DARK SOULS ~Revenge of the knight~   作:だ~くぱんぷきん

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第8話[試練の城~Castle of ordeal~]

蛇人の大剣を手にした俺には最初の試練が待っていた。

 

錨型の4連ギロチン

 

その更に奥にはもう一つギロチンと先程の蛇人が立ちふさがっていた。

 

通路はとても狭く、ギロチンはタイミングを見計らって、回避しながら進むしかない。

4つの間には僅かながら隙間があり、そこで止まり止まりで行くしかないだろう。それはまだいいとしても奥の蛇人をこの細い通路で相手にするのは少々面倒だ。

 

体内のソウルからコンポジットボウを取り出し、大きな矢を番える。

俺はギロチンの隙間を狙い蛇人に矢を放つ

 

矢は見事に風を切り、蛇人に命中する。

 

蛇人は矢が刺さった時の反動で下に落下していく。

これ程上手くいくとは思わなかったが好都合だ。

 

俺はギロチンの刃を避けながら先に進んでいく。

超えた先には雷の魔法を放つ蛇人が立ち塞がっていたものの先程と同じ方法で上手くいった

 

更に奥に進むと二つ目の試練を待ち受けていた。

 

転がる巨大な岩がこちらの進む道を阻んでいやがる

 

あんな物をまともに喰らえば奈落の底へまっしぐらだ。

タイミングを見て奥の部屋に入り込むしかないだろう

しかしその部屋の前には魔法を使う蛇人がいる

 

奴を倒すのに何秒いる・・・

大剣で間に合うだろうか・・・否、大斧の様に一撃とは行かないだろうし・・・

じゃあ大斧なら・・・間に合うかどうか・・・

 

シールド・・・やるだけやるか。

 

岩が身体の横を通り過ぎると共に蛇人に向かって走り出す。

奴はコチラの姿を確認すると手にしているフランベルジェを構える。

 

よし、いけるッ!

 

走りながらシールドを全身を隠すように構え、蛇人に体当たりの要領でシールドバッシュで攻撃する。

 

奴の身体は部屋の中へと吸い込まれ、俺自身もバッシュの勢いで部屋の中に転がり込む。

これで奴を攻撃しつつ、こちらも部屋に入り込もうって寸法だ。

 

奴は最初の蛇人と同じ様に骨が砕かれ吹き飛ばされた所から動けずにいた。

俺は奴に大剣を突き刺し、蛇人にトドメを刺す。

 

こうして部屋に入ったのは良かったが、この部屋には進むべき道は無く、泣く泣く戻ることにした俺だったが岩が転がる道の途中に霧が見えたのでそこに足を踏み込む。

 

霧を越え、先に進もうとすると通路の奥に大剣を持った蛇人が見える。

通路は狭く、足元にはまたスイッチがある。

ここで戦うのはベストではない。

 

コンポジットボウを取り出し矢を、奥の蛇人に向けて放つ。

 

場所が悪く奴の大剣に当たったが奴はこちらに気づいて、警戒しながら近づいてくる

 

奴が通路から出た所を狙い、すかさず蛇人大剣で斬り込む。

まずは奴の守りを消す

 

奴は大剣を振り下ろすがタワーシールドで攻撃を受け、大剣を槍の要領でシールドに隠れながら奴の頭を一突きする

 

倒した蛇頭から大剣を引き抜き血を振り払う

 

こんな攻撃は臆病者のする事だが大王グウィンに3つの王のソウルを奪われた今、不死の力が無くなりかけてるのだ。臆病者だろうがなんだろうが知ったこっちゃない。

 

生き延びればそれで勝ちなんだよ。

 

最初にトラップの弓矢で受けていたダメージを思い出し"不死の宝"であるエスト瓶を口にする。

 

やはり少しずつではあるが効果が薄くなってきている・・・回復はちゃんとするものの前は一瞬で治った傷の回復していく速度が遅くなってきている

 

不死では無くなってきている証拠だ。

 

 

先に進むため、考えていた事を一旦とっぱらう

 

先にはまた転がる岩が道を塞いでいる。それに今回は道が二つある。

 

上に行けば大幅にショートカット出来るだろうが彼処の奥から岩が転がってくるのを見るとかなり危険だろう。

大人しく下から行くか。

 

俺はタイミングを見計らい、岩を追いかけるようにして下った先にあった部屋に入り込む。

 

部屋に入ると目の前に宝箱がある。

俺は迷わずにそれを開けようとする

宝箱を開けようと手をかけたその時だった

 

大きな刃の様な牙が俺に襲いかかる。

 

咄嗟に脚と両腕を使い、喰われることは防いだが鋭い牙が掌と足を貫通し、激痛が走る。

 

思わず大剣や背中に担いでいた竜王の大斧とタワーシールドを落としてしまう

 

嫌な汗が出てくる。

 

このままでは攻撃も出来ずにこいつの餌になり死んでしまう。

 

死んだら[彼女達]の二の舞だ。

 

復讐も果たせずに[YOU DIED]だ。

 

クソッタレが・・・

 

-動くなよッ!-

 

そんな声が聞こえた時だった。

横を銀色の剣筋が過ぎる

 

宝箱の化け物も余りの痛みに一旦俺から離れる。

 

-貴公、まだ立てるか?-

-あぁ・・・大丈夫さ-

 

カッコつけてそんな事を言ったが正直、足の痛みが尋常じゃない・・・立てるか?

彼は俺の容態を察したのか俺に肩を貸してくれた。

痛む手で大剣を拾い、握りしめる。

 

エスト瓶を飲み、身体の傷を癒す。

 

化け物は彼の剣に傷を付けられ怒り狂っている。

 

奴がこちらに飛びかかってくると同時に大剣を奴の身体の下に潜り込ませ、上に向かって切り上げる。

 

奴の身体は二つに別れ、奴が被っていた宝箱からは雷の力を付与したスピアが落ちてきた

 

-貴公、見事な剣捌きだな。戦い慣れているのか?-

 

声をかけられそちらを見る。

 

目の先には"玉葱"の様な鎧を着込んだ騎士がいた。

 

彼の質問に俺はこう返す

 

-あぁ慣れてるさ。ちょっとした仕返しの為に身体を鍛えたんでね。-

-ちょっとした仕返しか・・・ハッハッハ!ちょっとした仕返しにしては随分身体を鍛えたんだな-

 

そう言って彼は自分の名前を俺に教えてくれた

 

-カタリナのジークマイヤー。それが私の名だ-

 

-ジークマイヤー・・・貴公の名。必ず忘れる事はないだろう。ありがとう。命を救ってくれて。-

 

すると彼は俺にこう返した

 

-ハッハッハ!何を言っている!人が人を助けるなど当たり前だろう!-

 

[人が人を助けるなど当たり前だろう]

 

この言葉は俺に色々な事を考えさせてくれる言葉だった。

 

人助けは当たり前。俺だってそう思う。

だがこの世にはそう思ってる奴を踏みにじるとんだ糞野郎もいる。

 

ジークマイヤーやソラールの様な人助けを当然の事とし、他の不死人を助けてくれる"太陽の光"の様な不死人もいれば・・・

 

ロートレク、ペトルスの様な自分を仲間だと思わせておいて、平気で人を殺したり・・・仲間を裏切る様な・・・"闇"の様な不死人もいる。

 

ロードラン。

 

俺はここにいる。

"復讐"の為に・・・ここにいる

 

だが俺は、"光"か"闇"か。

 

まだ解ったもんじゃないな・・・

 

俺はジークマイヤーと共に先に進んだ。

 

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