DARK SOULS ~Revenge of the knight~ 作:だ~くぱんぷきん
目を覚ますと俺は真っ白な空間にいた
ー此処は・・・?ー
立ち上がって辺りを見回す
右を見ても左を見ても、あるのは白い空間だけ
ー暗月の騎士よ。ー
男の声が耳に入ってくるが姿は見えない
グウィネヴィア様ともグウィンドリン様とも違うが同じ、優しく、力強い声だった
ー誰だ?俺に何の用がある?ー
ー貴公に使命を与えるー
ー突然だな。生憎だが断る。俺にはしなきゃならない事があるのでなー
ーそう言うな。貴公の目的とやらを探すのにも必ずや、役に立つ使命だ。ー
ーほう・・・聞かせてもらおうか?その使命とやらをー
ー今や"我が父"、大王グウィンは三つの王のソウルを手に入れ、始まりの火は完全な姿を取り戻しつつある。ー
ーああ。そのお陰で不死の呪いも消えかけて、俺の友が殺られてしまったからなー
ーあの心折れた戦士と"私の娘"の事かー
彼の軽く言った一言が俺の度肝を抜いた
ロートレクに殺られてしまったのは3人
火防女は生き返り、これで2人
彼は心折れた戦士と[私の娘]と言った
まさか[彼女]が・・・?
心当たりはあるが様子見に一つ法螺を吹く
ーあんたの娘だ?知らないね。んなのはー
ーまぁ知らなくても無理は無い。お前の言う"彼女"には普通の人として生きて欲しいが故に、記憶を消してまで人の世に出したと言うのに・・・人の愚かさは何処までも深いものだー
ー人が愚かだ?アンタはそんな事言える程偉い立場なのかよ?ー
ーそれは今に知る事になる。貴公が気になっている、"彼女"の名前もな。ただし使命さえ果たせばの話だがー
ー・・・分かったよ。話の続きをしてくれー
ーそれでいい。貴公の目的を果たすには必ず大王グウィンと戦うことになる。しかしながらグウィンは4つの内、3つの王のソウルを取り戻した事で始まりの火と共にその力は古竜を打ち倒した時のものになってしまった。ー
ー王のソウルを3つ取ったからって何だってんだよ?今まで通り、叩き潰すだけだー
ー愚か者が。確かに貴公のその力は神にも勝るとも劣らない程の物だ。しかもグウィンドリンに奇跡を授かったらしいではないかー
ーそうだ。この[太陽の光の剣]と[暗月の光の剣]もあるんだ。奇跡まで使える様になった俺に負ける要素なんてないねー
ーお前と言うものは・・・確かに貴公に負ける要素は無かっただろうな。グウィンがソウルを失い"燃え殻"だったらの話だが。ー
ーなんだ。燃え殻じゃ無かったら俺には倒せないってかー
ーそういう事だ。相手は世界の始まりを作った石の古竜を打ち倒した時のグウィン。ただの不死人の1人である貴公如きに倒せる相手ではない。ー
ー・・・・・ー
ーだから貴公には強くなる為、王の巡礼に行ってもらう。ー
ー王の・・・巡礼?ー
ー最初の死者ニト。混沌の魔女イザリス。白竜シース。そしてウーラシールの王であった深淵の主 マヌス。彼等を倒し、王達の試練を超えたその時に初めて貴公は燃え殻の王ではなく、大王であるグウィンを倒す事が出来る力を手にするだろうー
ー・・・分かった。やってやるよ。王の巡礼。ー
ーうむ。貴公ならそう言うと思ってたぞ。さぁ行こうか。ー
ーは?行くってどこにだ?ー
ー王の器を捧げにだ。目を瞑れー
ーわ、分かったー
俺は目を瞑り、何が起こるかハラハラしていた
次の瞬間、足元が消え、何処かに落ちていく
結局アイツは何者なのか・・・
そして彼女の名前は・・・?
知るのが楽しみだ
To be continue