目覚めると金剛に…   作:mothership

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お盆ですね
でも私はお盆とは関係なく、むしろ普段よりも忙しく過ごしています

電車も空いていると思いきや、時間を間違えるとあら大変
いつもとあまり変わらないじゃん!って感じです
中央線とか中央線とか中央線とか…

中央線の例の杉並3駅、本当に勘弁してほしいですよね…
国鉄も親方日の丸なんだからもう少し頑張って沿線に住んでいる人を説得していたら絶対に今より良いはずだったのに
改革失敗の典型的な路線、中央線

毎朝総武線と東西線に抜かされならがチンタラ走っております
たまに追い抜かす日があると、今日は何か良いことがあるなーなんてジンクスがあったりなかったり…


さて、こんな話はどうでもよくて
今回は金剛さんがイギリスへ出発する話です
あんまり国内での出来事がないままつい国外にでちゃいました…
とりあえず今回も適当に読んでいただかたらな~と思います


重要な任務

「敬礼!」

 

 

かけ声に従いこの部屋にいる全ての人が敬礼をする

 

ピリッと張り詰めた空気の中で白い軍服を着た1人の男の人が前に出てきた

 

 

 

「これより最終確認を行う

第91護衛隊

旗艦千歳 千代田 金剛 榛名 青葉 鈴谷 熊野 磯風 浜風

以上9名は本日ヒトマルマルマルよりジェームズ氏が乗船する旅客船および、その他3隻の輸送船の護衛任務を開始

深海棲艦を確認しても交戦は控え、回避行動をせよ

やむを得ず交戦するようなことがあれば鈴谷、熊野両名は戦線を離脱し、旅客船、輸送船の護衛にあたれ

また、最重要事項はジェームズ氏が乗船している旅客船の護衛だ

なにがあっても絶対に傷1つつけることがないように

 

…ただし全員で行うことに意義がある

絶対に7名全員で守りきり、帰ってくること

以上だ」

 

 

話を終えると、再び全員が敬礼をする

 

 

現在9時30分

さぁ後30分でイギリスへ出発だ

 

 

Follow me!皆さん、ついて来て下さいネー!

 

 

 

 

 

 

 

ことの始まりは1ヶ月前

 

私、金剛は、復活してからすでに何日か経ち、護衛任務も深海棲艦の駆逐任務も数回程こなしていた

 

艤装が使えないということもなくすんなりとイメージした通りに動かせ、戦闘中の動き方などで困ることはあまりなく、迷っても金剛のスペックで勝手に頭の中に浮かんでくるのでそれなりに成果をあげている

 

提督の私のイメージも

なんだこいつ?

から

仕事は、期待以上にやってくれるやつ

 

に変わったらしい

こないだ黒姫さんがこそっと教えてくれた

 

 

さて、今日も例によって事務処理を高速で終わらせて暇を持て余している

ただいつもと違うのは、提督は定期会議出席のために不在で、代わりに執務室に黒姫さんと柿崎さんがいることだ

 

黒姫さんは無線をちょこちょこと弄っていたけれど、それも終わったのかソファーに座ってくつろいでいる

柿崎さんは非常時に提督代理になるらしい

今はいくつかの書類をながめている

 

 

 

 

 

…この鎮守府は緩いな~

 

仕事さえすれば人様に迷惑をかけない範囲で何をやってもいい

それがうちの提督の方針なので皆のびのびとしている

 

現に黒姫さんは仕事を終えソファーでくつろいでいるわけだし、私もやることがなくホケーってなっていた

 

 

 

しばらくこんな弛緩した時間が続いていると、唐突に黒姫さんが私を見て自分の膝をポンポンと叩く

 

 

これは黒姫さんが私を愛でたい時の合図だ

 

 

私はその合図に従って黒姫さんの所に行き、膝に頭をのせてソファーに寝っころがった

そして黒姫さんは何かを言うこともなく私の頭を撫ではじめて、一通り満足したのか耳掻きを始める

 

 

ひょんなことから黒姫さんはこうして仕事を終えると私を弄ってくるようになったのだ

 

本人曰わく

お姉ちゃんだった自分は昔から妹を可愛がってきたけれど、その妹も立派な大人なので可愛がることもできず、かといって彼氏もいないので私を可愛いがって欲求不満を晴らしているとか

他の子にもやってみたけれど、何故か私が一番しっくりくるらしい

 

 

要するに私は丁度良い女なのだ

 

 

 

 

 

 

…おい、もしかしてディスられてる?

 

 

 

 

 

まぁ例えそうだとしても頭を撫でられるのは気持ちがいい

それに加えて耳掻きときた

 

 

はぁ~至福のひとときだぁ…

 

 

 

そんな炬燵のような黒姫ゾーンから出られないでいると、”コンコン”っとドアがノックされ

「失礼します」の声と同時に誰か入ってきた

 

 

「お姉さまはいら…」

 

 

榛名だ

今日は非番なのでノースリーブのシャツにショートパンツとラフな格好をしている

 

こんな姿で外に出ようものなら不注意による事故が普段の何倍も増えることになるんだろう

 

 

 

当の榛名は、部屋に入ってきて私を見ると、言いかけていた言葉を飲み黙ってしまった

そしてこちらをじーっと見る

 

 

 

「…」

 

 

 

 

「…」

 

 

 

 

えーなんで…

 

 

 

「…どうしたデスカ?榛名?」

 

 

「…あ、いえ

お姉さまとお話がしたかったので、探しに来ただけです…」

 

 

そういうと少しシュンとなる榛名

 

 

「おー榛名ちゃんかわいい!

是非お嫁さんにしたいね~」

 

その姿を見て柿崎さんがちょっかいを出してきた

 

 

「やめな、柿崎

柿崎じゃ無理だよ、身の程弁えないと

そこに鏡があるから一度顔見てみなよ

一回絶望すれば分かると思うから

 

第一柿崎彼女がいるじゃん」

 

 

…黒姫さん容赦ないなぁ

 

 

「…いやそこまで言います?

あと彼女とは2週間前に別れたよ

『軍にいるからそんなに会えないのに、会う度に必ずステーキを食べさせられるのはもうやだ』

だとさ」

 

 

 

 

「「「…」」」

 

 

 

いや、それは確かにちょっと…

毎回ステーキは嫌だよね…

 

 

 

「それは彼女が正しいよ…

ステーキ以外選択肢あったでしょ…」

 

 

私達の心を代弁するかのように黒姫さんが口を開いた

 

 

「分かってないなーステーキの素晴らしさを

あれほど上手な肉の使い方はこの世の中に存在しないぞ

第一な…」

 

 

「はいはい、もう何十回と同じこと聞いたから大丈夫大丈夫

それよりも彼女が欲しければ今後ステーキはやめよーねー」

 

 

「はぁ!?ステーキをやめるだと!?

何を訳の分からないことを言ってるんだ?俺に自殺しろとでも言うのか?

 

第一アラサーになっても彼氏の1人も出来ない人に言われたくないわ」

 

 

 

「…」

 

 

 

 

「「…」」

 

 

 

黒姫さんの体がピクッと動いた

 

 

 

…あぁーあ、核ミサイルのボタン押しちゃった

これから戦争の始まりだ

 

 

 

 

柿崎さん、安心してください

提督には私から二階級昇進させるように言っておきますので

 

 

 

「…金剛さん、私ちょっと殺ることができたからいい?」

 

 

 

「ハ、ハーイ」

 

 

 

私が退くと黒姫さんは柿崎さんを狩りに行った

 

 

一狩り行こうぜぇ!

 

 

 

「あ゛ぁーーーー!!!

ギブギブギブギブ!!!

マジちょっ無理だからーーー!!!」

 

 

黒姫さんは私が今まで見たことがない、本気で人をやる技をかけている

 

 

女の子の恋愛沙汰に首を突っ込むのはよくないと改めてわかった今日この頃

特にアラサーの結婚できない女性に恋愛事情を突っ込むのはNGだよ、柿崎さん

 

 

 

「金剛ちゃん!!助けグァーーーー!!!」

 

 

 

…さて、私は何をしようかと榛名の方を見ると、榛名はこちらを何かを訴えるように見ていた

 

 

「…榛名?何か言いたいことがあれば言うネ~」

 

 

私が話しかけると、榛名は申し訳なさそうにモジモジしながらこちらへやってくる

 

 

「…お姉さま、その、榛名に…」

 

 

「ンー?」

 

 

「…榛名に膝枕していただけませんか?」

 

 

 

なんだ、そんなことか

 

可愛い妹のためなら膝くらいなんてことない

むしろ喜んで差し上げるまでもある

 

 

「Sure! こっちに来るデ~ス」

 

 

膝をポンポンと叩くと、榛名の顔がぱぁ~っと明るくなり「失礼します」と私の膝に頭をのせてソファーに横になった

 

しばらく頭をちょこちょこと動かしていたけれど、しっくりくる位置が見つかったのか

「これは…素敵です…」

と言うなり私の左手を握りしめて静かになる榛名

 

 

 

 

…やばい 

…キュン死する

 

 

なんだこの新種の人殺し生物は

もし榛名が一家に1人いたら世界はきっと終わってしまうだろう

それだけ破壊力がある

 

 

 

とにかく、榛名が可愛いかったので空いている右手で頭をそっと撫でる

すると「うーん…」と唸り小さく丸まった

 

 

 

 

…なんだか猫を可愛がっているみたい

 

普段は控えめ、でも甘える時は膝の上に乗っかってきて存分に甘える

 

 

…猫

 

 

 

榛名に猫耳をつけたら…

 

 

 

 

「…」

 

 

 

妄想していたら頭が働かなくなってきた

 

 

どうやら私も末期らしい

 

 

 

 

私は榛名に癒やされ

榛名は私の膝で寝て

黒姫さんは柿崎さんを締め上げ

柿崎さんは黒姫さんに殺されかけている中、またも”コンコン”とドアがノックされ「入るぞー」の声と共に誰かが入ってきた

 

 

提督だ

 

 

提督は部屋に入ってきてこの状況を一瞥し

 

 

「…なんだこのカオスな空間は」

 

 

と第一声をあげた

 

 

 

ごもっともです

 

 

 

「…何でもいいんだけど、報告があるからその状態のままでもいいから聞いてくれ

 

えーっと、来週イギリスの外交官が交代するらしい

それに伴い現イギリス外交官が帰国するのだが、どうやらその外交官が帰るのに戦闘機を使うのはもう嫌だ、船がいい、とのことで船で帰ることに決まったそうだ

そこでその護衛として横須賀、お台場、うちの鎮守府からそれぞれ護衛艦を出すことになった」

 

 

 

なんだそれ

 

そんな簡単に決められることなの?

 

 

黒姫さんも不思議に思ったのか首を傾げる

もちろん柿崎さんを絞めたまま

もうとっくに柿崎さんは静かになっているけど

 

 

「あーその外交官なんだけど、王室の親戚らしくてむげに扱うことも出来ないからしぶしぶ了承したらしい」

 

 

なるほど、そういうことなのね

 

まぁ確かにその外交官の気持ちも分かる

戦闘機は見るものであって乗るものじゃない

乗ったら最後、吐くこと間違いないね

 

 

 

「それでうちからは金剛、お前と榛名ってことになったけどいいよね?」

 

 

 

「…Uh やっぱりワタシデスカ~」

 

 

 

「あぁ、別にいいだろ?

そもそもお前イギリス産まれだし」

 

 

「いいデスけど急すぎるネ~

でも、どうして榛名もデスカ?」

 

 

「それはなんとなく

強いて言うなら今日鎮守府にいるなーと思って

比叡と霧島は任務中だし、後でまた同じ説明するの面倒だから

…榛名寝てるから変わんなくなったけどさ」

 

 

 

 

「…」

 

 

 

…そんな理由で決めて大丈夫か、この任務

 

 

 

 

「そういうことだからよろしくね」

 

 

こうして何の前触れもなく私のイギリス行きは決まったのだった

 

 

 

 

 

 

そして当日

時刻は6時半

 

竹芝埠頭に着いた私達は軍服を着た男の人に案内されて建物の中に入る

 

中には既に磯風、浜風、この2人の鎮守府の提督がいた

 

「どうもー」

「Good morning!」

「おはようごさいます!」

 

「おーおはよー」

「おはよう」

「おはようございます」

 

軽い挨拶をして、提督同士以外は初対面だったのでお互い自己紹介をする

 

どうやらこの2人はお台場所属だそうだ

 

ということは残りの千歳、千代田、鈴谷、熊野の4人は横須賀所属ってことか

 

 

第91護衛隊、3つの鎮守府からの寄せ集め部隊

メンバー的に戦力は勿論のこと、速度も求められていることがわかる

私達高速戦艦は言わずもがな、千歳・千代田は蒼龍や翔鶴といった空母程ではないけれど、最大速力29ノットと速い方だ

そもそも以上の空母を国外に出すことはできないから選ばれたっていうのもあるんだろうけど

 

 

さて、私達の集合時間は7時だからまだ30分ある

ちなみにジェームズって外交官は8時に来るようだ

ついでに今聞いた情報によると、新しい外交官も一緒に来てお見送りをするらしい

 

 

流石王室の親戚だ

大切に扱われているがわかる

 

 

「金剛、少しいいか?」

 

 

なんて考えていると、磯風が話しかけてきた

 

 

 

「どうしたノ~?」

 

 

「今日護衛するのはイギリスの人だろ?

挨拶ぐらい英語でした方がいいと思ってな

だから英語の挨拶を教えてくれないか?」

 

 

おぉ!その発想は素晴らしいね!

磯風みたいな子が頑張って英語を話している姿をみたらきっとジェームズっていう外交官も喜ぶだろう

 

 

「That's a good ideaネー!

教えてあげマース!

 

そーですね~

最初はNice to meet you I'm Isokazeと言ってくだサーイ」

 

 

「な、ないすちゅーみーとぅ? あいむいそかぜ?」

 

 

「OK! それに返事をしてるくから次はHow are youと言ってくだサーイ!」

 

 

相手はこちらが英語を使えないこと前提で話しているし、簡単なことを一言二言言えればそれで十分

あとは私がフォローすれば大丈夫でしょう

 

 

 

「ふ、ふーあーゆー?」

 

 

 

「…」

 

 

 

その間違え方は駄目だよ!

あの人みたいになっちゃう!

それを言ったら最後はMe tooで締めないとね!

私もヒラリークリントンの夫だよって

 

 

「…磯風、それだとあなた誰?ってなるネー

How are youデース」

 

 

「はーわーゆー?」

 

 

「OK~それで大丈夫ヨ~」

 

 

「なるほど、ありがとう金剛

一生懸命やってみる」

 

そういうと磯風は今教えた言葉をぶつぶつ唱えだした

 

磯風は努力家だね

私と違ってきっといい大人になれると思うよ

 

 

 

そうこうしている間に、横須賀鎮守府の方々が部屋に入ってきた

 

 

「あ、もう揃っていたのですか

待たせてすいません」

 

まず先頭は白い軍服を着た提督

あの事件の日大佐だった人物

今はしっかり提督を務めているようだ

 

「「おはようございます!」」

 

続いてちとちよ

 

 

「ごきげんよう」

「チーッス!鈴谷だよ!」

そして最後に熊野と鈴谷が入ってきた

これで全…

 

「青葉でーす!おはようこざいまーす!」

 

 

 

 

…ん?

 

 

 

さも当然のように青葉が入室してきた

そして私達の輪に入ってくる

 

 

 

…いやおかしいでしょ

なんで青葉がいるのよ

今回の任務は8人じゃないの?

 

 

横須賀鎮守府以外のメンバーも同じことを思っているのか青葉を凝視する

 

 

「…おい、なんで青葉がいるんだ?」

 

 

少し間をおいてようやくうちの提督が疑問をぶつけた

 

 

「あーその、青葉もイギリス行きたいって言い出してですね…

それで連れてきた次第です」

 

 

その疑問に答える横須賀の提督

 

 

いやいやいや

なんでその一言でオーケー出しちゃうの…

 

 

「…なんだそれは

俺らは構わないけど上と外交官に伝えてあるのか?」

 

 

「それなら大丈夫です

ちゃんと許可もらいました」

 

 

すごいな

何をして許可もらったのかな…

 

 

 

「そうなの…

ならいいんだけどさ」

 

 

そんな鶴の一声ならぬ青葉の一声で9人での護衛任務になった

 

 

 

 

時刻は8時

 

時間きっかりに外交官やそれに従っている人達がぞろぞろと入ってきたので、英語が出来る私とうちの提督はその人達の所まで挨拶に行く

 

「初めまして、私は日本海軍勝浦鎮守府提督、横川中将です」

「日本海軍勝浦鎮守府所属、戦艦金剛です」

 

「こちらこそ初めまして、私は駐日英国大使館にいたジェームズです

こちらは私の代わりの大使のエイリーと私の秘書のポールです」

 

「初めましてエイリーです」

 

 

と、ここまで順調だったけれど

 

 

 

「○▼※△☆▲※◎★●・・・・・・・」

 

 

 

 

「「…」」

 

 

 

ポールっていう秘書が何を言っているのか分からない

かろうじてMyとPaulという単語は聞き出せたけれど他がさっぱりだ

 

とりあえず握手でその場は凌ぐ

 

 

「…金剛、俺、英語は自信あったんだが勘違いだったのかな」

 

提督がこちらを向いて小さく話しかけてきた

 

「…ワタシも無理だったネー

彼は訛りが強すぎマース…」

 

 

「…そうか、お前もか

お前で無理なら俺じゃ聞き取れる訳ないな」

 

 

 

「すみませーん、彼はスコットランド出身なんでーす」

 

本人を前にして若干失礼なことを言っているとジェームズが日本語で教えてくれた

 

 

マジか、あなた日本語話せるんですね

この失礼な会話もバッチリ聞かれていたと…

 

 

「同じイギリスなのにそんなに違うものなのか?」

 

「Uh 日本でいう青森の端の方みたいな感じデース」

 

「…あーなんとなく分かった」

 

提督が理解したところでポールさんに失礼を謝り、この3人方は他の子達との挨拶も済ませて他の部屋へ行ってしまった

英語での挨拶を試みた磯風は最初の間違えを犯すことなくちゃんと英語で挨拶を行えた

そんな磯風の姿を見てジェームズ一行がほっこりしていたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

時刻は10時

 

今回の航路は途中、カイメップやジェッダといった港に寄りながらスエズ運河を通り、最後ポーツマス軍港到着という流れだ

輸送船はポーツマスでイギリスの艦娘に引き渡してロッテルダムまで行く

 

 

いや~久しぶりのイギリスだ!

テンションあがっちゃうね!

まさかこの世界でイギリスに行かれるとは思ってもみなかった

 

仕事とはいえ、イギリスでは3泊4日できるので観光もできる

 

色々とやりたいことを想像してニヤニヤしていると、隣にいる青葉もニヘラーっとしている

 

 

自由そうでいいなー青葉

 

 

 

「こちら千歳

時間になったので出航します

東京湾内は12ノットで航行、私と磯風に続いて客船ーーはついてきてください」

 

さて、無線から千歳の声が聞こえると4隻の船は一斉に汽笛を鳴らして順番に出航する

 

そして最後尾の私と青葉と浜風もいよいよ出航

 

 

さぁイギリスへ行くぞーーー!

 

 

 

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