いや…実は神機の名前募集しようと思ったのですが…。
忘れてました…。すいません!
あと、わざわざ感想をくださったかたありがとうございます!
では本編のほうへ…どうぞ!( ゚∀゚)つ
極東支部side
「駄目です!先生!腹部からの出血が止まりません!」
「先生…。腹部の出血を止めたところで彼の内臓機関は大きすぎるほどの損傷を負っています。彼はもう…。」
「諦めるなっ…!我々が諦めたときが本当の終わりだ!」
龍は出血多量、内臓損傷といつ死んでもおかしくない状況にあった。だからこそだろう。治療室内部には10人近くの医師たちが必死に彼を助けようとしていた。
ペイラー・榊side
「博士…。彼は、龍くんは助かりますよね!?そうだといってください…。」
傍らに佇むリッカからの悲壮な声にペイラーは答えることが出来ない。ここでむやみに助かるといったところで助からなければ更なる悲劇を生むだけだからである。
ペイラーは考える。
彼の選択は正しかったのだろうかと。
あのままいっていれば誰も怪我をせずにテロリスト事件は終わったかもしれない。
人の危険を自らの危機をかえりみず助けようとする…。
それが君の本性なのか…。
助けたい。だがペイラーは迷う。
今からの選択は彼をこの先苦しませることにならないだろうかと。
助ける方法はなくもない。それが外道と言われる方法なだけで。
人類初の意思を確認しないままのゴッドイーター化なだけで。
龍にはそれなりの適合率はあった。むしろタツミなどの普通のゴッドイーターと比べると二倍近くもあった。
それを踏まえての二択だったりしたのだが。
あのときペイラーがやめたほうがいいといったのは適合失敗の可能性ではない。
むしろ彼はほぼ百パーセントで適合するだろう。
適合率からいっても人類全体からみても稀なほうでかなり欲しい逸材だったりする。
だが問題はその適合した神機だ。
ナイフ型第零世代神機≪ファルシオン≫
ナイフといってもタツミが使うような武器ですらなくただの ナイフ である。サバイバルナイフ、といった感じだろうか。
いわゆるこの神機は試作型。
第零世代となっているのも第一世代や他の近接型神機使いが出来るような捕食が出来ないからで特別なわけではない。
まだこの頃には神機に捕食機能をつけることすら検討すらしていなかったのだ。
百田ゲンが使っていたというピストル型神機のほうがよっぽど優秀だろう。
小振りな武器のせいで遠心力もあまり働かずアラガミに致命傷すら与えることが難しい。
アラガミを倒す神機としての機能が著しく低いのである。
リンドウのような凄腕の神機使いが使ったとしてもいくら頑張っても中型種がせいぜいだろう。
だからこそ適合する人物がいたとしても今まで封印に近い形でやめていたのだが…。
「先生…。彼の心臓が…止まりました。」
「心臓マッサージだ!彼を死なすんじゃない!」
すまない…。龍くん。私は君の人生を縛ることになる…。
ペイラーにはその選択肢を捨てて彼を見捨てることなど出来はしなかった…。
結論からいうと龍は助かった。
適合してからすぐにオラクル細胞は宿主の内臓機関の修復を始め、一命をとりとめたのである。
医師たちはその間に彼の傷を強制的に塞いだのである。
龍side
時は進み彼の病室。実をいうと一般病棟にこれるまでそれなりの時間がかかっていたりはするがさすがゴッドイーター。死んでいたはずの人間が一般病棟にいる時点でおかしいのである。
彼としては起きて右腕にごっつい腕輪がついていたので驚きでそれどころではなかったのだが。
今日は体調が安定したからということで初の面会日である。
始めに来たのは博士。
いや…。実はリッカを期待してたりしたのだが学校があるので仕方がないのだろう。
博士が来たのはいうまでもなく俺が知らない間にゴッドイーターになっていることについてだろう。
まぁ。彼の神機の説明を聞くごとに龍は落ち込んでいったのであるが。
…ゴッドイーターになっても俺は弱いのかと。
「龍くん。君の神機には一つだけ特殊な能力がある。君やゲンくんのような初代神機はなにかしら能力があるんだ。そうでなければゲンくんは、生き残ることも出来ずまともに戦えなかっただろう。」
なんかこれは凄い能力がくるんじゃなかろうか…!
龍としては期待したかったりするが。
「ゲンくんのは常時発動型のオラクルポイント自動回復。これはかなり優秀といってよかっただろう。」
これは…?え…。まさか。
「君の神機の能力名は制限解放≪リミットブレイク≫。響きはいいが…。ようするにバースト状態…まだ分からないだろうから後で説明するけど、神機使いがアラガミを捕食した状態になるだけのことだ。」
…弱い上にある能力が普通ならあるバースト化かよ。
あと博士ゴッドイーターに関してはほとんど知ってるんで説明いらないっす。
「あと、君の場合使ったら恐らく死ぬことになる。あくまでもこれを発動したときだから受け渡しはいいんだけど…。君の場合受け渡されてもバーストできないからね…。そんな機能ないから。だからこれはたった一度きりの必殺技と考えてくれたほうがいい。
また君の場合は身体能力じゃなく適合率が三倍になる。
ようするにそのときだけ一般神機使いの六倍の適合率を誇ることになる。だが持って一時間。君の状態に左右されるけどね。」
…(゜ρ゜) 恐らく死ぬ理由としては身体能力じゃなく適合率が上がるとこに問題があるのだろう。
普通なら適合率はそのままで上がるはずのものがわざわざ適合率が上がる。
ようするによりアラガミに近いものになるわけだ。
赤ちゃんにいきなり走れといっても無理なように人にアラガミと同じ行動をしろといっても不可能に近い。
それを強制的に起こすものだから体に付加がかかり死ぬ…のだと思う。
「博士。そんな思い詰めた表情をしないでください。
俺は博士の判断で生きていることができているのですから。」
「ありがとう龍くん…。あ、リッカくんがきたみたいだよ?」
「りゅうくううううううんんん…!」
あ、シリアスが。
あと抱きついてくれるのは嬉しい。かなり嬉しい。
彼女の控えめな胸も当たってるし…。
だが彼女は力が…強い。
色々と話してくれてるのも分かる。だがこっちはそれどころじゃない。
ゴッドイーターとなったこのからだでも正直きつか…あ、傷口が…。
「リッカ。来てくれてありがとう。話したいこと一杯あるんだけどさ。今はまだ眠くてまた今度でいいかな…?」
俺。必死である。
「分かった。また今度ね!」
…や、やっといったか。俺は真っ赤に染まっていくシーツを見ながら全力でナースコールを押した。
ナースコールが壊れてくるのが遅れたのは言うまでもない。
どうでしたか?これで彼はどう頑張っても中型種までしか倒せないチートとは程遠い存在になったぜ(ゲスマイル)
能力は伏線と考えてもらえれば…。
察しのいいかたはどこで使うのか分かるかもしれませんが…楽しみに待っててくださいね!
あと明日は忙しいので更新できないかもです…。すいません。
では最後に全リッカファンを代表して…。
主人公俺たちと場所代わりなさい。w