レッド「何というか」   作:丹近

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お盆で実家に帰省してました
身体が痛いです


9話

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ジョーイ「…ありがとうございました」

 

レッド「…」

 

普段は明るいジョーイさんが、何か言いたげな雰囲気を纏ったまま挨拶をくれた

 

もう限界が来ているとは思わなかった

 

来るとしてもまだ先だろハッハーと、安易な考えをしていた

 

ナツメ「…ごめんなさい」

 

レッド「…いいんだよ、別に」

 

教えてくれなくたって、誰かが教えてくれたって

 

レッド(どうせ変わりはしないんだからさ)

 

…限界が来たと知ってしまった、ならば尚更のんびりは出来ない

 

レッド「…先を急ごう」

 

ナツメ「生き急がないようにね」

 

レッド「分かってるよ」

 

…こうして、冗談を言いあえるのはいつまでなのだろうか

 

今の僕には、知る由もない

 

~~~~

 

手持ちがいつの間にか強化されていたので、オツキミ山はさっさと登ってサッと降りてしまった

 

…ピッピの踊りはおろか、月さえ見れなかったのが心残りではあるけれど…

 

レッド「まだ真っ昼間だし、仕方無い…っと、さっさとジムに行こう」

 

レッド「…あれ?」

 

レッド(…メガトンの二人は何処に行ったんだ?場所はあるのに…あれ、いないぞ…?)

 

…パンチもキックも覚えられるポケモンがいなかったから、居たとしてもどうしようもないけど

 

~~~~

 

ハナダジム

 

レッド「たのもー」

 

…たのもーって、別に言わなくても問題ないんじゃないか…?

 

「あーっ!レッド!」

 

入るや否やこの高い声。不意討ちとは卑怯な…

 

レッド「…おう、カスミ」

 

カスミ「何よテンション低いわねー!五年前はもっと明るかったのに!」

 

レッド「五年前は五年前だよ、カスミこそ色々変わっちゃって…」

 

気づかなかったけど、髪型…そんなんだったっけ?

 

カスミ「そりゃ変わるわよ、五年よ?」

 

レッド「僕もさっき同じ事を言ったよ」

 

カスミ「…」

 

カスミ「…ま、まあ仕方ないわ!来たって事はバトルでしょ?受けて立つわ!」

 

レッド「ああ、…手持ちは五年前のでお願い出来るか?」

 

カスミ「タケシから聞いてるわ、用意してあるわよ」

 

レッド「じゃあ…行くぞ」

 

カスミ「本気、見せるわよ!」

 

~~~~

 

…何とか勝てた…

 

手持ちは変わってない、レベルも上がってたのに…スターミー…相変わらず強いな…

 

スターミー「ヘアッ」

 

レッド「返事しなくても…というか読めてる?ひょっとして僕の頭の中読めてる?」

 

スターミー「ヘアッ」

 

レッド「…そうか…」

 

あれだな?読めるし分かるけど会話は出来ないんだな?

 

スターミー「ヘアッ」

 

レッド「おーよしよし、そろそろ戻れよー」

 

スターミー「ヘアッ」

 

レッド「何とか勝てたよ、ありがとう」

 

カスミ「礼なんて良いのよ…何とかって、言う程ピンチでもなかったじゃない」

 

カスミ「二体も残して勝たれるとは思わなかったわ」

 

レッド「そうかな?実際残り一体は使うべきじゃなかったから実質一体だけだよ」

 

カスミ「ふーん…ま、結局勝ったんだしよかったじゃない」

 

普通なら掘り下げてくる所を空気を読んで掘り下げない所が、カスミの良い所なんだろう

 

レッド「ああ…また今度バトルしよう、今度は本気でさ」

 

カスミ「望む所よ、今度こそ勝ってやるんだから!」

 

あの頃よりも快活な声を背中に受け、手を振ってジムを出る

 

…プールの匂いって…良いよね…

 

~~~~

 

ジョーイ「またのお越しをお待ちしております!」

 

レッド「はい、ではまた」

 

…さてどうしようか?

 

きっとこのままでも余裕で進められる

 

だが、それでは面白味に欠ける

 

レッド「…新しいポケモンを仲間にしよう」

 

カントーのポケモン以外で…何だろう

 

レッド「…よし、今から3番目に会ったポケモンにしよう」

 

進化する子が来ますように…

 

~~~~

 

野生のビリリダマが飛び出してきた!

 

レッド「うん…」

 

野生のヒノヤコマが飛び出してきた!

 

レッド「う…ん!?」

 

何だこの赤い鳥、初めて見るぞ

 

レッド「名残惜しいけど…」

 

ヒノヤコマ「ピョー」

 

レッド「…」

 

ヒノヤコマ「…」キラキラ

 

レッド「…えい」

 

ヒノヤコマ「ピョー」

 

ボンッ

 

やったー!ヒノヤコマを捕まえたぞ!

 

レッド「ヒノヤコマ…よろしくな」

 

ヒノヤコマ「ピョー」

 

--------------

 

ヒノヤコマ ♀ Lv.22

わんぱくな性格

Lv.22の時、9番道路で出会った

 

特性:ほのおのからだ(触れた相手を火傷にすることがある)

 

・ニトロチャージ

・つつく

・羽休め

・鋼の翼

 

持ち物:なし

 

--------------

 

レッド「…」

 

ヒノヤコマ「…」

 

レッド「…これから頑張ろう」

 

ヒノヤコマ「ピョッ」

 

強さとしては申し分ないが、安定してるかと言えば微妙なところである

 

レッド「…さて、次は…イワヤマトンネルか」

 

…また洞窟とかのダンジョン系ですか…

 

…ん、待てよ…?ここって確か…

 

フラッシュがないと物凄く時間が掛かる所じゃなかったか…?

 

レッド「…」

 

拝啓、お母様。

 

レッド「…」

 

僕は今、引き返せない一本道を歩いているようです。

 

レッド「ユニラン、フラッシュ使えるか?」

 

ナツメ様。

 

ユニラン「ゆー」フルフル

 

先立つ不幸を御許しください。

 

レッド

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