1話
有利たちが合格してから1週間が経ち、今日は国立魔法大学付属第一高等学校の入学式だ。
凜は夜中くらいまでCADをメンテナンスしたせいか練習場で寝てしまっていた。
朝になると有利がやってきた。
「凜 起きろ〜」
「ん……はよ 有利」
「はよ 凜 ご飯食べて用意しないと遅れるぞ」
「そうだね」
時間を見ると8時だった。入学式は10時に始まるが家から国立魔法大学付属第一高等学校まで30分くらい掛かるため早めに行くことにした。
有利と凜は自宅に戻ると朝ご飯を食べている健がいた。
「おはよ〜 渋谷兄弟」
「なんで村田がここに!?」
「早めにきただけだよ」
「まぁいいじゃん 有利」
有利たちが朝ご飯を済ませると制服に着替えた。
凜とヴォルフラムはエンブレムが付いた一科生の制服を有利と健はエンブレムが付いていない制服を着ていた。
「第一高校って一科生と二科生がいるんだよね?」
「そうだよ」
「一科生と二科生ってなんだ?」
「一科生と二科生 通称ブルームとウィード 魔法の成績によって分けられたのがブルームとウィード ブルームはウィードより魔法が優れている人のことで ウィードはブルームの補欠要員 ブルームとウィードは差別発言言わば禁止用語だよ ペーパー試験より魔法試験が優れていたらブルームになれる でもペーパー試験が良くても魔法試験が優れていなかったらウィードになる それが僕にとって嫌なことだよ 有利も健くんもペーパー試験良かったのに魔法試験で一科生の基準にならなかったから二科生になった」
「まぁ合格出来たからいいじゃん なっ凜」
「そうだね それに凜は新入生総代なんだから僕や渋谷にとっては嬉しいことだよ もちろんウェラー卿やフォンビーレフェルト卿もね」
「そうですよ リン」
「あぁ さすがヘナチョコの弟だ」
「ヘナチョコ言うなっ」
「うん そうだね ありがと みんな」
「よし行こうかっ」
有利たちは笑い合った。 それから少しして行く時間になると家を出て最寄り駅にいき四人乗りのキャビネットに乗り込み国立魔法大学付属第一高等学校の近くの駅に行き着くとすでに新入生や在校生が第一高校に向かって歩いていた。 有利たちも第一高校へと話しながら歩いていた。周りの女子たちはヴォルフラムを見ていて男子たちは男子制服を着ているのだがお構いなく女の子に近い顔立ちの凜を見ているがヴォルフラムは何となく気付いたのか有利の近くにいき話していては凜はまったく気付いていないため健が気付いたのか苦笑するも凜を守るかのように近くにいき二人で楽しく話しながら第一高校に向かっていった。
ここで区切ります
有利とヴォルフラムはすでに恋人同士
この小説での日本は同性婚はできます