DARK SOULS ~Revenge of the knight~ 作:だ~くぱんぷきん
黒い瞳のオーブが俺をとある世界に導く
俺は白霊とも闇霊とも違う姿をしていた
ーほう、貴公かー
声のする方を振り向くと、そこには2人の白霊と女神の騎士がこちらを見ながら笑っていた
その下品な笑い声を聞くだけで怒りが爆発しかける
ー多少は賢いと思ったがそうでも無かったなー
ーんだと・・・!?ー
ーあの女騎士の敵討ちにでも来たか?哀れだな。ー
突然背後から両腕を抑えられる
ー紹介しようか?私の頼もしい仲間達だよー
少し首を後ろにやると2人の白霊の姿が見えた
この2人の気配など全くしなかったのだが・・・
ーどうしたよ?とっとと殺さねぇのか?ー
勿論ここで死ぬつもりなどは毛頭ないが、例えこいつらの拘束を解いたとしても、待っているのは奴の凶刃だ。
ーいや、貴公には少し話がしたくてね。ハイネル。いや、"ブライ"だったかな?ー
ー!?テメェ・・・何故俺の名を?ー
誰にも頼らず生きていけるような強い人間になる
そういう願いを込めて、糞ジジイが俺に付けた本当の名前。
俺はロードランに来てからというものの1度も本当の名前を口に出した事は無い。
それを何故奴が・・・
ー知りたいか?そうだな。あれは私がまだ不死の呪いに侵されていない頃だったかー
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カリムで私はとある男とその家族の暗殺を以来された。
その男はかつて世界を霧の恐怖から救ったとある東の男。
その男が貴公の父だ。
そいつを殺す為に私はお前が住んでいた東の国に向かった
しかしその男は既に不死の使命を知り、ロードランに向かっている頃だった
その時に私の標的はその男から貴公の母親、そして貴公へと移った
まず私は貴公らの父に成り代わった。
そうすれば貴公らを手早く殺せると考えたからだ
そして私は村人達に正体を明かし、適当な噂を流し、貴公らを全ての村人の敵に仕立て上げた。全く、東の奴等は皆単純で動かしやすく便利なものだ
準備は整い、私の計画は完璧の筈だった
貴公を村人に捕らえさせ、貴公の母親を殺す。ここまでは順調だった
しかしながらここで私の計画は崩れた
あのシバとか言う奴と黒い奴が貴公の脱走の手助けをしやがった
そして貴公とシバ達はロードランに逃げやがった
大事な依頼を失敗したせいで私はカリムを追われ、不死の呪いに侵されてしまった訳だ
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ー貴公の名前は母親を殺す時に貴公の母親がこう言ってきたからだ。
[息子は・・・無頼だけは・・・]
ってな。いやぁ、貴公の母親の最期。最高に笑えたぜー
ー人を・・・ー
ー人を、なんだ?ー
ー人を殺して・・・のうのうと生きて・・・ー
歯を食いしばり過ぎて口から血が垂れてくると共に涙がボロボロと零れてくる
母親を守る事が出来なかった若かりし頃の自分への憎しみ。
自分の父が変わってしまった時に父親では無いと気がつけなかった自分への憎悪
そして何よりも
母親を殺し、父親の名誉を汚したこいつへの殺意
ーテメェみたいな奴に・・・ー
俺を拘束していた2人の白霊をロートレクに向かって投げ飛ばす。
ー生きる資格はねぇ!ー
しかしロートレクは躊躇いもせずに2人の白霊をショーテルで切り裂く
ーどう…し…てー
ー仲間じゃ…無かったのか…!ー
ーいや仲間だと思っているさ。ありがとな。ー
ロートレクの下品な笑い声と共にその白霊達は姿を消していった
ーお前だけは生かしておけない。ー
今更仲間がどうだの主人公ぶった言うつもりは無い
しかしこの蛆虫だけは駆除しなければならない
ーほう。貴様如きに私が負けるとでも?ー
ーそうだと言ったら?ー
ー哀れだよ。"蛾"の分際で調子に乗るなー
ー話にならねぇな。ー
ーお前の罪。償ってもらうぞー
その時、俺の心は今迄に無い程、昂っていた
To be continue