DARK SOULS ~Revenge of the knight~   作:だ~くぱんぷきん

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第12話[神々の地 ~gods land of~]

古城の城壁を越え、俺の目に飛び込んでくる光り輝く世界。

 

アノールロンド。

 

先に見える城。大王グウィンの城

 

黒い瞳のオーブは彼処から反応しているようだった。

 

遂にここまで来たのだ。

 

俺の生きる目的はあの時から変わってしまった。

不死の使命を果たす為に来たはずなのに、何時の間にか俺は復讐の為だけに動く絡繰になっていた。

 

奴には死で償ってもらう

 

心折れた戦士・・・

 

祭祀場の火防女・・・

 

そして俺の[太陽]を殺した奴を・・・

 

女神の騎士を許すわけにはいかない

 

そう再び決心して俺は古き神々の地に足を踏み込んだ。

 

少し道なりに進むと金色の鎧を着込んだ巨人の姿が目に入る。

 

先手必勝

 

奴が反応する前に懐に走り込み、深紅の直剣が変化した深紅の鋼鉄斧で脚を切り裂く。

 

鋼鉄の斧は金色の巨人の脚の鎧を砕き、肉を切り裂いた。

 

巨人が地面に倒れかけている所に右手に持つ蛇人大剣で攻撃し、今度は首を刎ねる。

 

首の無くなった巨人が死体になった事を確認してから、また道なりに歩き出す。

 

小さな建物に入ると再び巨人と相見える。

 

今度は2体か

 

策など要らない。

 

何も考えずに武器を振るえば良い

 

先ずは左・・・

 

左手の鋼鉄斧から衝撃波を放つ。

 

放たれた衝撃波は巨人にダメージを与える事は出来なかったものの奴が手にしている金色の盾を粉砕した

 

-この武器・・・良いじゃないか-

 

恐らく奴の盾は生半可な攻撃では傷1つ付かないだろう。

この斧の衝撃波はその盾を砕いた。

 

流石はあの鋼鉄の番人のソウルが形作った物。尋常の武器では無いな

それにこれの元になった武器は俺の[太陽]が使っていた直剣。強くて当然・・・か?

 

暫しそんな事を考えているともう一体の巨人のハルバードが頭上からこちらに迫ってきていた

 

巨人の攻撃を避け、蛇人大剣で巨人の右腕を切り裂く。巨人は痛みのあまりか盾を持っている方の腕で無くなった右腕を抑えている。

 

その内に盾が無くなった巨人に再び鋼鉄斧の衝撃波を巨人の顔面に浴びせる。

 

巨人の顔は兜と共に壁に向かって吹き飛ぶ。

辺りに血が飛び散りこちらの鋼鉄の鎧まで血塗れになってしまう。

 

血塗れた兜のフェイスガードを上げてもう一体の巨人の姿を確認する。

 

俺が巨人を見た時には左手で持ったハルバードを俺に振りかぶっている時だった。

 

ハルバードを鋼鉄斧で弾き、身体が剥き出しになった所に蛇人大剣を突き刺す。

 

倒した巨人達がソウルとなり俺の体内に入り込む。

 

巨人の置き土産である、ハルバードと大盾を手に取る

 

大盾は番人の時との戦いで壊れてしまったタワーシールドの代わりに。

ハルバードは本来、技量系の武器で筋力に任せて武器を振るう俺に合う武器では無いが、もしもの時に役立つかもしれない。俺の使う武器に比べれば攻撃力は期待出来ないが、ハルバードのリーチは魅力的だ。

 

手に取ったハルバードと大盾を体内のソウルに仕舞い、先に進む。

 

少し進むと道が別れている。

 

取り敢えず左に進むと太陽とはまた違う光が見えてくる。篝火だ。

 

篝火の近くにはこれまた金色の鎧を着た騎士が壁に寄りかかるように立っていた

 

-少し休ませて貰うが良いか?-

-あぁ、好きなだけ休んでいけ。-

 

篝火に当たると疲れが吹き飛び、浴びた血も消えていき、身体の傷も回復する

暖かい火に火に当たっていると思わずウトウトしてしまう。

 

-眠いのか?-

 

騎士が女の様な声でこちらに問いかける

 

-い、いや、何でも無い・・・-

-ここは安全だ。疲れているのだろう?寝たらどうだ?-

-・・・いや、ここでグズグズはしていられない。寝てなんていたら獲物に逃げられてしまうからな-

 

黒い瞳のオーブを力強く握りしめる

立ち上がり、上げていたフェイスガードを再び下げる

 

-・・・貴公-

-ん?何だ?-

-亡者になど、絶対になるんじゃないぞ?-

-あぁ、勿論だ。亡者になるなんて死んでもゴメンだからな-

 

少しばかりの休息を終え、また先に進む。

 

篝火の部屋から出て、正面の昇降機に乗り下へ降りる。

 

そして階段を下り終わった頃に懐かしい顔が目に入る

鐘のガーゴイルだ。

 

巨人の大盾を左手に持ち、鋼鉄斧を右手に変え、蛇人大剣を腰に納刀する。

 

ガーゴイルはこちらの姿に気付き、飛びながらこちらに向かってくる。

 

前の俺なら飛んでる奴に対して打つ手無しだったろう。

だが今は違う。

 

鋼鉄斧から衝撃波をガーゴイルの羽に向かって放つ。

 

ガーゴイルの羽は見事断たれ、無様に地面へと墜落する。

 

間髪入れずにガーゴイルの頭に全力の一撃を加える

 

ガーゴイルはソウルとなって朽ち果てていく。

 

-昔の俺とは違うんだよ・・・-

 

ガーゴイルの手にしていた斧槍を回収し、進もうとすると、辺りが恐ろしい程の殺気に包まれる。

 

侵入だ。

 

[彼女]の侵入をノーカンとするならば不死教区以来の侵入だがここまでの殺気は未だかつて浴びた事が無く、思わず鳥肌が立つ

 

先を見ると放浪者の装いをした闇霊が立っている

あれが尋常ではない殺気の発生源だろう

 

右手には装飾を施されたレイピアが

左手にはかつて戦った混沌の魔女の魔剣が

背中にはルッツェルンとツヴァイヘンダーを担ぎ、

腰には投げナイフが数十本とショートボウより小型の弓を付けている

 

闇霊はこちらの姿を見るなり

[期待外れか]

とばかりに溜息をついている

途端に先程までの殺気が嘘の様に消える

 

面白い。

 

あの手練相手に今の俺がどこまで戦えるか試してみるいい機会だ。

 

俺の攻撃は奴にとってパリィのいいカモだろう。

攻撃の遅さをどうやってカバーするか。

 

んな事考える必要は無い。

 

叩き潰す。パリィも出来ないほどの力で。

 

大盾を左手に持ち、鋼鉄斧と蛇人大剣を腰に納刀する。

そして背中から竜王の大斧を右手で持つ

 

奴は俺が大斧を片手で持てる事に多少の興味を示す

 

[少し遊んでやるよ]

 

そんな感じの表情で俺を挑発している

 

-その挑発。乗ってやるよッ!-

 

俺と闇霊との戦いが始まった時

 

とあるサインが浮かび上がっていた

 

To be continue

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