「7月7日。朝起きた時にいつもの苦しさがなんて何にも感じなくてああ、今日が最後の日なんだなって。でもね佑君と今日いろいろなお店も回れたし花火も見れたし悔いはないんだよ?」
「ちょっと待てよ、じゃあ明日になったら未来はまた病院で入院してるってことか!?」
「ううん・・・明日になったら多分この世界にはもういないんじゃないかな・・・。」
「は!?祭りが終わるのなんてもうこの花火がラストステージだぞ!?終わったらいきなりこの元気な未来が死ぬっていうのか!?そんなことあるわけ・・・」
「七夕の小さな奇跡ってやつかもね。でも私は感謝してるよ。だって最期の瞬間まで佑君と一緒にいられたんだから。願いきっちり叶っちゃったね。」
未来はボロボロと泣きながら笑った。
「そんなの信じられるかよ!」
俺も涙が止まらなかった。
と同時に未来との思い出がたくさん蘇ってきた。
小学生の頃クラスのみんなと鬼ごっこをしたとき未来はいつも鬼になってみんなに追いつけなくて代わりに俺がわざと捕まってやってみんなを捕まえたっけな。
中学生の時文化祭でクラスの劇があって未来がセリフとんだ時代わりにフォローしてやったけなー。
高校の時あんまり学校行けてなくて毎日家に届けに行っては夜までずっと話してたっけな。
あれ、未来のやつ頼りなかったなー、でも全部が大切な思い出ばかりで何一つ忘れることができない思い出。
「今まで佑君ありがとうね。迷惑ばっかりかけて。でもいつも私が困ったとき助けてくれて・・・。あ、もうそろそろ花火終わっちゃうね・・・」
俺は花火なんて涙で何も見えなかった。
「花火の終りとともに私もたぶん消える・・・。だけどね、あのね、今までこんなにも一緒にいたけれど言えなかったことがあったんだ。最後に聴いてくれない?」
俺はうんと頷いた。
「あの・・・佑君私いつもあなたを見ていました。引っ越してきてからずっとです。最初は恥ずかしくて話しかけることもできなかったけどだんだんと佑君と一緒にいたくなってしまいには佑君がいないとだめなくらいになってました。
だから言います。好きです!大好きです!」
「俺だって・・・俺だって未来のこと大好きに決まってる!だからお前が困ってるいれば助けにすぐ行ったしそばになるべくいたかった。俺なんかこれからもずっと一緒にいるのが当たり前だと思ってたからな・・・。」
「うん、うん!」未来は頷きながら涙をながしていた。
「だからさ、どこにも行くなよ。入院してようが病気だろうがずっと一緒にいてやる!
未来のどんなところも好きだから少しの障害なんてなんも関係ない。
年寄りになったって俺が面倒見てやるから、だから・・・」
「ありがとう佑君。これで何も思い残すことないよ。佑君にプロポーズまでされちゃったし。」
未来は最高の笑顔だった。
多分後2話位で終わりますので最後までお付き合いよろしくです><
感想やダメだしどしどしまってます!