あと、後半の言い合いは、ちょっとおかしいかもしれません。おかしかったら、笑って許してください。お願いします。
最後無理矢理ですいません。小説投稿自体にまだまだなれません。
今回のスペルカード、プロテ◯ト・シェード、ブロウクン・◯グナムからです。
フランのレーヴァテインが沙夜見に直撃。
フラン「サァテ、ドウカナ?イキテル?マァシンデルカナ?フフッ」
床には大きく黒く焦げたクレーターが。そこには何もない。全てを燃やし尽くしたから。
フラン「アレ?ナニモナイ。ナーンダヨワカッタンダ……また、いなくなっちゃった…わたし1人。」
一筋の涙が流れる。彼女は直感していた。出会った瞬間、ハッとした。この子は、私の求めていたものだと。だから、つい、テンションが高ぶってあれが出てしまった。心の中の狂気が。
その結果がこれだ。期待していたものが、一瞬で。
フラン「どうして…?」
誰もいない空間で1人つぶやく。
しかし帰ってくるはずのない言葉が。
:どうして?それはね、運命だから。
目の前から聞こえてきた声。反応し顔を上げると。
自分(フランドール)がいた。分身を作った覚えはない。
フラン「あ、あなたは…」
:フランドール…あなたは私。さらに言うと、あなたの力の源。
フラン「じゃ、じゃあ、私を操って楽しんでいたのは!」
:操って?また、ひっかかるわね。私はあなたの一部なのだから。操っていたわけではないわ。
フラン「で、でも!いつも気づいたときには誰かがいなくなってる!わたしにはその時の記憶はないわ!だから!」
:そうやって何も知らないふりして。それはあなたが目を逸らしているから。私はあなたが生み出したのよ?気づいてないでしょうけど、あなたは危機が迫ったり、危険を予知した時、私に助けを求めているじゃない。
フラン「そんな…こと」
:ま、長年そうしてきたから自覚はないだろうけど。あなた自身はとても弱い。そして、何かあるたび私に頼る。
フラン「あ、あああ…わ、わたしなの?」
:私はあなたの為にやってきたのよ?今までね。
フラン「そ、そんなのっ!頼んでないよ!」
:それはあなたの意識の問題でしょう?あなたはなんとかしてとしか言わなかったんだから。わたしは相手を消すしか知らなかったし。結局、あなたは私に頼っていたのよ。
フラン「うっううう、うわぁーーん」
:あら、泣くの?まぁ、あなたらしいわ。でも、今わかったわ。あなたはもう必要ない。だから、さっきの子と一緒のとこに送ってあげるわ。
レーヴァテインを構え、フランに近づく。
そして、あと、数歩というところでとまり
:じゃあ、さようなら。これからはわたしがフランだから。
そう言って焔を振るう。
沙夜見「とぉころがギッチョン!!!!」
絶凍"ベーレイニガン・シェード"
スペルを発動し、左腕を突き出しバリアを張りって2人の間に割り込んできたのは…
:なっ!お前は確かに消した。死んだはずだ!
沙夜見「死んでいたさ…だけど、どこぞの亡霊が暴れて寝かせてくれなかったんだ。」
フラン「あ…あなた…」
沙夜見「安心して。別にフランを責めるつもりはないよ。それに、あっちのフランも。わたし、困ってる人とか、泣いてる人放っておけるような薄情者じゃないからさ」
もう1人のフランと向き合う。
:お前。何者なの?って聞いても教えてくれなさそうだよね。
沙夜見「んー、そうだねぇ…あんまり人に話せるような事は無いかなぁ。あ、不可能を可能にすることはできるよ!!」
:馬鹿らしい。
沙夜見「あー!馬鹿って言ったね!?そーゆー…あれ?そういえば名前は?」
:名前?そんなものない。必要ないでしょ?
沙夜見「名前は大事だよー?自己紹介できないじゃん。あと、呼んでもらえないんだよー。あのね、誰かに呼んでもらえるって、とても嬉しいことなんだよ。」
:いらないいらない!!私には必要ない!!
沙夜見「あ、わたしが名前を…」
:いらないって…言ってるでしょ!!
禁忌"クランベリートラップ"
色鮮やかな弾幕が次々と打ち出される。
沙夜見「ど…し……!」
:なに?
沙夜見「どうして…!そうやって1人で抱え込むのっ!?頼ったっていいじゃん!!!君は1人じゃなかったでしょ!!!君はいっつも、フランのことを1番側で心配していたんでしょ!!!フランのことをよくわかっていたでしょ!!相談したってよかったのに!!きっと、フランはとても優しい子でしょ…ついさっき会ったばかりだけど、わたしにはわかった。フランが流した涙。あれの意味!」
:っっ…………わかったような口を…!
右腕に冷気を纏わせ、1つの弾丸と為る。
腕を後ろに引き、思い切り突き出す。
弾丸"ブロウクン・ヘイル"
沙夜見「ううん!!今わかった!君はフランから生まれたもの。なら、君もフランと同じ!!ただの…さみしがりなんでしょ!!?なら、わたしがずっと側でいてあげる!…もう、無理しないでよ……辛いのは君だけじゃない。わたしとフランだって、今の君を放っておけないよ…。ね、大丈夫、安心して。だから…」
次の言葉にもう1人のフランは驚愕した。
沙夜見「泣かないで…」
:わ、わたし、泣いて…?
自分が泣いてることに気づいてなかったから。
沙夜見「おいでよ。騙されたと思って。」
:だめ…。わたしは戦うことしかできない。そのために生まれた。わたしは戦わないとっ!!
再び弾幕が発生。沙夜見目掛けて飛んで行く。
沙夜見「もう、やめて!!そんなに自分を追い込まないで!!十分だよ!!君は十分に悔やんでいるでしょう!!その気持ちがあれば!!」
:いくら悔やんでも悔やみきれない!確かに私を生んだのはフラン。けど、ここに閉じ込められるようになったのは私のせい!私がいたらフランはいつまでも幸せになれない!!
沙夜見「そんなのわからないでしょ!?決めつけてたらそこで終わりなんだよ!?いつだって希望を持てば、きっと運命は変えられる!!信じることだって、大事なんだよっ!!」
少し間が空く。
:き、希望で運命は変わるの…?本当?
沙夜見「君がそのことを信じられるなら、きっと変わるよ。」
フラン「もう、気にしてないから…だから、これからまた、違う生き方をしていこうよ。一緒に。」
手を差し出すフラン。
:私、もう、無理しなくていいの…?
フラン「ごめんなさい。あなたばかりに押し付けて。でも、もう、私も逃げないから。ね?」
:っく……ううう…ありがとう……
フランに抱きつく。
フラン「私からもありがとう。エーテル」
エーテル…それが彼女の、初めて受け取った優しさだった。
そして、その体から光の粒が。徐々に透明になってゆく、もう1人のフラン。
エーテル「もう一回、やり直せたらなぁ…」
そんな声が聞こえた気がした。
その部屋を出たのはしばらくしてから。
フランはずっと泣いていた。ごめんねごめんねと。
沙夜見「やっぱりわたしは無力なんだ…」
それは独り言だったのだが。
「そんなことないわ。貴方はフランだけでなく、狂気すらも説得できたじゃない。誰も貴方を無力だなんて思わないわ」
レミリアである。
レミリア「それでも無力だって突き通すのなら、なんどでも、いつまでも言ってあげるわ。貴方はちゃんと救った。とても優しくとてもいい子だと、ね」
沙夜見「レ、レーちゃん…うっ…」
レミリア「まったく…貴方はまだまだ幼いのに、頑張りすぎなのよ。ほら、いらっしゃい」
そう言ってレミリアは沙夜見を抱きしめる。
咲夜「お嬢様、妹様は…?」
レミリア「心配ないわ。この子が頑張ってくれたから…」
咲夜「そう、ですか。正直疑っていました。」
レミリア「あら、私のこと疑うとは…」
咲夜「あ!いえ、お嬢様ではなくですね…」
自分の膝で眠る幼い妖怪へ視線を移す。どんな体験をして、育ったのだろう。きっと、両親ともにいい親だったのだろう。この子を見てるとそう感じさせる。
レミリア「私よりも恵まれているはずなのにね。運命は残酷ね……あら?これは…?ふふ、貴方は…運命に縛られることはないみたいね」
沙夜見の運命を辿っていたところ、それがいきなり変化した。
灰色だった絵が、突然カラフルに。
バラバラだったパズルが、並べ替えられる。
レミリア「ただし、フランから縛られそうね。ふふふふふ」
私は紅の姉妹がとても好きなので、じぶんてきにはこれでおわってもまんぞくです。今回、短いです。半分まで減っちゃいましたね。
たかが3話ですが……
読んでくれた方、感謝です。間違って開いちゃった方申し訳ありません。