DARK SOULS ~Revenge of the knight~ 作:だ~くぱんぷきん
試練の城の支配者である鋼鉄の番人。
古き神々の地を目指す不死人を葬ってきた最後の試練
この試練を越えられるか、否か。
それを決する戦いの始まりの合図が・・・
ロードランに響き渡った。
最初の一撃は番人の斧の振り下ろしだった
それを回避し、俺が攻撃に転じようとした時にもう一度薙ぎ払いが来る
それをすんでのところで竜王の大斧で受けるが、受けた衝撃で危うく広間から落ちそうになる。
大斧を地面に叩きつけ、めり込ませ、無理矢理スピードを落とし、動きを止める。
再び走り出し、番人の懐に潜り込み、足首周りに全体重を乗せた大斧の振り下ろしを喰らわせる。
全力の攻撃も少しは効いたか、番人の鎧の一部が砕け、番人も少しよろめく。
しかし番人は怯みながらも俺を死体にしようと拳を振り下ろす。
その攻撃をローリングで避け、その拳に更に一撃を加える。
しかし番人はその攻撃をもろともせずに今度はこちらに向かって頭を振り下ろす
想定外の攻撃に思わず大斧から手を離し、両手でその攻撃を受け止める
受け止める事は出来たものの、その兜の重さにより、足元が崩れかける。しかし番人は手加減の手の字も無い程の力で押し潰そうとする。このままでは全身の骨が粉々になるどころか、まず即死だろう。
持てる限りの力を使い、頭を一瞬浮かせ、番人の股を潜り抜け背後に回り込む。
そして番人は立ち上がり、振り向きざまに巨大な斧をこちらへ振るう
こちらもそれに対抗し竜王の大斧を振るい、番人との鍔迫り合いに持ち込む
金属同士がぶつかるような鈍い音と共にとんでもない衝撃が身体を襲う
-ッ・・・-
正直、この鍔迫り合い、勝敗は目に見えていた
力の差は歴然。
勝てるわけが無かったのだ・・・
こんな所で己の使命が終わってしまう・・・
悔しいよなァ・・・
-番人様よォ!!-
大斧に自分のありったけの力を込めて番人の攻撃を弾く。
番人も流石にこんな1人の不死人に自分の攻撃が弾かれるとは思ってはいなかったらしく、無様に尻餅をついて動けずにいる。
-久し振りに燃える様な戦いをした。-
-ありがとうな。-
体内のソウルからとある直剣を取り出す。
[彼女]が愛用していた剣
そのロングソードの刀身は妙な事に深紅の色に染まっていた。
俺は動けずにいる番人に近づき、彼の核である骨の様な物を深紅の直剣で突き刺す
核が砕けると共にあの鋼鉄の鎧がソウルとなって俺の体内に入り込んでくる。
しかしソウルは俺の体内だけではなく、トドメをさした深紅の直剣にも集まり出す。
やがてソウルは形となり、深紅の直剣は鋼鉄の番人が手にしていた斧へと変化していく。
ただ形は変われどその刃はやはり深紅色に染まっていた。
地面に突き刺していた蛇人大剣を引き抜き、どこに進もうか考える。
番人は倒したが進むべき道が何処にも見当たらないのだ。
何処に行けばいいのか、座っていると鋼鉄の番人を打ち倒した場所に光の輪を見つける
それに惹かれる様に触れると周りに突然、3体の魔物が現れる。
かなりの速さに驚くがどうやらこちらに対して敵意は無いらしく、3体の内の2体が俺の腕を掴み飛び立とうとするが、重過ぎるのか飛び立つのにかなり手こずっていた。残りの1体が2体を応援している様で少し和んだな・・・
-頼んだぞ!友よ!-
下から親しき友の声が聞こえる。
声のする方を見るとジークマイヤーが大声を出しながらこちらに手を振っている。
その声に答える様に俺はこう叫ぶ
-ハイネルだ!この名前、忘れるなよ!ジークマイヤー!-
去り際に彼の大きな笑い声が俺の耳に入ってきた
会えると良いな。娘に。
俺は嫁さんや子供が出来る前に故郷から迫害されてしまったので彼の気持ちはよく分からないので今は彼と彼の娘の無事を祈るしか無い。
少し呆けていると古城の城壁を越えていた。
ようやく目的の場所が目に入る
古き神々の地 アノールロンド
やっとここまで来た・・・
ようやく、ようやくここまで・・・
俺の目的はここにある。
奴には報いを受けてもらう。
[彼女達]の無念は俺が晴らす。
待っていろよ。
ロートレク・・・!
To be continue