DARK SOULS ~Revenge of the knight~   作:だ~くぱんぷきん

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第38話[種火を探して三千里 ~Looking for a seed fire three thousand miles~]

牛頭のデーモンを倒した後、俺は下層に来ていた

 

ここは確か・・・山羊頭のデーモンがいた所だったか

 

山羊頭のデーモンと言えば、あの鉄塊と言っても差し支えのない大鉈を振るうデーモンだ。大鉈は金属ではなく何かの骨の様だったが

 

それにしても、ホントにこんな所に種火とやらが有るのだろうか?

 

以前は探索の事など頭に無く、ここの景色すらあやふやだったが

 

まぁ、グダグダ言ってても仕方が無い。

 

進み出した俺に襲いかかってきた犬コロを踏み潰す

 

犬を踏み潰すのは良い気分では無いが襲いかかってくる以上はこう対応せざるを得ない。もしあの犬が故郷にいたあの可愛らしい犬だったらと考えるとどうにも言えない気持ちになる。もう1度でいいからあの犬コロを撫でたいものだ・・・

 

・・・何故か今日は余計な事ばかり考えてしまう。あの2人といた事で若干浮かれてしまっているのかもしれん・・・

 

緊張感を取り戻す為に自分の両頬を思い切り叩く

 

このロードランでは少しの油断が命取りになるのだ。今更分かりきったことではないか。

そう自分に言い聞かせ、前へと歩みを進める

 

しかし先程から後ろから妙な声が聞こえて来る

 

その声がする方へ向かうと、一軒の民家に着いた

 

どうもこの家の中から出れなくなってしまっているようだ

 

扉に鍵穴はあったがそれに合う鍵は生憎持ち合わせてはいないのでこじ開ける事にした

 

出来るだけ扉から離れる様に伝え、扉に古竜の大剣を突き立て、そこから扉を破壊していく

 

中にいたのはヴィンハイムのグリッグスという魔術師だった

 

どうもこのロードランに師匠を探しに来たらしく、当ても無く彷徨っているようだった

 

彼には取り敢えず火継ぎの祭祀場に行くよう伝えた

こんな危険で広い地をフラフラと歩き回るなんて言語道断だ

 

取り敢えずこの付近を探索してみたもののどうも種火らしき物は全く無く、大量の亡者と人間性があっただけだった

 

仕方ない。再び先に進むとしよう

 

とはいえだ。この先も油断は出来ない。あの犬がすばしっこいと言うのもあるが何より・・・

 

瞬間、近くの民家の扉が幾つか開き中から盗賊が飛び出す

 

反射的に後ろに下がるが、背後に回っていた盗賊に飛び掛られ、その鋭い短刀が首筋を貫こうとした瞬間、腕を掴み、前方に見えていた1体に投げつける

 

民家の壁にめり込む様に激突した2体はソウルとなって消えて行った

 

残っていたもう一体には落ちていた短刀を顔面に投擲して、消えてもらった

 

やはりこの盗賊共もかなり鬱陶しい。気を付けなければ

 

その後、どれだけ進んでも種火が見つかる事は無く、盗賊とその飼い犬に襲われただけだった

 

結局、大した収穫も無く、山羊のデーモンの手前にまで来てしまった

 

溜息を漏らしながら、目の前にある霧の壁を抜ける

 

その刹那、山羊の大鉈が俺の肩に滅り込み、余りの痛みに大剣を地に落とす

 

痛みに耐えながら、大鉈を肩から外し、大斧で山羊の脚を叩き切るが間も無く、俺の脚に2匹の犬が噛み付く

 

その力は尋常では無く今にも噛みちぎられそうな勢いだったが片方は顎を掴み無理矢理脚から外し地面に叩き付ける

もう片方は腕が動かず、近くの壁を蹴るようにして叩き潰す

 

思わぬ痛手に正直驚いたが今となってはどうという事は無い。肩が一つ持っていかれただけだ

 

犬を外した時に落としてしまった大斧を手に取り、ヤギの頭を叩き潰す

 

どうやら脚を切った時点で殆ど瀕死だったらしく、抵抗しようともせず大人しく逝ってくれた。その上、山羊のデーモンは置き土産に手にしていた2対の大鉈を置いていった

 

有難く頂戴した後、最下層へ向かうべく歩みを進める事にした

 

肩に関しては恐らくエストで治るだろうし、ここに種火とやらが無ければ最下層か病み村にしかないだろう。話通りであればだが

 

それにしても大振りな武器ばかりになってしまった

そのうち直剣なども調達しよう無くても戦えない事は無いがあるに越した事はない。

 

 

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