Wonderful days   作:隣のアキ

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第4話です。
書き忘れていましたがテーマは「七夕」で書いています。
いまさらですがもうしわけないです・・・。


第4話

しかし7月に入るとさらに未来の病状は悪化した。

「未来調子はどうだー?」

俺はいつもと変わらず病室に入った。

「佑君・・・、いらっしゃい・・・・。」

苦しそうに言った。

「無理すんなって、じゃあ今日の話はなー」

「ねえ、佑君もうすぐ七夕祭りだね・・・」

「ああ、そういやそんな祭りあったな。今まで興味なかったからな」

「もうそろそろ短冊付ける頃だよね。お願いなんだけどこれつけてきてくれないかな・・・」

未来はゆっくりと短冊を渡してきた。

「わかった。」

「ただ書いてあることは見ちゃダメだよ。叶わなくなっちゃうかもだから・・・。」

「任せろ」

「今日は疲れたからもう寝るね。」

「ゆっくり休めよ。」

俺はスースーと未来の寝息が聞こえてきたのが分かると病室を静かに出た。

俺も願い事を書こう。「未来の病気が治るように」と。

今まで七夕祭りなんて興味もなかったしましてや神様なんてものも信じようなんて思わなかったが今回だけは本当に祈ることしかできなかったからだ。

 

7月7日、七夕まつりの日があっという間にきた。

未来の病状は相変わらず厳しいものが続いていた。

昨日短冊をかけに行ったがたくさんの短冊が飾られていた。

未来に言われたとおり短冊のお願い事は見ないでかけてきた。

目をつぶって結ぶのは中々大変なことだったが約束だったのでそこはしっかりと守った。

俺の短冊も絶対叶って欲しかったからかなり上の方にかけてきた。

しかしこのお祭りは小さなお願い事しかかなわないと言われているのでそこは神様に祈るばかりであった。

俺は祭りに向かう前に病院へ向かった。

「701号室」の病室の前に向かうと笑い声が聞こえてきた。

まさかと思い扉を開けた。

未来はベッドの上だったが今までの病状が嘘のように未来のお母さんと話していた。

「未来大丈夫なのか!?」俺は荒い息を整えながら聞いた。

「佑君いらっしゃい。今日は絶好調!」

俺は短冊のことを思い出した。

俺は初めて神様に感謝をした。

「まさか本当に叶うとは・・・」

俺は嬉しさと戸惑いが折り重なって動けなくなってしまっていた。

「佑君行こっ!」

「えっ!?」

「七夕祭りに決まってるんじゃん!」

「お前本当に大丈夫なのか!?」

「このとおり元気だよ!今日という日は短いんだから!」

確かに元気・・・というより元気すぎるくらいだった。

未来のお母さんが「お医者さんには私から言っておくから佑君いってきてあげて。」

戸惑いはまだ消えていなかったが元気になった祝いで行こうと俺の中でもまとまり病院を未来と出た。

 




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