今日からマのつく劣等生   作:MYA

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5話

有利と村田はというと……。

 

二科生の教室がある校舎にいてE組に向かっていた。

 

「上手くやってるかなぁ 凜とヴォルフラム」

 

「凜はしっかりしているしフォンビーレフェルト卿も頼りになるから大丈夫なんじゃない?心配しすぎだよ 渋谷 凜に対しては過保護なんだから」

 

「過保護じゃないし心配なだけだから」

 

「それが過保護なんだよ 渋谷のお兄さんも渋谷には過保護だけど凜に対してはそれ以上に過保護だよね」

 

「変な虫が付かないか心配なだけ」

 

「変な虫って……」

 

「凜は昔から男に人気があるからなぁ 心配なんだよ」

 

「そういうことね フォンビーレフェルト卿がいるし大丈夫だよ 心配しすぎ」

 

「わかったよ」

 

「ほら着いたよ E組に」

 

有利と村田は話しているうちに教室に着いた。

 

中に入ると席は自由なためけっこう人がいたため真ん中辺りしか空いていなかったので2人はちょうど隣同士になる席が空いていたため席に着いた。

 

達也の右隣に有利が座っていて有利の前に村田が座っていた。

 

「渋谷 これ 凜から」

 

村田が渡したのは黒いブレスレットだった。

 

「なにこれ?」

 

「あれを制御するものだよ アニシナさんと凜が合同で作ったんだ これならあの姿も制御出来るからね」

 

あれというのは魔術のことであの姿は魔王ユーリ陛下のことだ。

 

「へぇ……ってアニシナさん すごいな」

 

「だよね〜 もちろんもにたあはあの2人だけど」

 

「やっぱり?大変だなぁ」

 

「そうだね」

 

有利と村田は他愛ない話をしていた。

 

有利の隣には達也がいてキーボードをたたいていて履修登録を済ませていた。

 

「すげぇな」

 

前にいたレオが達也のキーボードの速さに驚いてはそう言った。

 

「そうか?」

 

「あぁ 俺は西条レオンハルトだ レオって呼んでくれ」

 

「俺は司波達也だ 達也でいい」

 

「よろしくな 達也」

 

「よろしく レオ」

 

一科生には担任がいるが二科生には担任がいないためホームルームとかは行われないがチャイムが鳴る前に1人の女性が入ってきた。

 

「みなさん 入学おめでとうございます 当校の総合カウンセラーの小野遥です ガイダンスを端末に送るのでその後に履修登録を行ってください 履修登録が終わった生徒は出ても構いませんが、ガイダンスが始まると退出出来ませんので退出する人は早めに退出するようにしてください」

 

有利と村田はガイダンスを受けてから履修登録を済ませた。

 

達也はすでに終わっているが目立ちたくないためガイダンスを受けた。

 

履修登録後は午後の演習まで自由なため見学に行く生徒もいれば休憩する生徒もいた。

 

「渋谷 昼までどうする?」

 

「工房行ってみないか?」

 

「工房?渋谷って魔工師目指すの?」

 

「違うし 凜に任せっきりだから自分でも出来ないかなぁってさ」

 

「そういうこと んじゃ…行こっか」

 

「おうっ」

 

2人が話していると1人の生徒がやってきた。 そう……レオだ。

 

「お前らも工房に行くのか?」

 

「ん?うん そうだけど……」

 

「一緒に行かないか?」

 

「良いのか?」

 

「あぁ なっ…達也」

 

「まぁ…いいが」

 

「俺は西条レオンハルト レオで良いぜ」

 

「レオだなっ 俺は渋谷有利 こっちは村田健」

 

「よろしく〜」

 

「俺は司波達也だ 達也でいい」

 

「よろしく 達也 有利でいいよ」

 

「よろしく 有利 健」

 

美月とエリカにも自己紹介をすれば6人で工房見学に行った。

 

 

 

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