DARK SOULS ~Revenge of the knight~   作:だ~くぱんぷきん

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第13話[新たな友と新たな敵と~And new friend and new enemy~]

俺は闇霊に向かって一直線に走る

 

奴は微動だにせずこちらを見ている

 

俺は手始めに走りながら、竜王の大斧を自分の最速で振り下ろす

 

-鈍すぎる。[アイツ]の居合切りより鈍い-

 

闇霊は俺の一撃を軽々と躱し、背後に回り込む

 

致命の一撃を取るつもりだろうが・・・

 

悪いがそう素直に死ねる程安い人生じゃないんだ。

 

地面にめり込んだ大斧を力任せに背後へ薙ぎ払う

 

闇霊は油断していたのか、咄嗟に後ろに避けるが大斧の攻撃に掠り、横に吹き飛ぶ

 

-どうした?鈍いんじゃ無かったのか?-

 

-おもしれぇ。雑魚にしては少し楽しめそうだな。-

 

闇霊は紫の霧をを吐き、こちらの目を潰す。

 

余りに突然の出来事でバックステップが間に合わず、ただ奴に音でこちらの居場所を知らせるに留まってしまう。

 

霧の外から弓矢が飛んでくるが何も見えない以上、盾で受けるしかない。

 

巨人の大盾に身体を隠し、霧が晴れるのを待つが、霧が晴れた頃には闇霊の姿は消えていた

 

どうやら逃がしてしまったらしい

 

言葉などかけずにトドメを刺していれば、とっとと決着をつけれたはずだったのに・・・

 

-チッ、無駄な事をしたな-

 

気を取り直し、先に進む道を探すが、道の前に俺の目に飛び込んで来るものがあった

 

太陽のサイン

 

この先、何があるか分からない。

ここは白霊を呼んでおいた方が懸命だろう。

 

腕をYの字に伸ばしその白霊は姿を現す

 

その白霊は炎の力を付与したハルバードを手に持ち、

背中には大剣、腰には直剣の鞘の上に刀を付けている。

その顔は俗に言う[美男子]と言う奴でその瞳は左右で赤と青のオッドアイだったか。そして髪の毛は美しい銀髪だった。

 

彼はまだ若いにも関わらずここまで来た不死の勇者なんだろう。どうやらハルバードや日本刀等の技量を必要とする武器を扱う上に、魔術も使えるらしい

 

彼さえいればあの闇霊を倒すのも夢では無いだろう。

 

どうやら彼は俺に道案内をしてくれるらしく進むべき道に歩きながら手招きをしている

 

竜王の大斧を背中に再び担ぎ、蛇人大剣を右手に持つ

 

こちらも人生の先輩なのだから彼をフォローする時が来る事を祈ろう・・・

 

細い通路を渡り、何かあっても、俺の持つ大盾で守れるように盾を構えながら、彼より先にテラスへ飛び込む。

彼も続く様に降りる

 

次の瞬間、足元が爆発し、共にナイフが一直線に飛んでくる

 

大盾を構えていた為、テラスから落ちる事は防ぐが、爆発の衝撃で手摺に身体を打ち付けられる。

 

彼もテラスから落ちかけるが手摺に捕まり事なきを得ている。

 

俺は手を差し伸べ彼を引き上げ、テラスの影に隠れる。

 

-大丈夫か?-

 

彼は頷き一言喋る。

 

-まさか奴か・・・?-

 

奴とは?

その事が気になり彼に問いかけてみる

 

彼からの話を聞く限り、[奴]とは先程の闇霊である放浪者の事だそうだ。

 

彼とあの放浪者は今迄、幾度となく戦ってきたらしく、このアノールロンドでも戦ったらしい。

言わば、この騎士と放浪者は好敵手、ライバルと言う奴なのだろうか・・・

 

俺にそんなライバルがいたら自分はどんなふうになっていただろうか・・・

 

そんな事を思っていると、彼は立ち上がり、

 

-付いてきてくれ-

 

と一言喋る

俺は頷き、彼の後に付いていく。

すると白装束を着た男が飛び降りるが、側頭部にナイフが突き刺さる。

 

何が起こったのか分からなかったが彼はちゃんと理解している様子だった。

 

先に白装束の男が2人いたので梯子を登る前に二手に別れそれぞれ倒す

 

梯子を登り先に進もうとすると、彼はとてつもなく細い道を慎重に歩き始めた

 

ここを渡るのか・・・

 

しかし先に進む為にはここを渡るしか無いのだろう。

先には白装束の男がいるため吹き飛ばして落とす為に鋼鉄斧から衝撃波を飛ばし、男達を下に落とす

 

少し進むと何故か後ろから何かを引く音が聞こえる。

 

すると彼は少し大きめでスコープの付いたクロスボウを取り出し、突然後ろにボルトを放つ

 

ボルトの放たれた方を見ると、壊れたクロスボウが落ちていた。

 

-走れ!ー

 

そう言われ細い道を慎重に、尚且速く走る。

 

しかし走ってる途中で足元が爆発する

 

ー!?前と配置が・・・ー

 

どうやら今迄の罠を彼は受けた事が有るらしく簡単に対処出来ていたらしい。走れと言ったのも前は彼処に火炎壷が仕掛けられていたからだろう

 

だが今俺は空中に吹き飛ばされている

 

あの闇霊は俺がこの騎士を呼んで頼り切りになる事も分かっていたのだろうか・・・だとしたらとんだ策士だな。

 

彼はハルバードを道に引っ掛け、俺を足で1度掴むが俺の装備の重さに耐えれずに・・・

 

ーしまった・・・!ー

 

俺は重量に身を任せるままになっていた

 

ー大丈夫だ。ー

 

背中に担ぐ竜王の大斧を手に取り、両手で持つ。

そして空中で思い切り振りかぶる

 

ー俺はまだ死なんー

 

地面に叩きつけられる瞬間に竜王の大斧を叩きつけ、衝撃を和らげる

 

大斧を叩きつけた時の衝撃波がこの建物全体に広がり、あたり一帯の敵が絶命する

 

 

腕の筋肉が千切れ、足の骨が砕けたが命は助かった。

 

上の道にいる騎士は唖然とした顔でこちらを見ている

 

年上として少しはカッコつける事が出来たろうか

 

ー後で合流しようー

 

上にいる騎士に大声で伝える。

 

騎士は頷き、先に進んでいった

 

さてと・・・

 

腕が動かん。脚も動かん

 

しかしエストを飲まなければ千切れた筋肉も折れた骨も治らない。

 

騎士が来てくれるまで待つか・・・

 

全く・・・

 

カッコつかないな・・・

 

To be continue

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