ハリー・ポッターと病魔の逆さ磔   作:三代目盲打ちテイク

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第41話 試練が終わって

「くくく、あはははっははは――」

 

 哄笑が響き渡る。これが嗤わずにはいられるものか。

 使えない、使えないと思っていた駒が使えるとわかったのだ。これが嗤わずにいられるものか。あの塵がその有用性を証明して見せたのだ。

 

 思春期の男のなんと御しやすいことか。

 ご褒美をあげるという言葉一つで、あの塵はドラゴンに勝って見せたのだ。

 

「良いわよ塵屑。この私に使われるためにせいぜい頑張って見せなさいよ」

 

 ああ、なんて、なんて――滑稽なのだ。

 

 滑稽すぎて、笑いすぎて、腹が破裂しそうだ。

 愛? 気合いと根性?

 

 ――はっ。

 

 言葉一つ、微笑み一つ、心配そうな顔一つ。たったそれだけで、あの塵屑は死ぬ気で頑張ったわけだ。

 劣等感を抱いていた。無意識のうちに自らがわき役だからと思って鬱屈している屑ほど御しやすいものはない。甘露を流し込めばあとはもう堕ちるだけだ。

 

 お前は逆襲の甘露を知ってしまった。もはや逃れられない。

 見下した相手を奈落へと引きずり降ろす快感を知ってしまったお前はもはや勝者にはなれない。

 

 勝者とは輝く者だ。暗く、深淵の底で引きずりおろすべき美しいものを待つ痩せた狼など勝者からは程遠い。ロン・ウィーズリーはもはや逃れられない奈落へと落ちたのだ。

 だが、安心すると良い。

 

「あんたは、私がちゃんと使ってあげる」

 

 慈愛に満ちた女神のような表情で引き揚げてあげるのだ。

 笑顔の鎖で縛ってあげよう。

 

 お前はもう逃げられない。

 サルビア・リラータからは逃れられない。

 

 最後の瞬間まで、駒として生きるが良い。

 

「役に立ちなさいよ。お前が生まれてきた理由なんて、それで十分でしょう。私の為に死ねるのよ。泣いて喜びなさいよ」

 

 暗い深淵に嗤う女あり。

 健常になっても変わらず、歪みは更に純度を増して歪んでいる。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 第一の競技が終わり、ロンはまさしく英雄扱いだ。酷い怪我もマダム・ポンフリーの手にかかればあっという間に治ってしまった。

 それで数日遅れたがそれはもうどんちゃん騒ぎだ。あのロン・ウィーズリーがドラゴンと戦って勝った。マクゴナガルにチェスで勝った時以来の衝撃だ。

 

 宴会だ。グリフィンドール寮で好き勝手騒いだ。騒ぎまくったほどだ。そのおかげで、ロンが解放されて、ハリーやハーマイオニー、サルビアとゆっくり話せるようになったのはすっかり遅くなった時間だった。

 

「ふぅ、ようやく静かになった」

「仕方ないわよ。だって本当に凄いことなんだから」

「ううん、みんなのおかげだよ」

 

 一人じゃ絶対に勝てなかった。皆が、色々としてくれたから勝てたのだとロンは今でも思っている。いや、勝てたからこそ思っている。

 特にサルビアだ。

 

「サルビア、本当にありがとう」

「そう。なら次も頑張りなさい」

「うん!」

「で、その卵あけないの?」

「え、あける?」

 

 ロンは忘れていた。その卵が実は開くということを。

 サルビアは呆れながら言ってやれば、

 

「そこを捻ればあくわよただ――」

 

 ロンは忠告を最後まで聞く前に卵の蝶番を開けた。

 

 その瞬間、ガラスか黒板を鋭い爪で掻き毟った騒音を何倍にもしたかのような、甲高く鋭い音が談話室中に響き渡る。

 驚くような速度で締めるロン。

 

「な、なんだよこれ、ヒントじゃないのかよ!!」

 

 ハリーもハーマイオニーもみんなして憤慨する。ヒントがこれってどういうことなのかと。

 

 ――こいつらは阿呆か。

 

 この程度の言葉も聞き取れなかったというのかとサルビアだけは正確に聞き取っていた。

 

 ――探しにおいで声を頼りに

 ――地上じゃ歌は歌えない

 ――探しながらも考えよう

 ――われらが捕らえし大切なもの

 ――探す時間は一時間

 ――取り返すべし大切なもの

 ――一時間のその後は

 ――もはや望みはありえない

 ――遅すぎたなら

 ――そのものはもはや二度とは戻らない

 

 歌だ。水中人(マーピープル)の歌である。これほどまでに美しい歌を歌えるのは自分を除けば彼らくらいのものだ。

 まあ、塵屑に高尚な歌を理解しろというのが元来無理な話なのだ。

 

 いや、そもそも彼らの歌は水の中でしか理解できないのだから地上で聞いて理解できているサルビアの方がおかしいのだ。

 水中人の言語マーミッシュ語を理解しない者が水中以外でマーミッシュ言語を聞くと耐え難い騒音として聞こえてしまう。

 

 サルビアは昔、水中人と取引して色々な薬草などを集めたこともあったので理解できるのである。

 

 ――それにしても歌詞からすると湖での試練らしいわね。

 

 水中人は水中に生きる魔法生物。湖の底に暮らし集団で狩りを行う。水魔を飼いならしているものも確認されている。

 ホグワーツの湖にも生息していたはずだ。少しばかり刈り取ったはずだが、まだ生きていたとは驚きである。

 

 セージもそうだが、魔法生物は大概、死ににくいらしい。

 

 ――なら、もう少しこき使っても大丈夫そうね。

 

 セージをもう少し酷使することを決めて、サルビアはああだこーだ意見を言い合っている三人がいい加減うるさくなったので答えを提示してやる。

 いつまでもうだうだ悩まれるよりさっさと教えて色々と対策を仕込んでやるのだ。そう自分好みの役に立つロン・ウィーズリーに仕立て上げる為に。

 

 そのために恩を売る。売って売って売りまくるのだ。

 

「水につけて開いてみなさい。それマーミッシュ語の歌よ」

「へ?」

「あっ!!」

 

 どういうこと? というハリーとロン。ハーマイオニーだけは一瞬で理解できたのだろう。

 

「そうよ、そうだわ! マーミッシュ語よ!」

「まー? なに?」

「マーミッシュ語! 水中人の言語よ。水中人はね、水の中で生活している魔法生物で、とても素晴らしい歌を歌うの。ホグワーツの湖にもいるはずよ」

「これが歌?」

 

 こんな騒音が? と言いたげなハリーとロン。

 

「それは私たちがマーミッシュ語を理解できてないからだわ。そういう時は、水中で聞くの」

 

 早速タライに水を入れて卵をつけておそるおそる開いてみた。音はするが先ほどのような騒音ではない。

 顔を水につけて見ると綺麗な歌声が響いていた。

 

「凄い!」

「探しにおいで声を頼りに……つまり、大切なものを探せってことね。水中人だから、たぶん湖で行うはずよ」

「僕、一時間も息なんてとめてられないよ」

 

 どうやら今回も第二の試練にふさわしい内容のようだとロンが絶望していると、

 

「あなたはなに、魔法使いでしょ。魔法でどうにかすれば良いわ」

「あっ、そっか!」

「さて、湖で息を続かせる方法はいくつかあるけれど、どれがいい?」

 

 サルビアがいくつかの選択肢を提示する。

 

「その一、泡頭呪文。頭を空気の泡で覆う呪文よ。これを使えば水中でも呼吸ができる。

 その二、変身する。水中生物に変身すれば呼吸を考えなくてもいいわ。

 その三、湖を蒸発させる。これをすればそもそも水中だということを考えなくて済むわ。捕まえられた人も探しやすいでしょう」

「どれも無理そうだけど、それは絶対に無理だよ」

 

 そもそも三つ目とかできるとしたらサルビアくらいではないだろうか。一体どれだけの火力がいるのだろう。

 

「大丈夫よ。ガンマレイを使えば」

 

 あれは普通に使っていい呪文じゃない。

 

 ロンの修行中にサルビアが編み出した呪文なのだが、なんというかヤバいなんてもものではない。かすっただけでもやばい。

 そんな代物だ。無論、ロンに使えるわけもなくお蔵入りしたわけだが。

 

「時間があるでしょう」

「無理だよ」

「そう……ならその四ね」

「その四?」

「ええ、鰓昆布(ギリウィード)よ」

 

 また聞きなれない単語でおうむ返しのようにしか反応出来ないロン。

 

「なにそれ」

「深緑色をした昆布。これを食べると1時間、耳の後ろに鰓が生え、鰓呼吸が可能になるのよ」

「凄い! それがあればらくしょーじゃん!」

「でも、それどこで手に入れるの?」

 

 ハーマイオニーがもっともなことを言う。鰓昆布の事は知っていたが、このホグワーツで手に入れるとなると非常に難しい。

 あるところにはあるだろう。具体的に言えばスネイプの薬草倉庫とか、薬品棚とかそういったところにはあるはずである。

 

「昔は持っていたけれど今はないわね」

「持ってたんだ……」

 

 なんでそんなものをサルビアが持っていたかは脇に置いておくとして、

 

「でもそれならどうするの?」

 

 ハリーがそう問う。

 あとはもう呪文を習得するしかない。またスパルタ地獄に叩き込まれる。しかも、水中呼吸だけじゃなく色々と役に立つものを覚えなければならない。

 なんとかして鰓昆布が欲しいと思ったロン。

 

「そうね、二つ心当たりがあるわ」

「二つ? 一つじゃなくて?」

「ええ」

 

 スネイプのところと、

 

「ナイア先生のところよ」

「あ」

 

 一同は、新しい防衛術の先生を思い出す。あの笑顔が、なんとも言えないあの先生は、自分の教員室に色々なものを持っているらしい。

 特に植物など多くある。魔法の研究をしているだけあって、その手の薬草などには事欠かないと自慢げに話していたのをハリーたちは思い出した。

 

「持っているかもしれないわよ」

「でも、くれるかしら」

「あの人ならくれるんじゃない」

 

 そういうわけで翌日、相変わらず闇の呪文を理解するまで使わされて、どういう対処法があるかを懇切丁寧にねっとりと説明するナイアの例年に比べてまともどころか、途轍もなく授業らしい授業を終えて皆がぐったりしながら帰ろうとしている時、ハリーたちは気力を振り絞ってナイアを呼びとめた。

 

「あのナイア先生!」

「んー、なんだい?」

「あの、鰓昆布って持ってますか?」

「ああ、持っているよ」

「やった」

 

 ナイアの返答に喜ぶ。

 

「あ、あの、それを分けてもらうことはできないでしょうか」

「えー」

 

 ロンが頼むとナイアは難色を示す。

 

「御願いします。試練の為なんです!」

 

 ハリーが頼んでも

 

「えー」

 

 難色を示す。

 

「どうしてもだめですか?」

「んー、そうだねぇ」

 

 ハーマイオニーがそう上目遣いで頼んでみると、露骨に態度を軟化させるナイア。もう一押しである。というかわかりやすすぎである。

 

「はあ、あるならわけで下さい」

「いいともー!」

 

 サルビアも頼めば、了承の一声。

 良いなら最初からくれよと言いたい。

 

「必要なときに、とりにくると良い。もちろん、女の子たち二人でとりに来てよねぇ」

「あ、はい」

 

 とりあえず約束を取り付けられたので良いことにする。あの先生はいつもこうなのだ。

 だが、これで試練はなんとかなりそうだった。

 

 ――地獄の修行さえ乗り越えればだが。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 そして、クリスマスが近くなって来たある日。

 

「クリスマスの日。魔法学校対抗試合の伝統として、ダンスパーティが行われます」

 

 大きめの教室はすっかり空になり、ハリーたちはその左右の壁際に男女に分かれてマクゴナガル先生によって座わらされていた。

 いまこの教室には、四年生以上のグリフィンドール生が全員集まっている。これから何をさせられるのか。ハリーは、又聞きで聞いているがあまりやる気はなかった。

 

 女子の方は楽しそうにお喋りしているが、ハリーを含めた男子たちはやる気がない。

 なにせ、ダンスである。ダンス。この年頃の男の子が好き好んでやるものではない。

 

 だが、それでもマクゴナガル先生はやる。

 

「良いですかみなさん。我がグリフィンドールは千年もの間、誇り高い心を受け継いできました。三校が集まってのダンスパーティです。きっと楽しい一夜となるでしょう。

 くれぐれも羽目を外し過ぎないように。良いですね、先達から脈々と保たれてきた誇りをたった一晩で叩き潰さないよう、ご注意願いたいものです。

 そこで今回の授業で行うのはダンス指導です。ダンスの一つも出来ないのでは恥ずかしいですよ。

 ダンスパーティの一夜では、男の子は素敵なジェントルマンに。女の子は華麗なレディーとなるのです。その時、相手に恥をかかせないように必要なので真面目にやるように」

 

 いつものお叱りと注意の狭間のトーンでマクゴナガル先生が言う。

 

「エロイーズ・ミジョンは別かな」

「くくくっ」

 

 思わずと言ったようにロンとシェーマスがひそひそ話してにやにやしていた。

 無論、小声なのだろうがマクゴナガル先生に目を付けられるには十分目立ったようだ。

 

「ふむ、ではミスター・ウィーズリー。お手本としてこちらへおいでなさい」

「えええ!?」

 

 マクゴナガル先生に呼ばれて、奇声をあげて驚くロン。

 

「あなたは代表選手なのです。代表選手は伝統として一番最初に踊るのですよ。あなたはホグワーツの名も日本の魔法学校の名も背負っているのです。しっかりと練習しましょう」

「うそ、だろ」

「ですので、さあ、腰に手を当てて」

「なんだって?」

 

 ロンは聞こえたマクゴナガル先生の言葉が信じられなくて聞き返す。この時点で、フレッドとジョージは嗤うのをこらえきれなくなっていた。

 

「腰に手を当てるんですよ、ウィーズリー」

 

 最高のネタだった。フレッドとジョージは当然のようにはやし立て、口笛を鳴らす。

 ハリーも気の毒には思ったが、あんまりな構図であったので思わず笑ってしまった。無論、ロンのダンスはへたっぴだったと言わざるを得ない。

 

「さあ、みなさんもペアを見つけて踊ってごらんなさい」

 

 マクゴナガルの宣言と共に、ハリーたちは椅子から立ち上がったのだが、悲しいかな思春期の男子にとって女子をダンスに誘うなどかなり難しいのだ。

 そんな中で動くのはフレッドとジョージ。彼らは物怖じして動けない男子とは違って軽く笑みを浮かべて女子を誘う。フレッドはアンジェリーナに軽く練習を申し込んでいた。

 

 あんまり動けないでいると、

 

「ほら、早くペアを作りなさい」

 

 マクゴナガル先生のことばによってようやく男子は動き出したのであった。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 ――ダンス。

 

 ダンスパーティー。

 

「はぁ」

 

 サルビアは酷く憂鬱そうにしていた。誰が好き好んで塵屑とペアをつくって踊らねばならないのかと。

 だが、サルビアは己の容姿を自覚している。必ず誰かに誘われることになると。一々断るのは面倒くさい。それならば、誰かに誘われて相手がいると言って断れる口実がある方が楽であろう。

 

 それでも練習は面倒臭い。サルビア・リラータである。魔法だけでなく一般教養、マグルの科学知識も完備時ている彼女の灰色の脳髄がダンスを覚えていないわけがないのだ。

 ダンスパーティーのダンスならば全種類躍ることができる。それもこれも駒を増やす為の知恵と知識だ。

 

「さ、サルビア、ぼ、僕と踊ってくれない?」

 

 さて、練習なので誰かに誘われるのは当然で、誘われた相手はハリーだった。良く来れたなとは言わないでおこう。

 

「ええ、良いわよ。しっかり、リードしてちょうだい」

「わ、わかった」

 

 自信なさげであったが、当然ダンスもそりゃ酷い。こいつ初めてなのだろう。

 なのでサルビアがそれとなくリードしてやる。足を踏まれてはたまったものではないからだ。全力で踏まれかけたのであとはもう回避の一手だ。

 

「ふふ、上手よ」

「そ、そうかな」

 

 ドが付くほど下手に上手だ。どうしてそんな風に上手く下手にできるのか教えてもらいたいほどである。絶妙にテンポはずれているし。

 だが、それでもサルビアと一曲踊ればそれなりにはなった。彼女が足を踏まれないようにリードしたからだ。

 

「はい、ありがとう」

「うん、サルビアダンス上手だね」

「ありがとう。それなりにね」

 

 練習は続く。役に立ち始めた屑(ロン)はというと、代表選手なのでいろんな女子に囲まれている。あるいはダメダメなのでマクゴナガルに指導してもらっていた。

 次にサルビアの相手になったのは屑塵(ネビル)だった。

 

「よろしくね」

「よ、よ、よろしく」

 

 どもり気味だし、相変わらず怯えているがネビルはダンスが巧かった。サルビアがそれとなく誘導しなくてもしてほしいステップ、してほしい動きを読み取って彼はリードするのだ。

 

 ――へぇ。

 

 塵であることに違いはないが足を踏まなかったことは褒めてやろう。

 

 

「上手じゃない」

「あ、ありがとう」

 

 怯えているが、身体に染みついているのだろう。

 

「おばあさまの薫陶かしら」

「う、うん。え、えっとね、サ、サルビアは、小さいからって合わせて大きく動こうとしないで良いよ。癖なんだろうけど、それを止めて普通にして合わせてもらった方が、楽だと思う。」

「そう、ありがとう」

 

 しかも、アドバイスまで。怯えているとは思えない。

 

「有意義な時間だったわ」

 

 一曲終わればネビルとのペアは解消だ。

 

「あ、あの」

「何かしら」

「……う。ううん、なんでもない」

「そう。そうね、私からも少しアドバイスのお返しよ。自信を持ちなさい。あなた、それだけでも変わると思うわよ」

「う、うん」

 

 ネビルがそう言って去って行く。その途中で、

 

 ――うん、やっぱり、怖がる必要ない、よね。サルビアは、優しい、し。

 

 そんなネビルの呟きが聞こえた。

 

 そんなこんなでダンスの授業は終わり、ホグワーツは別の意味で沸き立つ。ダンスパートナーを探すという一大イベントの開催であった。

 




次回は、ダンス相手を探すのとロンのドレスローブの改修作業が入ります。

さあ、誰がサルビアと踊るのか。
彼女のドレスは?

そして、ナイア先生は果たしてダンスのペアを見つけられるのか!

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