不殺の暗殺者~孤独なアサシン~【休載中】   作:愛歌

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皆さんこんにちは!
愛歌です!
いやあ、この度なんと・・!
10話目の投稿となりました!
正直、ここまで気力が持つとは思いませんでした。
いつも書くだけ書いて、途中ですぐ飽きて、未完結のまま終わるので・・・
あ、もちろんこの小説は最後まで書きますよ?
とりあえず、応援してくださっている皆様に感謝感激の気持ちでいっぱいです。

では少々前書きが長くなってしまいましたが・・・
本編をどうぞー


絶望の時間

 

「姉、ちゃん・・・?」

 

 

目の前に広がる『赤』色を前に、1人の少年は立ち尽くす。

ずっと追いかけていた『あの人』は、もうすでに届かなくなっていた。

 

「うそ、でしょ・・」

 

ふらつく足で、必死にその『赤』に近づく。

『あの人』が大好きだったその色に。

 

「じ、冗談きついって・・・。ほら、寝てるだけなんでしょ?早く起きなよ」

 

座り込み、『赤』に触れる。

 

ぬちゃ・・と嫌な音と共に、恐ろしいほどの冷たさが、指先から伝わってきた。

 

「っねえちゃ・・っ」

 

もうそ(・)れ(・)は、死んでいた。

諦めるしか、なかった。

 

体から力が抜けていく。

 

「ぅあ・・・うぅ・・・あ、姉、ちゃん・・・っ」

 

それは、姉だった。

それは、愛する人だった。

・・・それは、命に代えてでも守るべき人だった。

 

それは・・・

鹿野修哉という、1人の平凡な少年の、大切な、人だった。

 

そ(・)し(・)て(・)こ(・)の(・)出(・)来(・)事(・)は(・)、この平凡な少年を、どうしようもなく狂わせてしまう。

 

「よう」

 

急に聞こえた声に、少年は振り返る。

 

どこからともなく、現れたその青年は、闇に溶け込んでしまいそうなくらいに、漆黒に染まっていた。

 

「どうだ?大切な人を殺された気分は」

「!?お前・・・!!」

 

少年は青年につかみかかる。

だが、青年は嘲るように笑っていた。

 

・・・まるで人生そのものを、馬鹿にするかのように。

 

「殺して、やる・・・っ」

「おいおい、お前に何ができる?」

「殺してやる!!」

 

少年はもう、正気を失っていた。

ただその瞳に宿るのは、正真正銘の殺意。

青年はそれを確かに感じ取り、ニヤリと、歪な笑みを浮かべる。

 

心底、愉快そうに。

青年は、どこからか取り出した漆黒の銃の、引き金を引いた。

 

「っかは・・・」

 

少年は呆気なく、その場に崩れ落ちた。

だがかろうじて保っているのであろう意識の中、少年はなおも青年に殺意を向ける。

 

「っ絶対に、許さないっ・・・復讐、してやる・・・っ!!」

 

少年の言葉に、青年はさらに愉快そうに笑う。

 

「そう、それでいい。・・・さて、大事な大事なお姉ちゃんを殺された哀れな弟は、何を願う?」

「・・・っ・・・?」

「さあ願えよ、愚かな人間。その望み、叶(・)え(・)て(・)や(・)る(・)」

 

青年の《声》は、だんだん少年を惑わせる。

 

「僕、は・・・」

 

もう何も考えられなくなっていた。

激しい痛みの中、それでも少年が願ったのは・・・

 

「僕(・)は(・)、(・)姉(・)、(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)と(・)ず(・)っ(・)と(・)・・・っ」

 

この願いが・・・

この想いが・・・

 

後に少年を、苦しめることになる。

 

それでも少年は、言葉を紡ぐ。

・・・それがきっと、少年の生きる意味であり、理由。

 

「っず(・)っ(・)と(・)一(・)緒(・)に(・)・・・っ」

 

少年がそう言った時、闇に突如現れた『ナニカ』が、少年に巻き付いていく。

 

「ははははっ本当にお前らは愚かだなあ!?」

 

『ナニカ』は、青年から伸びていた。

 

闇よりも黒いその『ナニカ』は、くねくねと蠢く。

 

そう・・・

まるで・・・

 

「さあ人間。お前はどんなおもしろいものを見せてくれるんだ?」

 

《蛇》のように・・・

 

「(姉、ちゃん・・・)」

 

 

 

たった一つの言葉で・・・

僅か数分にも満たない時間の中・・・

 

 

少年の世界は一変した。

 

 

              -to be continued-

 

 




最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
・・・あれ?
なんか最近短くないか・・?

・・・気のせいですよね!


別にネタがつき始めたとかではなく、ただ単に書く時間が少ないだけです。

・・・さっさと課題を終わらせなければ・・・!!

というわけですが、今回の話ではカノが初登場!
・・・今更ですけど、一応主軸は暗殺教室なのに、カゲプロよりな気が・・・
うーん、そこは今後調整しないとですね。

ではでは、今回もありがとうございました!
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