのため今回の話は多めとなっています。


それではどうぞ。


第42話 絆と仲間

~~前回の纏め~~

 

 

アリシア・テスタロッサにデバイスの勉強を教えていた斉藤優人だったが、海鳴の海域にて魔力反応が発生して海鳴に向かった。そしてアリオスになって砕けえぬ闇と交戦するがコード・アメリアスが乱入してアメリアスの言葉におどらされてピンチに陥るがCBの判断によりトランザムが発動して回避する。更にハルファスガンダムが乱入してアメリアスは撤退。ハルファスに乗っていたのはアービィという者だった。そしてアービィからもたらされた情報ではアメリアスは裏切りのコードを使うとか。

 

 

 

~~三日後~~

~~第28管理外世界 ラゴスタ~~

この管理世界は原生林や砂漠がある。何故なら人があまり出入りしていないから。そしてこの世界には四人の騎士と砕けえぬ闇と未来から来たもの達がいた。

 

~~side シグナム~~

我等守護騎士は未来から来たものとマテリアルの者達から聞いた砕けえぬ闇という者を追うことになった。優人や主はコード・アメリアスという者の対策に忙しいとか。シャマルが

「この先から魔力反応を確認したわ。行きましょう。」

私達は魔力反応が確認された場所に向かった。

 

 

※ここからはしばらく三人称になります。

 

ピンクの髪の彼女は進む。己の故郷を救うために。もう一人の赤い髪の彼女も進む。彼女と同じで故郷を救うために。そして赤い髪の女は遂に砕けえぬ闇に会う。赤い髪の女は武器を砕けえぬ闇に突きつけて

「見つけましたよ、システムU-D!私に協力してください。貴方のもつ『エグザミア』を私の妹に渡さないように…!!」

砕けえぬ闇は

「『永遠結晶 エグザミア』。これは私の大切なものだ。これがなくなれば…私はこのからだを保てなくなってしまう。」

赤い髪の女は

「そうなんですか?それなら余計に好都合!私が護りますから、貴方はどうか安全な場所に!」

砕けえぬ闇が静かに

「君は時の旅人…。この時代の人間じゃない。」

赤い髪の女は驚いた。まさか見破られているとは思わなかったからだ。更に砕けえぬ闇は

「いや…人間でもない。エルトリアの『ギアーズ』それは…」

赤い髪の女は少し暗いかおで

「そうですよ…私は…」

その時

「そこまでよっ!」

赤い髪の女の左肩に魔力弾が直撃した。

「あうっ!」

赤い髪の女は右手で左肩を押さえた。

「王様も頼りにならない、治癒術士は思うようにならない…」

ピンクの髪の女は剣を構えて

「でも私は大丈夫!最悪、エグザミアさえあればなんとかなる!私達の未来で博士に希望をあげられる!!」

「キリエッッ!!博士が決めたギアーズの定め、忘れた訳じゃないでしょう!?『時を、運命を操ろうなどと思ってはいけない、厳然たる守護者であれ。』だから私は守りたい…!博士の教えを!定められた運命を!」

赤い髪の女は叫んだ。その時

「守ればいいでしょ、お姉ちゃんはッ!私は出来の悪い妹だから、博士の言いつけなんか守らない!!それで博士が悲しいまま死んじゃうよりずっとずっといいんだからッ!!」

そして戦闘が始まった。がキリエの姉は

「キリエッッッ!!やめなさいッッ!!」

「黙って、お姉ちゃん!!一度決めたら、諦めずにやりとおすッッ!!博士にもお姉ちゃんにも、私はそう教わった!!」

砕けえぬ闇は

「白兵戦システム起動…出力、35%。」

キリエの姉は叫んだ。この止めようもない戦いに挑む妹に向かって

「キリエェッ!!」

 

 

~~ この勝負はゲームをプレイして下さい。~~

 

この勝負にキリエはまけた。そして砕けえぬ闇は

「君は、時の藻手たりえない。この魄翼の前に、鉄屑として砕けて消える…それが定め。悲しい定めで、動かざる運命。」

その時キリエに向かって触手みたいのが伸びた。その時

「アクセラレイターーーーーッッ!!」

キリエの姉が瞬間移動してキリエの前に立って庇った。その時キリエの姉は左腕でガードした。表面装甲が砕けていく。キリエは

「お姉…」

キリエの姉は苦しそうに

「キリエ…ッ…逃げ…なさい…。」

だが砕けてえぬ闇は

「姉妹もろとも逃がさない。ここで消えてしまうほうが…痛みも苦しみもきっと少ない。」

だがキリエの姉は反論した。今出せる声を振り絞って

「痛くても、苦しくてもっ!!前を向いて生きていけるようにッ!!人の心は出来ているんです!!

そして遂に左腕が壊れた。そして右手に構えている銃を砕けえぬ闇に向けて

「私の体は鋼でも優しい心は育ててもらえたッ!!家族の命と心を守って生きる…一家の長女の役目です!!」

そして大出力の魔力が貯まり、

「ヴァリアントザッパー!!オーバーブラストォォォッッ!!」

大爆発が発生した。その時キリエ達を探していた守護騎士が気付いてヴィータが

「爆発ッ!?」

シャマルは驚き

「なんて威力…あれじゃトリプルブレイカー並…ううん、それ以上…。」

ザフィーラは冷静に見ていた。

「熱と物量破壊を伴っている。付近の者は、生きてはいまいが…。」

シグナムは

「並の人間なら…な。」

そしてその爆心地では砕けえぬ闇はほぼ無傷でヴァリアントザッパーを放ったキリエの姉は捕まっていた。

「武器を破損させてまで撃つ銃撃…なるほど、少し痛かった。だけど、それでも私を消し去るのには至らない。悲しいことだ。とても、とても。」

砕けえぬ闇を見たヴィータは

「あれが…砕けえぬ闇か?」

シグナムは

「そのようだが…。」

ザフィーラは砕けえぬ闇を見て

「魔力量の桁が違う…我々が束になったところで、勝てる相手ではないな。」

シャマルは

「だけどそれでも、放っておけないでしょう?」

シグナムは

「ああ…止めなければな。」

ヴィータは気合いを入れ直して

「おうよ!!」

その時砕けえぬ闇が頭を押さえて

「ッ…まただ…また頭が…。うう…うあああーーーーッ!!」

そして逃げた。シグナムは

「消えた?」

シャマルは焦って

「いけない、追わないと!!」

その時クロノとエリスがやって来た。

「現場一同!遅くなってすまないクロノだ!」

「後は私、エリスよ。」

シグナムがクロノとエリスを見て

「執務官!教導官!」

クロノは

「状況は把握している!U-Dの追跡は僕とエリスがやる!君達は一度、アースラに戻ってくれ。」

「ですが…!」

シグナムは反論しようとしたがエリスが

「心配しないで、伊達に遅れた訳ではないわ。ある程度の対策は用意したわ。とにかく一度、戻ってちょうだい。」

シグナムは

「了解しました。」

シャマルは

「アミタちゃんとキリエちゃんも回収してあげなきゃ…」

ザフィーラは

「ああ。無事だといいが。」

ヴィータが何かに気づいた。

「あれ、ピンクの方がいねーぞ?あの深手で一体どこへ?」

そしてアミタは守護騎士達に回収された。アミタは砕けえぬ闇を追っていたがもう限界だろう。そしてアースラでは遂に対アメリアス戦が決まった。行くのは斉藤優人とアービィだ。

 

 

 

~~第26管理世界ドルトムント~~

 

ここは街があるがそれは小さな集落ばかりである。しかしその一つ一つが地球の技術を上回っている。そしてここに二人の魔導師がいた。

 

ここには今クロノとエリスがいる。クロノがアースラにいる皆に

「皆、逃走した対象A・対象Bの追跡はこちらで続けている。追跡班は僕達の他にもいるから場所は割と早めにわかるはずだ。ところで緊急編成のチームだが状況の対策をしたいと思う。」

『はい。』

通信先からはなのは、フェイト、はやての声が聞こえた。エリスが

「皆には申し訳ないけど、優人、アービィ、そしてマテリアル以外でチームを編成するわ。」

『はーい。』『大丈夫。』『むしろ、協力させてくれなかったらどないしよーって思ってたくらいや。』

「闇の欠片の被害は騎士達のおかげでいまのところ落ち着いているわ。新たな欠片の発生もほぼないわ。異世界からの来訪者アミティエ・フローリアンは現在は保護して優人のヴェーダやCBのおかげで治療が早くなるわ。そして彼女の妹、キリエ・フローリアンの居場所もかなり絞り込めてるわ。こちらは私達が捕獲に当たるわ。」

 

~~アースラ 会議室~~

ここに四つの画像が出てきた。それは金髪の女の子とガンダム似のモビルスーツだ。エリスが通信で

『こっちの金髪の女の子はマテリアル達の呼び方によると『砕け得ぬ闇』識別名『U-D』2体いるのか、それとも色彩が変化するのか…詳しいことはわからないけどいずれの観測状況でも凶悪なまでの戦闘能力を有してるわ。その戦力は恐らく『闇の書』の『ナハトヴァール』に匹敵するわ。対策を考えないと…。そしてもう片方はこれはアービィの呼び方によると『コードアメリアス』機体の識別名は『クイーンアメリアス』。これは遭遇したらとにかく撤退していいわね。そしてこの『クイーンアメリアス』に当たるのは優人とアービィよ。いいわね。』

「なんとかするよ。」

はやてが答えた。

「うん…私達がきっとなんとかする!」

なのはが答えた。

「コードアメリアスは問題ない。先ほど対策というのかな?それが終わった。」

優人がアービィを肩に乗せて答えた。クロノが通信で

『その気持ちは嬉しいが、『砕け得ぬ闇』については具体的な策が欲しいのも事実だ。観測を続けながら対策についてはこちらで考える。』

「その具体的な策ですが、一応私と王で決めましたので後で伝えます。」

シュテルがディアーチェに代わり答えた。クロノが

『わかった。君達は昨夜から連戦で疲れているだろう?一旦休んでくれ。行動方針は追って指示する。』

「うん…。」

「了解。」

なのは、フェイトの順に答えた。

 

 

~~第26管理世界 ドルトムント~~

「では行こう。」

「ええ、行きましょう。確か聖王教会の予想によれば『未来からの来訪者、運命を変革するもの達。そして古代より生ける者』だったけ?」

「騎士カリムからか?」

「まあね。」

「じゃあ行こう。」

そう言って二人は空に飛んだ。キリエ・フローリアンを確保するために

 

 

~~二時間後~~

クロノとエリスは何度も回りながら探したそして遂に見つけたのだ。しかしキリエは見て分かるように完全に疲弊していた。そしてエリスは

「やっと見つけた。手間をかけさせないでよね。」

「ボロボロだな。よく動けるものだ。その状態で。」

エリス、クロノの順に話した。キリエは疲れた顔で

「…ほっといて…。」

エリスは溜め息をついて

「こっちだって、できればほっときたいけど、貴方は危険人物だからね。拘留させてもらうわ。」

そう言ってフェニックスガンダムになった。キリエは武器を構えて

「捕まるわけにもいかないの。私はエグザミアとGNドライヴを持ってエルトリアに帰るんだから…。」

「GNドライヴを?まあ、詳しい話は後で聞こう。だがこんな遠くの世界まで来て、姉妹喧嘩しながら好き勝手されてるから、いろんな事が上手くいくわけないし怪我だってする。それに姉妹なら仲良くするべきだ。」

クロノが言ったが、キリエは少し睨みながら

「人の家庭の事情に踏み込まないで。ともかく私は捕まらない…!私が全部、上手くやって見せるんだからッ!」

「2対1で申し訳ないけど、少し手荒に捕まえさせてもらうわ!!」

そう言ってエリスはキリエに向かった。そしてファンネルを展開してキリエに撃った。キリエは回避したが避けきれず、何発かは被弾した。そしてクロノがスティンガーレイを撃った。キリエはラピッドトリガーで封殺したがフェニックスのバーニングファイアをまともに受けてしまった。そしてよろめいた瞬間にクロノのバインドに捕まった。エリスはフェニックスガンダムを解除して

「見る影もないってのはこの事なのね。ボロボロなりの戦力って事か…。」

キリエは悔しそうに

「く…。」

そしてクロノが

「まあ、ともあれ話は聞かせてもらおう。君は未来から来たのだろう?君らが抱えてる何らかの運命を変えるために、ここに…過去のこの世界にやってきた。違うか?」

キリエは遂に観念したのか答えた。

「そうよ…。」

エリスが

「時間移動なんて私達の世界の法則を超越してる。にわかには信じかたい出来事だけど、オカルトでも超常現象でも起きた事をできる範囲で対応するのが管理局でね。でも、もう少し詳しく事情を教えてくれれば悪いようにはしないわ。本部では丁度、貴方のお姉ちゃんにも話を聞いている事だから…隠し立てしても無駄だと思うわ。」

「では、最初の質問だ。君が変えたい運命ってのは、一体なんだ?」

クロノが聞いた。そしてキリエは遂に答えた。

「私達の故郷は…今ゆっくり死んでいってるの。」

「故郷?」

エリスが首をかしげた。キリエは

「私達のいた星、エルトリア。エルトリアはもう何百年も前から世界そのものがゆっくり死んでいってるの。『死蝕』って呼ばれる、水と大地の腐敗。飛び石みたいに自然発生して、草木も動物も生きられない場所になっていく。人は皆、死蝕から逃げながら生きて、80年前からは、他の惑星への移住を始めてる。」

「だが、そんな危ないところから引っ越せるならまだマシでは?」

クロノがいった。キリエは少し苦笑いして

「そうね。それは幸運。皆、エルトリアを離れていって…あと2世代以内には、エルトリアから人が一人も居なくなる試算になってる。今残ってるのは、エルトリアで生まれ、エルトリアの大地が本当に好きだった人達。私達のお父さん…フローリアン博士は死蝕の対策をずっと続けてた。この星の不調を直して、綺麗な世界にもどすんだって。私達はその実験過程で生まれた『死蝕地帯の復旧機材』自動作業機械『ギアーズ』。」

 

 

~~アースラ 病室~~

「ただ、博士はよく失敗をする人で…普及型ギアーズの試作型として生み出した私と妹は、人格形成システムを作り込みすぎてしまったそうで。」

ここには今起きたアミティエ・フローリアンとシャマル、マリエル・アテンザそして斉藤優人が居た。アミタは、

「機械として扱うべきではない、と判断されて…普通の人間と同じように、育ててもらってました。」

「素敵な博士なのね。」

マリエルがいった。アミタは嬉しそうに

「はい。とっても。エルトリアでは今も私達の後に博士が作った妹や弟たち、私達みたいな心や体を持たないけど任務の為に一生懸命働いてくれてるギアーズたちが死蝕を止める作業を続けてくれてます。私とキリエの計算ではあと数年で成果が、出始めるんです。博士が人生を賭けた夢の成果が、私達の生まれた意味が…実を結ぶかもしれないんです。」

しかしアミタは少し悲しそうな顔をした。

「だけど、博士はそれを見ることができない。妹はそれが辛くて、悲しかったんだと思います…」

 

 

~~第26管理世界 ドルトムント~~

「時間遡航や異世界渡航のシステムは博士が偶然見つけた『オーパーツ』。博士が解析して、使えるようになる直前まではこぎつけた、こんなものを使ってはいけない、って封印しちゃったけど。」

「僕らで言うところの、ロストロギアか…」

クロノがいった。エリスも頷いて

「乱用しないのは正解ね。だけど、そのタイムマシンが、あれば運命なんか変え放題なんじゃないの?それこそ数年先の未来に博士を連れてってあげるなり、未来で治療法を捜すとかさ。」

キリエは

「聞いてなかった?時間移動な反対してた。過去に戻って運命を変えるのも今を生きることを放棄して未来に逃げるのも人がするべきことではないって。それに一度に移動できるのは一人か、二人。体に物凄い負担がかかるから、普通の人間じゃ時間移動そのものに耐えられない。人間の何十倍も頑健な私達だって機体に物凄い負担がかかったわ。博士を移動させるのはどっちにしても無理だった。」

 

~~アースラ 病室~~

「世界が死んでいくなんて大規模な出来事も、不治の病な博士の病気も、どうすれば防げるのか、治せるのかなんてわからなかったんです。私は博士の言い付け通り、時間移動になんか頼らないで済む方法を捜していましたが…妹は時間移動に賭けていました。可能性はそれしかないはずって、シュミレーションを繰り返して、ただ、鍵になるような過去、例えば博士の病気になるきっかけになりそうな出来事や、死蝕の大拡散とか…そういったものを変えようとすると必ずシュミレーションエラーが出てしまうんです。『何が起こるかわからない』状態で『取り合えず過去に戻って何かしてみる』といつのはあまりにリスキーでした。生まれ育った世界の未来と、世界で一番大切な人の夢と命。そんな不確定な天秤には載せられない。妹は諦め賭けていました。ただ…」

 

~~第26管理世界 ドルトムント~~

「見つけたの。たった二つしかない可能性。死蝕で死にゆく世界を救える方法。それが無限連環システムの核 エグザミア。そして斉藤優人が所持する半永久機関のエンジンで使用方法次第では観測される数値以上をいき無限の可能性をもつと言われているGNドライヴ。過去のどの時代でもなく、この時代でのみ、私が持ち帰る可能性が、あるって。」

エリスが

「それがシュミレーションの結果ってこと?」

キリエが頷いて

「そう…ロード・ディアーチェが完全な状態で稼働していてなおかつ、砕け得ぬ闇をその制御下に置くタイミングが。それが昨夜訪れるはずだった…だけど…」

「失敗したって事ね。」

エリスは言った。だがキリエは決意のある眼で

「まだ失敗じゃないわ…私達はまだ活動できる。」

 

 

~~アースラ 病室~~

「しかし、私達はこの世界では活動制限があります。持てるだけのエネルギーは持ってきましたが、それにも限りがあります。こちらでの補給は難しいです。」

アミタが言った。シャマルがマリエルに

「そうなんですか?」

「分析すれば生成できるかもしれないけど、かなり時間がかかるわ…急には無理よ。」

「俺の所でも時間は二日を要する。」

優人も言った。そしてアミタは

「時間移動もそんなに使えるものではないんです。転移機がどれだけ保つかもわからない…既に私と妹が一度ずつ使っていますから、あと一回使えるかどうか…。」

「後はもう帰るだけってこと?」

「そうなります。」

マリエルがアミタに聞いてアミタは答えた。そしてシャマルが

「それと、もう1ついいかしら?」

「はい。」

「貴方たち姉妹以外にもちょっと変わった子達がいるんだけど…」

シャマルがアミタに聞いてシャマルはアミタの前にヴィヴィオ、アインハルト、トーマの画像を出した。

「この子達はお仲間だったりしない?」

「いえ、見覚えは。少なくとも私は、この三人とも接触していません。」

アミタが答えた。シャマルが

「この子達は今この船にいるんだけど優人君からの話で未来から来たそうなのよ。」

アミタが、

「もしかしたら、私や妹の時間移動の際、何かを巻き添えにしてしまった可能性はあります。そんな方がいらっしゃるのであれば戻れるように努力します。」

 

 

~~第26管理世界 ドルトムント~~

「では最後の質問よ。『砕け得ぬ闇』システムU-Dを手に入れてどうするの?」

エリスがキリエに聞いた。キリエは

「システムU-Dを…エグザミアを手に入れて帰れば、きっとエルトリアを蘇らす事ができる。世界が戻るにはきっと何百年もかかる。博士の命には間に合わないけれど…ほんの小さな一歩でも前に進んだ事を博士に見せてあげたい。博士のやってきた事は無駄なんかじゃないんだって…」

エリスは少し溜め息をついて

「前向きな協力が、できればいいんだけど。それでも私達が『砕け得ぬ闇』を確保するのは変わりないわ。その上で、協力できることがあるならなるべくするわ。どのみちその体じゃ、戦闘なんかまず無理よ。こんな異境の果てで、スクラップになりたくないでしょう?」

「それは…」

キリエは答えにくそうにしたがクロノが

「要するに君達は、親孝行なやんちゃな娘なんだろう。それならそう簡単に見捨てはしないさ。怪我も治さなければいけないから大人しく確保されてくれ。」

「分かったわ。」

キリエはクロノとエリスと共にアースラに戻った。

 

 

~~アースラ 会議室~~

「これで編成は終わりだ。まず第1チームはエリス、僕、シグナム、シャマル、ヴィータ、ザフィーラ、キリエ、アインハルトでいく。そして第2チームは、なのは、フェイト、はやて、リインフォース、ヴィヴィオ、アミタ、トーマ、そしてマテリアル達だ。そしてコードアメリアスは優人、リジェネ、アービィだ。」

クロノが言った。そしてエリスが

「ちなみにカートリッジユニットの対砕け得ぬ闇のカートリッジを持つことになるのは、なのは、フェイト、シグナム、ヴィータの四人よ。これで編成は終わりよ。質問は…なさそうね。」

その時部屋から出ていく一人の影があった。優人はそれに気づいて追いかけた。

 

 

~~アースラ 食堂~~

「まて。」

その声が聞こえて転移ポートへと向かう影が止まった。

「何処へ向かう気だ?キリエ・フローリアン。」

「あら、気づいていたのね。」

「俺の考えだが恐らく一人でシステムU-Dを止めようとしているだろう。言わせてもらうが、無駄死になるぞ。」

「いいでしょッ!行かせてよッ!1分でも早くシステムU-Dを確保しないと…博士が…!」

「また、迷惑をかけて…少しは落ち着きなさいッ!」

声が聞こえた。そこにはアミタがいた。

「お姉ちゃん…!?」

「イエス!アイアムお姉ちゃんッ!まったく、ただでさえ私達姉妹で皆さんに迷惑かけているのに更に迷惑の上塗りをしてどうしますか。」

「だからほっといてってば!私には私の考えが…」

「アミタ、お前まだ修復が終わってないはずじゃ…」

「問題ありません、優人さん!気合い全快、熱い魂のおかげでもうすでに全快しましたッッ!!」

「はっ?CB、解析してくれ。」

『分かりました。機体修復率92%本当に治ってます。』

「凄いな魂って」

優人は苦笑いしていた。アミタは少しどや顔で

「えっへん!ですッ!」

しかしキリエは悲しそうな顔をして

「アミタ、馬鹿ッッ!!」

「どういうことだ?」 

「馬鹿アミタ…!そんな無茶したら機体寿命が縮むの知ってるでしょッ!?」

キリエは悲しそうな顔をして言ったがアミタは

「ちょっとくらいの負荷がなんです。無茶な妹を放っておくのがよっぽど心の寿命が縮まります。」

「馬鹿…!お姉ちゃん…じゃないアミタッ!私、アミタの事が嫌いッ!ずっとずっと大嫌いだったッ!」

キリエは言ったアミタに。アミタは少し驚き

「キリエ…。」

「私の邪魔をしないでッ!どいてッッ!!ほっといてッッ!!」

そうして勝負が始まった…

 

 

~~ここは実際にゲームをプレイして下さい。~~

 

 

そうしてアミタが勝った。アミタは

「はい、どーですか?お姉ちゃんの強さ、理解しましたか?」

キリエは

「うう…」

苦しそうだった。アミタはばつの悪そうな顔をして

「あ、いけない。ちょっとやりすぎましたか。」

そう言ってキリエに抱きついた。これが姉の思いと言わんばかりに。だがキリエは

「離して…。」

「嫌ですよ。離しません。」

「そういう所が嫌いなの…大っ嫌い…」

「貴方が私を嫌いでも私は貴方が大好きですよ。本当は優しい子だって知ってます。なにより、世界中で一番可愛い、私の大切な妹です。私は、キリエを大好きですよ。」

アミタは優しい声で言った。キリエは少し涙目になりながら

「そんなこと言って…泣いて抱きつくとでも思った?私は、そんなんじゃないんだから。」

だがアミタは

「別に思っていませんよ。私は私の思っている事を言って、私がするべき事をしただけです。倒れそうな妹を助けるのは、姉にとって息をするのと同じくらい、ごく自然な事ですからね。」

「だから…私は、お姉ちゃんの事が嫌い…」

「だけど私は貴方が大好きです。」

遠いところから優人と途中から来たリジェネが

「姉妹は複雑でもそれは結して切れない絆があるんだな。」

優人がアミタとキリエを見て言った。リジェネが

「ああ、ごく小さくてもそれはきっと何処よりも何よりも大切なものなんだな。」

優人はリジェネに顔を向けて

「そろそろ、対アメリアス戦の準備をしようか。此処はあの二人だけにしとこう。今はそれが良さそうだしな。」

優人がアミタとキリエを見て優しい顔になった。リジェネは少し笑って

「そうだな。それが良いだろう。」

そう言った。そして二人はキリエとアミタがいる食堂を離れた。




どうでしたか?次は遂に最後の決戦へと移ります。では予告をどうぞ。



次回予告




遂に始まる戦い 向き合う敵



後ろに背中を任せてる友がいるから自分は戦える



最後の決戦になった時優人は遂に本気を出す。それが例え大きな罪だとしても…



次回 魔法少女リリカルなのは00



第43話 『希望へと繋がる決戦』



立ち塞がる敵、凪ぎ払え!!ダブルオー!!
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