今回もたぶんミスがあると思いますがご了承ください
そしてようやく金剛登場です!
でも他の艦娘達はまだ出ません(苦笑)
もう少々お待ちください
なんか柔らかい
なんか暖かい
「…Uh」
爽快感を覚えながら私は目覚めた
周りを見渡してみると、包帯やらアルコー ルやらが置いてあるのでどうやら病室にいるらしい
…さて、どうしたものやら
ここがどこで今はいつなのか、知りたいことは山ほどあるけれど勝手に動いていいのかどうかも分からない
でも、何もせずにただベッドで寝てるだけなのはむず痒いのでとりあえず部屋を出てみよう
そう思った矢先
“コンコン“
誰かがドアをノックした
ッ!
突然の訪問者に思わずビクッとする
誰なんだろう
少なくとも柔らかいベッドを提供してもらってるし悪い人じゃないよね?
とりあえず返答しなきゃ
「…Please come in!」
…ん?何で英語?
「失礼する」
声と共に男の人が入ってきた
そして私の前まで歩いてくると
「体調は大丈夫か?
金剛?」
…金剛?
今私を見て金剛って言った?
…確かあの仏教らしい世界で金剛になりたい 願って
…あれ?私本当に金剛になっちゃったの?
「だ、大丈夫デース
ちょっとtoiletに行ってもいいデスカ? 」
…ちょっと待て!
何で日本語が不自由になってるの
「あぁ、部屋を左に曲がってちょっと行ったところにある」
「Thank you すぐに戻りマース!」
私は色々整理をしたかったので慌ててトイレに向かった
…
…よし、整理しよう
1、どうやら本当に金剛になったらしい
2、英語が堪能になっている
というか頭の中で考えてる事が英語になっている
3、日本語が不自由になった
全国マーク模試で現古だけは常に満点だった私国語最強説が崩壊した
…まじかー
ゲームのまんまじゃん…
そこは融通利かせてくださいよ…
めっさ英語堪能なのは良いけど、あの辛い浪人時代の必死で勉強した英語なんだったの
ってなるじゃん…
あ、そういえば見た目はどうなっているのか
これからこの世界で生きていく上で見た目重要!
さぁ金剛の私まで3 2 1…
「Oh… so cute」
自分を鏡で見て可愛いっていうのも気持ち悪いけれど、今鏡に写っている私はまさしくあの金剛なのだ
なるほど ーー君がお嫁さんにするのも納得だ
ただ、私より先にけっこんするのはまた話が変わってくるけどね
…よし、あんまり長居しても変に思われてしまうのでさっきの部屋に戻るとしよう
…
「はじめまして
俺はここの鎮守府の提督だ」
「金剛型一番艦金剛デース
お願いしマース」
「…」
「…」
き、気まずい!
何でそんな悲しそうな顔してんのさ!
美少女目の前にしてるんだから(私であって私じゃないけど)もうちょっと楽しそうにしてくれてもいいじゃん!
目の前の提督らしい人もこの空気は気まずいのだろう
頭をポリポリかきながら口を開いた
「…あーその、なんだ
色々残念だったな…」
「What? 何がデスカ?」
「…覚えてないのか?」
うーん、事故で死んでさっきまで仏教みたいな世界にいたのは覚えてるけどそれは違うよね?
それ言ったら頭おかしい子だと思われちゃう
「そ、そーネー
あんまり覚えてないかもデース」
「…そうか
…衝撃で記憶を失ったか((ボソッ」
そう言うなり提督らしい人は喋らなくなる
「…」
「…」
「…」
「…」
あぁ…この空気は知っている
高校3年生の冬
国語が出来るからって調子にのってろくに勉強せずに受験して、全部落ちた時に1週間家で流れてた空気だ
つまり何かとんでもない事が起きてしまったのだろう
少なくとも合格欄に自分の数字が載ってなかった衝撃ぐらいの
「…何があったんデスカ?」
「…あまり思い出さないほうがいいかもしれないぞ」
そんなことを言われてしまうと気になっちゃうのが人間の性だ
それに今後、この金剛で生きていくのなら知っておいた方がいいし
「ワタシは大丈夫ヨー
それに思い出さないままだとダメな気がしマス」
相変わらず頭をポリポリかきながら何かを考えてるいるようだ
暫くしてようやく何かを決意したのだろう
私の顔を真っ直ぐ見てきた
「…分かった
では話すが、無理はするなよ」
無理と言われてもそもそも少し前まで別世界で生きていたのでそれ程ショックを受けるとも思えない
でもこの人の雰囲気からこちらも少し緊張してきた
「Yeah、お願いしマース」
「…そうだな
まず君が前まで横須賀鎮守府にいたのは覚えているか?」
「もちろんデース」
うん、もちろん知らない
「よし、今更だがここは勝浦鎮守府だ
でだ、ここからが本題だが…
端的に言うと君がいた横須賀鎮守府は深海棲艦の奇襲攻撃で3分の1の艦娘が轟沈
施設もほぼ全壊
…そして君の提督も殉職した 」
………なんだと