早速ですが、行間の開け方って………(;´∀`)
ーある人物の回想のような物ー
俺が産まれた落ちたのは、母親の亡骸の下、泥水の中だった。
……らしい。
ガンビーノが他の傭兵のヤツらと酒を飲んだくれてる時にそんな事をブツブツ言っていた。まあ、俺はそんな事なんて気にしてもなかった。シスは終始あんな(・・・)感じだったけど、俺に対してシスはシスなりに、母親として愛してくれた。と思っている。
………いつまでたっても赤ん坊扱いしなければ、尚よかったとも思う。俺もいい歳になったんだがなあ。
後言う事が有るとすれば、アイツ(・・・)のアノ嗜好(・・・・)が俺には向くことはなかった。だから、トラウマはないと言っていい。………メタいとか言うな。
少々手癖の悪い連中が居たには居たが、少し恐怖感が残っただけで済んだ。………少し、なんだからな。……進めるぞ?
そしたらなんとまあ、珍しくもあのガンビーノが父親ヅラしてソイツらを追っ払ったんだ。笑えるだろ?「オレんトコの娘にナニ晒すんじゃボケエェェぇ!!!!」だとよ。オマエ何時からそんな過保護になったんだよ。シスが心配して俺をペタペタ触ってきたから問いたださねぇでおいたが。
フン、シスに感謝しろよ、ガンビーノ。
別に傭兵のヤツの中には親切なヤツもいたさ。どんなえげつない食材でもウマく作るコツや狩りをする時の罠の張り方、はたまた、賭け事の正攻法、イカサマの仕……おっと。…ええと、他には時たま来る娼婦連中から縫い物を教わったりもしたな。最初は針がブスブス刺さってしばらくは包帯と仲良しだったぜ…。だがまあ、何度も何度もすれば学んでいくもんだ。及第点を貰った時は、それはもう嬉しかったぜ。「あの犬だか、ネズミだか分からなかった、アレからよくも成長したネェ…」
どんだけだよ、オイ。
縫い物習ったのも意味はあるぜ?
ガンビーノと剣の打ち合いをする時、結構破れたりするからな所々。それに、十を越した辺りから少しずつムネが窮屈になってきても自分で手直し出来るから、恥ずかしい思いはしなかったんだぜ、と。………ん?剣?だんびらだがなにか?
「女なのによく使えるな、オメェ…」うっせ、ガンビーノ。
これが一番手に馴染むんだよ!俺が化け物みたいに言うな!
こうして、俺は十四まで(・・・・)は幸せだったのさ。
ーーある怪物(・・)が来るまではーー
「ニゲロ……ニゲて…kレ、ハヤく……と、オクへ……」
ナンデ、がんびーのガバラバラナンダ…
「あ……アウうう…、、に……ニゲテ…〇〇〇」
しす、シャベレルヨウニ?アレ?チダラケ…?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
偶然、たまたま、俺は狩りに行ってたんだ。だから難を逃れた。拠点の方角から煙が出てた。とても大きな。
あと、悲鳴。うわああ、とか、キャアアとかじゃなく、
ギャアアアア!!?とか、もう言葉ですらないの、とか。
ふと、何か強烈な嫌な気配がして、狩りをしていた森の奥に目を向けた。
そこには、毛むくじゃらでデカイ、オゾマシイ化け物が……
…いない?でも何か居たのだろうか?気配はまだビンビン伝わってくるが………いや、今はみんなのトコに行って確かめなきゃな。何があったのか。早く、早く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結果的に俺は生き残った、1人だけ。みんな酷い有り様だったから、墓を作っておいた。墓標の代わりに剣を刺していく。
まるで、剣の墓場だなと、思いながら。
どのカラダにも、剣でつけられたとは思えない傷があった。人のでも、獣のでもないデカイ傷痕。
モシカシテ、アノイヤナケハイノ?
そう思った瞬間、俺は
ア゛ア゛あ゛ア゛ア゛あああああ゛あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
狂戦士《ベルセルク》になったんだ。
ここまで見てくれた方、ありがとうございます。
少しでも楽しんで頂きたく存じ上げます。