思ったように進まないALHAでございます。
ちょっとSAOの方に力入りすぎですね……、でもいまネタが思いついてくれるのがSAOの方だから仕方ないじゃないか!
さて、そんな愚痴なんてどうでもいいのでとっとと始めましょう!
ヤマトside
冬を帰らせた後、直ぐに太一にこの事を伝えようと思い、電話を取った。頼むから出てくれよ……
prprprpr、ガチャ
よし、つながった。
「太一か?」
『あぁ、ヤマト。テレビ見たか?』
「見たも何もさっきまで俺たち渋谷に居たんだ。」
『えぇ?じゃあ、今テレビでやってたのって……」
「ヴァンデモンに襲われた……。それにあいつ自分の手下を消そうとまでしたんだ!」
『なんだって!?』
この話は正直後ででも良い、早くあの事を伝えないと……
「だけど、今俺がお前に電話したのはその報告が本題じゃない、……見つけたんだ、新しい選ばれし子供を!」
『!?だ、誰なんだ、その選ばれし子供って!?』
「お前も今朝見たろ?デジヴァイスを持ってきた奴、俺んちの隣に住んでいる梓冬が新しい選ばれし子供の一人だったんだ!」
『!?……で、でも、あん時お前も聞いたろ?4年前その冬ってやつはデジモンの事件を見ていないどころか光が丘に住んですらいなかったんだろ?』
「きっかけは分からないけど、冬は3年前に今のパートナーと会ったって言ってた。その時、デジヴァイスと紋章を手に入れたとも言ってた。そのパートナーデジモンとデジヴァイス、紋章はさっきおれが確認したから間違いないし、成熟期までだが、進化もしている……。疑う理由はない。」
『そうか、それについていろいろ聞きたい事もあるけど、明日聞く事にしていいか?ベランダにヒカリと誰かいるみたいなんだ……。んじゃっ!』ガチャ
「お、おい!太一!」
……ちっ、切られた後か、答えぐらい聞いとけよ!
しょうが無い、他の皆にもこの事を伝えておくか
この後、丈とミミちゃんには繋がらなかったけど、空、光子郎にはこの事を伝えられた。
冬side
ヤマトさんと別れた後、面倒ながらもマンションの外壁をつたって窓の空いている自分の部屋に入った。
その後、父さんが何故かいなかったけど、母さんと春が眠っているのを確認し、部屋をこっそり出て家の鍵を開けてきた。
パンプとゴツ達には家の場所は教えてある。手筈通りならここへ戻ってくる筈なんだけど……
~一時間後~
「おっす、冬!」
「静かにしなさいな、今何時よ!?母さん達起こさないようにやってんだから自重してよ」ボソッ
パンプ達がずぶぬれで大声出しながら帰ってきた、……何故ずぶぬれなのかと言えば……
「で、ウィザーモン……だね、背負っているのは」
「おぅ、あそこを監視していたら冬の言った通りヴァンデモンとテイルモン、ウィザーモンが戦い始めて、ウィザーモンが川に落とされたから……」
「俺らで協力して助けたんだよ!」
「テイルモンの方はヴァンデモンに連れてかれちゃったから助けられなかったけど……」
「いや、それは手を出さなくて正解だよ。下手に手を出して、君達に死なれるよりかはよっぽどいい」
「確かに、あの時手を出していたら僕らは死んでたと思うけど、テイルモンは話を聞く限りじゃ八匹目のデジモンなんでしょ?連れ去られたんなら殺されちゃうんじゃ……」
ゴツモンもそれに同意といった感じで首をブンブンと縦に振る。
「いや、恐らくテイルモンは八人目を誘き出す囮として使われる筈だ。ヴァンデモンとは少ししか会っていないけど、あいつがただ単にテイルモンを殺しただけで満足する様な馬鹿ではない事だけは分かった。テイルモンを助けるチャンスはまだあるからそれほど心配する事はないと思うよ」
「なるほど……」
「君らには明日もやってもらう事があるんだ。もう、今日は休んだ方がいいよ」
二人が妙なコトに気づく前に僕は二人を眠りに誘導する。今、ちょっとばかし転生の件に触れる事を口走った。それについて聞かれるとマズい。
「OK!そんじゃ、おやすみぃ~!」
……ふぅ、なんとかかわせたな。
僕も寝たくはあるけどウィザーモンが目を覚まさない以上は安心して寝れないからな。彼が目覚めるまでは、明日以降の事について考えておこう。
この後の事を考えていると、どんどん夜は更けていった。
ウィザーモンside
……ここはどこだ。目を覚ますとそこは暗い……誰かの部屋のようだった。
私はヴァンデモンと戦って……川に落とされたはずだ。なぜ、こんなところに……?ハッとして懐を確認する。……光の紋章はある。だったらすぐにテイルモンのところに……!
「やめときなって。今の君がたとえヴァンデモンの居所を知っていたとしても、光の紋章を破壊されて君はデリートっていうのがオチだよ」
起き上がろうとしたら、背後から声が聞こえた。……まさか、ヴァンデモンの手下!?
「……警戒は解いてくれるとありがたいかな。僕の名前は梓冬。君らが言う所の9人目の選ばれし子供だよ」
そういって紋章とデジヴァイスを見せる冬という少年。……どうやら、ヴァンデモンの手先というわけではないらしい。
杖はしまったが、疑問に思っていることを目の前の少年にぶつけさせてもらおう。
「……何点か、聞いても?」
「どうぞ?」
「私はどうしてここにいる?私は川に落とされたはずなのだが……?」
「あの場に2体ほどデジモンを待機させておいたんだよ。ヴァンデモンとの対決で、もし命に関わるような怪我をしそうなデジモンがいたら、ヴァンデモンにばれないように助けてやってほしいってね」
そういって目の前の少年の指差す先にいたのは……
「パンプモン、ゴツモン!!」
パンプモンとゴツモンはヴァンデモンの手先だったのでは……
「あぁ、勘違いしないでほしい……。こいつ等はヴァンデモンの目の前で選ばれし子供をかばってな……。殺される前に僕が助けたんだ、だからそこのところは安心してほしい」
「そうだったのか……。私を助けてくれたことには感謝する。しかし私の命が尽きようとも、私はテイルモンを……」
「だから、それを待ちなって言ってんのさ。今は休まないと、いざって時に力を発揮できないよ?ただでさえ、さっきヴァンデモンと戦った上に川に落とされて体力が相当削られてんだからさ?それに今、君がこの場で動くことは許さない。僕はできることならこっち側から死者は出したくないんだ。それはウィザーモン、君も例外じゃない」
「しかし、それはテイルモン……つまり8匹目も含まれるということだろう?私と8匹目を比べるならば8匹目を優先させるべきだろう、ならば私の命なぞ……」
「命は常に平等さ。8匹目だろうがそうじゃなかろうが、敵であるヴァンデモンさえ命の重さは変わらない。それに大丈夫だ、パンプとゴツ達によればテイルモンは8人目をおびき出す餌として生かされるはずだ。もし違うのなら、あの場でもう一人の選ばれし子供と一緒に始末しただろうしね。それに君一人がテイルモンを助けるよりかは残りの選ばれし子供達と連携を取って助けたほうが救出できる確率は跳ね上がる筈……、今は機会を待つんだ」
「……分かった。だが、行動を起こすときは私にも知らせてくれ。そうでなければ今すぐにここを無理にでも通らせてもらう!」
「了解した。だからこそ今は休んでおきなよ。行動を起こす時に足手纏いになりたくはないだろ?」
「……ふっ、……それも…そうだな」
私の意識は間もなく眠りの世界へとまどろんでいった。
冬side
さて、ウィザーモンの説得は終わったけど、……時間が中途半端だな、3時って……、今から寝たら確実に寝過ごすのは目に見えてるし、このまま起きてるとするか。
考えることはまだ山ほどあるんだし……
ヴァンデモンside
選ばれし子供たちを逃がさない結界は張り終えた。これで誰も逃がさない。
しかし、私は光の紋章を持つ者の方が私を脅かす存在になると思っていたのだが、対峙してみて分かった。危険なのはむしろ運命の紋章を持つ者だ。あれをどうにかしない限りこの地を征服するのは難しいだろう。
あの力はいずれ私を殺す力になる……。
だが、テイルモンを捕まえた時、隠れていたみたいだが、奴はパンプモンとゴツモンを使ってウィザーモンを助けていたな。
だったら、他の子供たちと思考は同じだ、あの手が使える。
「待っていろ、9人目よ!明日、貴様を血祭りにあげてやろう!」
暗闇の空間の中、私の声だけがこだました。
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