別のところで設定考えたと書いてあるけど結構ガバガバ
まあ 書いていく過程で考えます(笑)
ー鳴り響く金属音、二つの影が走り動く。
一方は緑の外装に身を包んだ女性。その手には剣を携え、絶え間無く相手への剣戟を浴びせる。
一方は鈍く銀色に輝く甲冑、その手には白く美しい槍が収まっている。顔や体型までも覆い尽くすその出立は余りにも異様な雰囲気を醸し出しており、緩慢な、しかし捉えずらいその動きが一層拍車をかけている。
暫くの打ち合いののち、剣の女性は間合いを開け体勢を整える。それを追わず、ただ沈黙を保つ槍を持つ甲冑は、まるで荘厳なる屋敷に佇む調度品に見える。
「主上(マスター) これはまるで訓練人形と打ち合いをしている様です。 ここは一気に詰めるのが、好手かと」
息も切らさず、後方に立っている男子に語る剣の女性は幾分の苛立ちを持って語りかける。
「いや、何かがおかしい、罠かもしれない」
しかし、その問いに対して間を置かず否定の意を持って、自分の相対する敵を睨む男子。
そろを肯定とも否定ともない返事として剣を構える女性はどこか呆れた様子が伺える。
「貴方は何者です? その姿ならば騎士であろう。真名を名乗らずとも、クラスくらい名乗るのが礼儀であろう」
先程から一切の言葉を発さない異様な甲冑に語りかける。無論返事など帰ってこない。
それを侮辱と取ったのか静かに闘志を燃やした女性は低い体勢をから鋭い一撃を甲冑と兜との繋ぎ目に放つ。
しかし、それは白い障害によって阻まれてしまう。それを意に介さず次々と攻撃を放っていく女性。
そんな攻防の中、不意に無関係な異音がそれを遮った。
そこには1人の女子が、顔面蒼白で立ち尽くしていた。それを見るや先程まで言葉らしきものは疎か息もさえも無かった甲冑が、笑い声とも呻き声とも機械音とも取れる音を発した。
「まずい! 守れセイバー!」
それらの出来事に危険を察知した男子は女子に命令を下す。しかし、
「マスター。申し訳ないががそれは出来ません。」
それに目を伏せて返事する。
「なんでだ!」
「これは戦闘であり、戦争です。それはマスターが一番分かっているはずです。」
「!」
しばしの口論。しかしそれとは別に鈍色の甲冑は幽鬼がごとき動きで、女子へと走って行く。女子もなんとか恐怖から逃れたのか建物に向かい走り去って行った。
「御命令を。主上」
再び目を伏せ、静かに問いかける女子。その姿はどこか神秘的でもあった。
「…追うんだ」
そこで一度言葉を切り、小さく息を吸って続けた。
「…敵を倒す!」
その言葉と共に、二つの影は暗い大きな建物へと消えた。
後には音もなく静かな夜の星空を残すのみだった。
とりあえず、ここまで
割と色々本編リスペクトしたいと思います。
次回は0日目から