DARK SOULS ~Revenge of the knight~ 作:だ~くぱんぷきん
異様に熱い。
目を覚ますと辺りが灰の湖とは一変し、赤黒く悍ましい世界が広がっていた。
あの親父とやり合った後にどうやら意識を失っていたらしい。刀に突き刺された箇所を見るが傷は癒えているようだった
特大剣の能力を確かめるって話だったのに・・・戦いになるといつもこうだ。あの人は手加減てもんを知らんのか。ホントに死んだら・・・
グチグチ言ってても仕方無いのでとりあえず目の前の篝火で状況を確認する。死にかけるなんてもう慣れっこだが、死にかけた原因が己の父親だと言うのが何とも言えない
先には卵背負いが沢山いるが、奴等は殆ど無害だ。無視して良いだろう。
しかし問題はその先にある溶岩だ。あれがあると先に進みようがない。
あの溶岩の発生源は・・・
―あれか―
あの巨人の様な奴が発生源のようだった
つまりは奴を倒して溶岩を止めるしか先に進む方法が無いわけだ。
装備を修繕し、篝火から立ち上がり巨人の方へ向かう
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白い霧の壁を潜り、古竜の大剣を背中に担ぎ、巨人の大盾と竜王の大斧を手に持つ。
警戒しながら道を進んで行くと先程の巨人の姿が見えてくる
その顔は溶岩のせいか爛れており、何処か悲しげな顔をしているように見えた。
しかし混沌の魔女に巡礼する為にはこの巨人を倒し、先に進まなければならない。
まるで戦意の無い巨人を臨戦状態にする為、腰から鋼鉄斧を取り出し、衝撃波を浴びせる
予想通りに巨人は大きな叫び声を上げながらその触手をこちらへ振り下ろしてきたが、その攻撃を回避し、触手に大斧での一撃を加える
一撃を加えたにも関わらず、触手を切断する事は叶わずに、一部が叩き潰れるだけに留まり触手のなぎ払いをもろに喰らい、危うく溶岩の海に落ちそうになる
巨人はすかさずに触手を振り下ろすが、転がりながら攻撃を避ける
大斧の攻撃で触手を切断出来ないとなると、他に奴の攻撃手段を潰す手がない事に・・・
まだあった。古竜から授かったこの剣が。
この特大剣の力は未知数だが、これもドラゴンウェポンの一つなのだ。決定打とはならなくとも、切断に特化したこの剣なら大斧と同じか、それ以上の働きが出来るはずだ
背中から古竜の大剣を取り出し、巨人の大盾と竜王の大斧を背中に担ぐ。
こちらの準備が整うのを待ってたかの様に、触手が振り下ろされる。
その攻撃を避け、古竜の大剣での一撃を触手へ加える
するとどうだろうか?
竜王の大斧でも叩き潰すので精一杯だったと言うのに、古竜の大剣の斬撃が直撃したその触手は巨人の身体から泣き別れになる
それに加え古竜の大剣を振り下ろした際に生じた衝撃波で巨人本体にもダメージ加える。
既に巨人は満身創痍となっており、もう打つ手は無しだった。
トドメにと再び古竜の大剣の衝撃波を浴びせ、溶岩で苦しんでいた
ごめんね
その巨人の顔は最期まで悲しげな表情をしていた。
溶岩の発生源が消えた事で下にあった溶岩の殆どは流れ落ち、先へと進めるようになっている。
俺は来た道を一度戻り、溶岩が消えた道へと向かう
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溶岩が無くなったは良いが、どうやらそうそう簡単に先に進めそうには無かった。
先に見える7体もの牛頭のデーモン。
牛頭のデーモンが7体もいるというのはかなり厄介だが、あの程度を倒せなければ薪の王を倒すなど夢のまた夢だ。
大盾を背中に担ぎ、古竜の大剣と竜王の大斧を握りしめる。
一体一体倒すなどという面倒な事はしない。俺にはこの二つの古竜の力があるのだから
二つの竜の武器に二つの光の剣のエンチャントを施し、7体のデーモンのど真ん中に向かって突っ走る。
牛頭のデーモンもこちらの姿に気付き、既に臨戦態勢をとっている。
そんな事をお構い無しに近くにいた一体を特大剣で両断し、もう一体も大斧で叩き潰す。
残りの奴らも一筋縄では行かないと判断したか、5体全員でこちらへ向かってくる。
しかし戦闘で重要なのは結局の所"質"だ。
敵がどれだけいようが質が悪ければ、質の良い奴には叶わない。
残りの5体も古竜の大剣と竜王の大斧で蹂躙する。
その死骸はソウルへと変わり、俺の体内へと入ってくる。
後に残るのは奴等が手にしていた無骨な大斧だけ。
見えない空を拝む様にして、上を見上げる。
不市街で牛頭のデーモンを倒した後に会ったあの人は今何処で何をしているのだろう。
既に己の太陽を見つける事が出来たのだろうか。
最後に会ったのは確かアノールロンドだったか
ソラール殿
貴公の無事を願っているぞ