第一話
俺は歪に引きずり込まれたあとどこかに吐き出された。現世のようだが知り合いの霊圧を感じないから空座町ではなかった、どうしたかと思っていたらいきなり何かが割る音がした、(注;主人公今空にいます)眼下にはアリーナの全体をまとっていた膜を破った黒い物体とそれに応戦している二人が見れた。
あれっあの機体どこかで見たぞどこだったかな、確か前世で読んだノベルでこんなのがあったと思うんだけどな何だったかな?何分転生してから二〇〇年は経ったからな。
そんなこと考えてたらアリーナの方から
「一夏ーー男ならそれぐらいの敵を倒せなくてどうするーー」
って聞こえなにあの子死にたいのか、今そんな事したら的になるぞ。
俺の思った通り黒い方が彼女に腕の砲身を向けた。男の方が彼女の方に向かったがあれは間に合わない、やれやれと思いながら動くことにした。
『雷吼炮』
その言葉と共に砲撃に雷が落ちかき消した。
それとほぼ同時に瞬歩で黒い奴の前に出た。
「おい怪我はないか?」
俺が大声をだした子に問いかけたが一瞬誰に対してかわからなかったようだがすぐに理解したようで
「はっはい大丈夫です」
と答えてくれた、いやーよかったもしかしたら雷吼炮の余波で怪我したかもしれなかったから内心ヒヤヒヤしてたんだよな、やっぱり雷吼炮までいらなかったな、気を付けないとな。
とりあえず丁度そばにきた少年に
「そこの君」
「はっはい」
「君はここで彼女の護衛してあげて、あれ俺が引き受けるから」
俺の発言に驚いたのか彼それとも理解できなかったのか何も反応しなかったがもうひとりの機体に乗った女の子がきて
「ちょっとあんたなに考えてんのよ、あれISよ!ISはISでしか倒せないのよ。それともあんたIS持ってんの?」
ん今ISって言ったかIS・・・IS。IS!!
思い出した!てことはここインフィニット・ストラトスの世界か。あーやっと思い出せた、まぁ今はそんなこと置いといて
「いやもってない」
「じゃあ無理じゃない」
「でも相手は見逃してくれないようだ」
そうさっきからこいつは俺の方をみて動かない、人の気配がしないから無人のようだ。
まるで俺を品定めしているようだ。
「まぁなんとかなるって」
「なんとかって」
「あとお前らそこ動くなよ、邪魔になるから」
そういい俺は瞬歩で奴の前にでる
「「消えた!」」
後ろの奴らは騒いでいるようだが気にしない。
「待っててくれたようだが悪いなすぐに終わらせる」
そういい瞬歩でやつの後ろにまわった、刀を鞘に入れる音と共に。
次の瞬間機体は真っ二つになり地面に二つの塊が落ちる音だけが静かに響いた。
「すげえーなあ鈴どうやったかわかったか?」
「わかる訳ないでしょ、センサーでも追いきれないなんてあいつ人間?」
後ろで失礼なことをいっていたが今は取り敢えず今後のことを考えることにした。
その時頭に直接語りかけるように声が聞こえた
(久しぶりじゃの冬吾よ)
(その声は神の爺さん。これはあんたの仕業か!)
(ほっほっほよくわかったの、実はこの世界にイレギュラーで入りこんでしまってのおぬしの力が必要なったから呼んだのじゃよ)
(イレギュラーってなんだ?)
(すまんがそこまではこちらも把握してないのじゃ、ただこの世界に異物が侵入したそれだけははっきりしておる、それにお主なら大抵の相手でも大丈夫じゃろ)
(理由はわかった、で終われば帰れるんだろうな?)
(・・・・・・・・・・)
(帰れるよな?)
今度は語気を強めて言った
(すまんがそれは無理じゃ)
(どういうことだ)
(実はお主を呼んだ時にお主をこの世界に固定してしまってのう、この世界から動かすことができなくなってしもうたんじゃ)
(つまりあれか俺は一生この世界にいると、俺死神だぞ)
(その辺は大丈夫じゃ、ちゃんとこの世界に合わせて年はとるようにしたから、周りに不審がられずに過ごせるようにななっておる、あとISのように任意で死神と普通になれるようにしたからのではまかしたぞ)
(ておい!ちっ逃げやがった、あーあこのあとどうすっかな)
今後の身の振りを考えているとISに乗った教師らしき人らがきて
「そこの侵入者おとなしく我々と共に同行してもらえないか」
仕方ないのでここはおとなしく捕まることにした。
通された部屋にひとりの女性がいた。
「お前はなにものだ?」
どうしようかな、てかこの人織斑千冬じゃないか、うわあこう見ると美人だな中身はあれだけど、取り敢えず全部話してみるか、それでダメなら力ずくで出ていけばいいだけだし。ただし色々話は端折るけど。
説明中ですしばらくお待ちください
一通り説明が終わり一息つけて
「その話は本当か?」
「信じる信じないはご自由に、俺は答えろって言われたから答えただけです」
「それでお前はこのあとどうするつもりだ?」
「まだ決めてませんよ、てか信じるんですねさっきの話」
「ふんこれでも人を見る目には自信がある、そいつがホントのことを言っているか嘘をついているかぐらいはわかる。ところで何故私に正体をあかした?」
「そうですね、しいていうなら協力者が欲しいといったとこでしょうか、何分さっきこっちに来たばかりでね、なにも頼るつてがないのでどうしようかと思ってまして」
「私が断ったらどうする?」
「その場合はあなたの記憶を消してここから消えるだけですよ」
本当はそんなことしないけどここは立場を少しでも下げたら負けだ、あくまでも対等な関係それが俺が望む関係だ。
「いいだろう、協力してやろう、その代わりこちらも条件がある」
「なんでしょうか?」
「ここの生徒になれ、それが条件だ」
「はい?」
予想外の条件だ、まさかこの年で学生をするはめになるとは思わなかったな
「何故って顔だな、ISはISでしか倒せない。これがこの世界の常識だ、だがお前はその常識を覆す存在だ、世界が黙ってるわけがない、だがここにいる限りそうではない。その方がお前も動きやすいだろう」
たしかにそうだ、まぁ決して悪くない条件だからここはのむとしよう
「ではよろしくたのむ」
「ああ、それとお前の服装はなんとかならないのか?」
そういえばまだ俺は死覇装のままだ、神の爺さんがいうには死神のときとそうでない時って言ってたが現世で使う義骸みたいな感じかな?そう思い力に封をする感じで念じてみた。
すると死覇装から部屋着にしている着物に変わった、俺の首には隊花の馬酔木(あしび)の模様が入ったペンダントになった。
「まるでISのようだなそれは」
「こっちにきた時から使えるようです」
「それならISと誤魔化しがきくだろう」
「見た目ただの着物ですけどね」
それから学園にはいるための書類を書かされ、はれてIS学園にはいることになった。