東方豪幼録   作:フェリシーゼ

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これが前書きですか………あの、拙い文章でなおかつ、投稿がどうなるかわかりません。
二ヶ月間、投稿がなかったら、どなたでもいいので設定とか受け継いでくれたらなぁと…いやすいません、初めて投稿しといてなんですよね…
勝手に黒姫ちゃん連れてっても構いませんよ。ただ、友達を作ってあげて欲しいです。
では……また。投稿があれば。なければさよなら。


東方豪幼録〜1に出会い!

 

 

ある森、奥深くにて。

 

???「はぁぁぁあ……!てーぇい!!」

ドッゴォォーン!!!

 

凄まじい爆発音。しかし、それが起こる前に発された声は少女のとても幼く、鈴の音のように澄んでいた。

 

???「おおぉぉ……これが、か、かん、かんきょーはかいなのか??」

 

とても素っ頓狂なことを言っているのは皆わかるだろう。こんなものだと理解してほしい。

 

彼女が何をしていたかというと、自分で言ったように「かんきょーはかいっ!!」……だそうだ。

 

…なんで、ツッコミのように入ってきたのか謎だ。聞こえているのか?いや、まさか…

 

ま、まぁ、今のは忘れてもらうとしよう。

色々と説明することがあるからな。

 

まずは、次元とかそこんとこを説明。

 

ナレーションの私は気にしないでくれ。

 

名もなき神だからな…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ここは、俗に樹海と呼ばれる場所。

 

人を寄せ付けるような神秘的なものは一切ない。

 

それどころか、人を拒んでさえいる…そう感じる森だ。

 

だが、例外もいる。

 

自身に生きる希望を見出せなかった者は導かれるように迷い込む。

 

もう一つ、ただ単に迷い込む者。

 

一つ目はよくある話だ。

 

二つ目、馬鹿にされるだろうが本当だ。

 

どちらにも、共通点がある。それは「人」だ。

ほんの少しの違いがある。

 

力を「持っている」か、「持っていない」。

 

この力というのは、なんでもいいというわけではない。

 

視力、聴力、記憶力、脚力、握力。

恥ずかしながら細かくするとわからないため、ここで省かせてもらうが…要するに。

 

大多数の人間が持っていない、または持っていても、普通は発現しないもの。

 

霊力、妖力、魔力。人間には扱えない力だ。

 

どれも、いくら訓練しようとも、無理なもの。

 

だが、それを扱えるものが稀にいる。

 

その者たちは皆全て、ここへ誘われる。

 

その者たちは皆全て、イレギュラーだからだ。

 

自然という大きな仕組みが、バランスを保つために行っているのかもしれない。

 

簡単に言ってしまうと、それは全て化け物なのだ。

 

化け物=危険。そう考えるのは人間だけではない。

 

自然もそう考えているようだ。でなければ、この樹海にだけ集まってくるのはおかしい話だ。

 

さて、先ほどバランスがどうのこうのということを話した。だというのに、ここにばかり集めていたら、それこそバランスを欠いてしまうではないか?と思うだろう。

 

そこはさすがというか、神設定というか……

 

力を持ったものは全て、ここへ集まり、そして「消えていく」。

 

それは存在が消えてしまうというわけではない。

 

ただ、その次元からいなくなるだけである。

 

人間たちが日々を過ごす次元と、もう一つ上の次元。この二つの次元の間。次元の狭間。そこへ移される。

 

だが、移された者たちはなんの違和感も覚えない。今までと変わらない空気。雰囲気。

 

気づかないのには訳がある。

 

違う次元と言ったが、それは比喩のようなものだとうけとってほしい。なにせ、この考えは私個人のものであるから。

 

まあいい。違う次元と言ったが簡単に言わせてもらうと、妖怪にのみ作用する特殊な力が働いており

 

そこには、妖怪の賢者と呼ばれる、大妖怪が管理しているからだ。

 

数百年の時を生き、その場所を管理し続ける。

 

治安の維持はもちろんだが、その場所に住まうものは、人間以外もたくさんいる。

 

人間には、理性がある。それはもちろん、妖怪にも存在するが、人間ほど我慢できる大きさではない。

 

妖怪によっては破壊することが存在意義。

破壊による、恐怖を与えることが存在意義。

騒ぎを起こし混乱を招くことが存在意義。

 

他にも多く存在するが…。また、省かせてもらう。

 

しかし、今述べたようなことは治安に大きな障害でしかない。

 

だからと言って、無理やり抑えたとしても、限界というものがある。

 

過去、限界を超えた妖怪が大暴れし、多大な損害を被ってしまったこともある。

 

それを踏まえ、限界を超える前に発散させる。

その方が損害がある程度小さく、まとめやすい。

 

そのための治安部隊…博麗の巫女がいる。

 

巫女がいる理由は、治安維持となっているがそこまで堅苦しくはない。人間と異なる存在だとしても、皆が皆悪いわけではない。むしろ、人間との共存を求めているものも少なくはない。

 

だが、やはり人間は強さでいくと下位の存在。

妖怪などは力の強大さで分けられることも多い。上下関係なども存在する。

なので、人間が巻き込まれたりすることもある。

 

このように治安一つとっても、人間社会とはちがう。

 

要約されてもらうと、特殊な力を持つものをこれまた特殊な力で抑えている空間。

 

幻想郷

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

???「うーん………」

 

「あややや、爆音がしたので何事かと思へば……」

 

???「?おねーさん、だぁれ?」

 

「そうですね、自己紹介することは大事ですよね!すいません!…えー、私は射命丸文と申します!お見知り置きを!」

 

???「ふぅん…しゃめーまるあや…じゃあ、あーちゃんでいい??」

 

文「えええ!?いきなり親しげな呼び方なんですね…」

 

???「??だめ??なの??」クビカシゲ

 

文「あ!それかわいいです!」パシャ

 

???「ひにゃぁ!…あーちゃん、なにそれ?」

 

文「これはカメラというものです。私の報道力をぐんぐん上げてくれる頼もしいやつなんですよ。」

 

???「へぇーー凄いんだね!でも、ね。」

 

文「な、なんでしょうか…??」

 

こ、この背筋がゾッとする感じ…この子は一体?ていうか、私としたことがなにかやらかしてしまったのでしょうか?

ま、まさか、ここでゲームオーバー!?ここまで来て!?それはないですよー!あんまりです!

 

???「いきなり、パシャってしたら、びっくりするでしょぉ……???」ニコォ

 

文「ああああ…も、もうしわけ、ありません!!どうかっ!どーか!お命だけは!」

 

射命丸文、全力の土下座!

 

???「うん、わかってくれたなら…いいよ」

 

先ほどまでの狂気のオーラが嘘のよう…あれ?

 

???「あとね…そんな簡単に土下座はしちゃダメなんだよ…??」

 

あ、あれー?私としたことが…part2…

 

文「あうう…すいません…」ぺこり

 

???「はぁいよくできましたぁ」

 

文「ふう、なんか、疲れちゃいましたよ…」

 

???「だいじょうぶ?」

 

文「あ、問題ありません!幻想郷最速、舐めてもらっては困りますね!」

 

???「でも、フラフラだょ?」

 

文「あややや?あややややややややぁー!」

 

???「わっ、っとと。おうちにおいで?何にもないけど、お茶とかお菓子とか出すから〜」

 

文「お、お構いなく…と言えませんね。すいません、お邪魔させてもらいます。」

 

おかしいですね…今日はいつも通りだったのに…これはこれで変わった原因があればネタになるのかな?

 

???「うん!えんりょしないの!」

 

文「あ、そういえばお名前をお伺いしても…?」

 

???「あっ!?わっすれてたぁ。わたしのなまえは黒姫 沙夜見(くろひめ さよみ)だよ!仲良くお願いするね!…えっとぉ、おっ、呼び方は任せた!好きなように呼んで!」

 

 

 

〜少女移動中〜

 

今さっき知り合った黒姫 沙夜見ちゃん。現在、その子の家へと着きました。

 

森の少し奥へ行くとすぐに姿を現した。

大きな三角形の屋根が特徴的で、外壁はベージュのような明るい色。屋根はオレンジ。なんとも可愛らしい家ではないですか!

 

文「こちらがさよちゃんの家で?」

 

沙夜見「うん!私の自慢の家!とっても住み心地がいいんだよ!」

 

さよちゃんの言う通りとても心地良さそうだ。

何よりもしっかりと整頓されている。

 

文「なんといいますか…無駄なものがない…」

 

沙夜見「そこーがわーたしーのぽ、ぽ、ぽりっしぃー」ニコッ

 

文「………」

 

かわいいです…。今ならあの瀟洒なメイドの気持ちがわからんでも…ないです。

 

沙夜見「…あ、あれ?すべった…?わ、わたしったら…///」カァァァァ

 

文「あ!違うんですよ!あまりにも可愛かったもので…」

 

沙夜見「ほ、ほんと?はぅにゃ!?かわいくない!私は普通なの!ぜんっぜんかわいくないの!」

 

文「あややや〜??なんで照れてるんですか〜?んー?」

 

さぁ、さぁさぁさぁさぁ!もっと照れなさい!

そして私をヘヴンへ!……あ、いえ、なんでもございませんよ?

 

沙夜見「も、もう!せっかくご飯作ってあげようと思ってたのに!いいもん!ハンバーグにしようとしたけど、オムライスにくらすだうんですよーだ!」

 

ご飯をいただくという話は全くしてなかったのですけど?笑

クラスダウンってなんです?下がってます?私には価値の違いがわからないのですが…

 

文「それでも、ちゃんと作ってくれるんですね。」

 

沙夜見「だって、お腹すいたままだとかわいそうでしょ?」

 

文「でも、私お腹すいたって言いましたっけ?」

 

沙夜見「え?あやちゃんお腹なってたよ?あれ違うの?」

 

くぅー

 

…あ、本当になってる。なんということだ…

 

文「え…あの、いつから///」

 

沙夜見「んとねぇ…家ついたあたり?」

 

ああ、なるほど。ちょうど家が見えてきて、考え事してた時ですね…

 

沙夜見「もしかして…?気づいてなかったの?」

 

文「は、はい…恥かしながら…」

 

沙夜見「あやちゃん?」

 

うう、顔が熱い。真っ赤になってますね。自分でもわかるくらい…

 

沙夜見「あやちゃん?ねー?あー、顔…真っ赤だよっ♪」

 

いつの間にか目の前にさよちゃんがっ

 

文「うう…言わないで……あ、その、いただいてよろしいのですか?」

 

沙夜見「もちろんだよ?だから、言ってるのに。さてっと、じゃあわたしはご飯作るからね。」スタスタ

 

ふぅ…いきましたか…うーまったくまったくもー!今日は調子が狂いすぎです!なんでこ「あやちゃーん、あーやちゃーん」ん?

 

文「はい!なんでしょうか!」

 

沙夜見「ちょっと手伝ってー」

 

呼ばれたのでキッチンに行くと…そこには……

 

上の棚の扉を開けようと奮闘する姿が…くっ堪えなさい!私!

 

沙夜見「扉開けられないーーんーー」

 

文「わ、わかりました」ガチャ

 

てっきり私は開けて取り出すのかと思ったのですが…

 

沙夜見「そうじゃないでしょ!こっち!わ、た、し!」

 

文「え?」

 

さよちゃんの方を見ると、こちらに両手を向けて、抱っこのサイン…

 

文「んもー!可愛すぎます!えい!」

 

とうとう我慢の限界です!両手を向けてるさよちゃんを抱きしめまくり。胸のあたりに顔をうずめてすりすり。

 

沙夜見「ちょ!ちょっとあやちゃん!んっ!やっあ…てい!」

 

やりすぎたのかさよちゃんからきっつーい一撃が…いたた

 

沙夜見「違うでしょ!抱っこ!持ち上げて!」

 

文「は、はい!」

 

言われた通り今度は抱っこを。あまりやるとさっきみたいな一撃が来るので。というか痛い…

でも、さよちゃんいい匂い〜

 

沙夜見「よーし、とれたぁいいよー」

 

文「はい。よいしょ「よいしょ何て言わないで!私重くない!」あ、すいません。」

 

さよちゃん…しっかりと乙女だった…。

 

沙夜見「ありがと。リビングでくつろいでて〜」

 

文「あ、お手伝いは…」

 

沙夜見「いいのいいの!お客さんなんだからっ!ほらほら!」

 

背中を押されて追い出されるようにリビングへ

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

文「とても美味しかったです!ご馳走様!」

 

沙夜見「はいっ、おそまつさまです!」

 

とても美味しかったです。オムライス…なんというか魅力的ですね。それと、デザートも出てきました。クレープというものだそうです。これは知らなかったです。是非とも新聞に載せたいですね!

あ、そうだ。片付けな…

 

そう思った時にはもう片付けられてた…早い

 

沙夜見「お皿洗ってくるから、またくつろいでて〜?あ、お手伝いはいいよ〜」

 

どうやら読まれてたようで。軽く手伝いを断られてしまった。

 

しかし、こんな森の中で1人…

人間というには気配とか力も強いですし、妖怪…うん、どちらかというとそうですね。

後で聞いてみますか。私の記憶では、噂すら聞いたことない子ですし。

…何よりもこんなに可愛い子が噂で流れたら凄い人気でしょうし!私が食いつかないわけがないです!

 

沙夜見「たっだいまー」

 

文「おかえりなさい?」

 

沙夜見「うん!そういえば、あやちゃんなんでこんなとこにきたの?特に珍しくもないのに。それともなんかあったの?記事になりそうなこと?」

 

文「いえ、情報があったわけではありません。たまたま飛んでただけですよ。そしたらこんな素敵なお嬢さんに出会えましたけどね。」

 

沙夜見「素敵なお嬢さん?だ、だから!そんなことないって!」

 

文「そうですか?とても素敵ですよ。」

 

沙夜見「もう!…ありがとね、あやちゃん」

 

文「いえいえ。あの、質問とかよろしいですか?」

 

沙夜見「うん!答えられる範囲でなら。でも、あんまり知らないよ?がっかりしないでね?」

 

文「大丈夫です!では。」

 

Q、いつからここに住んでらっしゃる?

A、数十年前くらい?

 

文「疑問を疑問で返さないでくださいよー」

 

Q、種族は?

A、んーと、雪女とー…あ!鬼だよ!

 

文「ええ!?妖怪のハーフって!?しかも鬼!?…ああ、いえ、取り乱してしまいました」

 

Q、では、ご両親は?

A、わかんない

 

文「あ、えっと、すいません」

沙夜見「?なんで?」

文「いえ」

 

Q、あなたの能力は?

A、教えませんー

 

Q、なぜ?

A、お母さんとのやくそくだからー。口から言っちゃダメ。でも、自分を守る時や、誰かを守る時は使っていいって。

 

Q、では、せめて強力なのか、そうでないのかは?

A、多分強力だよ

 

Q、幻想郷のルールについては?

A、もちろーんじゅくちしてるよー

 

その後もいろいろ回りくどく質問をしましたが、この子が危険な妖怪の子ではないと判断します。

 

沙夜見「ふにゃぁ〜…ねむい」

 

文「八時ですね。いつもこの時間に寝てるのですか?」

 

沙夜見「うん…そだよ〜」ゴソゴソ

 

文「へぇ、早いですね…って!」

 

沙夜見「ん〜?」

 

文「なんで服脱いでるんですか!」

 

沙夜見「お風呂〜入んないと〜むー」フラフラ

 

文「ちょ、そんな状態で入ったら、溺れちゃいますよ!」

 

沙夜見「でも〜汗とかかいちゃったし〜あやちゃんと寝るんだからちゃんと綺麗にしなきゃ〜」

 

文「ああ、なるほど…じゃなくってですね!私、泊まるなんて言ってませんけど?」

 

沙夜見「えぇ〜やぁだ〜泊まってってよ〜お願い…」

 

文「うぐっ…わ、わかりました…泊まらせてもらいますね?」

 

沙夜見「うん!じゃぁ、一緒に入ろう〜」

 

文「そうですね、そうさせてもらいます。何よりもそうじゃないとさよちゃん危ないですし」

 

沙夜見「ん〜?」

 

そのあと、湯船で案の定溺れてました笑

 

お風呂に入り、さっぱりしたあと。

 

さよちゃんと一緒の布団に入り、就寝。

ふぅ、今日はなんだか調子が悪かったけど…でも、さよちゃんと会えてよかったなー

こんな可愛いくて、小さいのに、ちゃんと一人で生きてるみたいですし。まぁでも、見た目と違って妖怪ですから。当然でしょうか。

 

沙夜見「むにゃむにゃ…ん〜」ぎゅっ

 

文「よしよし…ふふ」

 

なんだか、お姉さんになった感じです…

ふぁぁ、眠くなってきました。それにしても、体温、高いです…ね。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

…きて……お…ー………!

ん…?なんですかぁもー

起きて!!おーーきーて!

 

文「はっ!」バッ

 

沙夜見「おわおう!びっくりー」

 

文「あれ?ここ…ああ、さよちゃん家か。おはようございます!」

 

沙夜見「はい、おはようございます!さ、ご飯食べよっ」

 

さよちゃんに起こされリビングへ。

 

文「うわぁ…凄いですね!」

 

そこには、朝ごはんがっ!

 

沙夜見「そおかな?いつも通りだよ?」

 

文「えっ…いつもですか。バランスいいですねぇ」

 

ご飯、焼き魚、お味噌汁、お浸し、お漬物。

和食ですね。とっても、和食ですよ!はぁー。

 

沙夜見「おくちにあう?」

 

文「合わない人なんて居ませんよ!とっても美味しいです!」

 

沙夜見「よかったぁー」

 

それから、談笑しつつご飯をいただきました。

 

 

 

 

 

文「では、お世話になりました!このお礼は必ずします!」

 

沙夜見「あーいいんだよー私が勝手したことなんだから!」

 

文「いえ!ですけど……」

 

沙夜見「いいの!ほら!早く行かないと怒られるよ!」

 

文「大丈夫ですよ。では!さよちゃん!」

 

沙夜見「うん!またきてね!!」

 

私は今日も特ダネを求めて飛びます!

 

 

 

沙夜見「お母さん、動物や植物以外に初めてお友達ができたよ!お母さん……あと、お父さん」

 




最初のドッゴォォンは力加減を覚えるためです。わかりづらいですよね。
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