遊戯王 決闘者日常話! 作:ヒマニー
暇があったら読んでみてください!
「なあ!俺らで何かパァーってやってみないか!?」
夏の太陽の日差しが差し込む教室。そこでは中学生4人がたむろっていた。
「拒否」
「無理」
「めんどくさいモオー」
友達の誘いを全員揃いも揃って断るこいつらは本当に友達なのだろうか。週に5日は気になるところだ。
「ってもよ瞬。やるって何を?プールとかでお姉さんナンパするのか?やめとけそのヒョロボディじゃ誰も寄り付かねえって婆ちゃんでさえ無理無理。」
ガタイの良い日焼けした少年が言う。一言余計である。心が痛い。
「なっ!?婆ちゃんと幼女ぐらいならいけるし!」
「…………この前幼女に石投げられてた奴がよく言うよ」
笑いながらキツネのように目の鋭い少年が深く傷をえぐる。これは効くだろう。中学生のガラスのハートをヘビー級ボクサーが右ストレートをぶち込むぐらい効くだろう。
「言うなァ!たんこぶできてしばらく泣いてたってことも言うなァ!」
「いや言ってないけど………なんかごめん」
ふん!と鼻息吐いて瞬が椅子に腰掛ける。
「それじゃあ優も、伸也も、えーと誰だっけお前?も考えてよ」
「こいつ……絶対さっきの石の話気にしてやがる……露骨すぎるぞこら」
「ちなみに彼は夕日と言う名前である」
どこか遠い目をする瞬。夕日を哀れてんでいるのだろう。
「おい誰に説明してんだ瞬」
「ってことで馬鹿のせいで話が中断されたけど本題に戻ろう。この夏休みダラダラ過ごすのだけはダメだと思うんだ!いやもうダラけちゃってますね!ごめんなさい!」
「一人で盛り上がってんなこいつ……」
「忙しいやつだワン」
語尾が毎回動物の少年の方をみてガタイの良い少年は疑問を口にする。
「…………優、お前の語尾毎回変わるんだなネタ切れねえの?」
「少し口が悪いのが伸也の特徴だコン!」
「あ、誤魔化しやがったしかも無駄に説明口調」
「そこらへんの木の実食ったら体がゴムみたいにならないかなー。おっ丁度いい木の実が!行ってきまーす」
そう言って瞬は教室から勢い良く出て行った。彼の将来がどうにも不安になる。
「暑さでやられたんだろう。もう無理だな」
「ああ……ありゃ終わりだな現実逃避にも程がある。」
「大人になったとき消したくなる黒歴史の1ページになるカァー」
窓の外から3人は木の実を貪る瞬をみてただただ同情するしかないのだった。
「閃いたァァァァァァ!!!!」
その時瞬から声があがった。なんだ本当に成功したのか!?
すかさず瞬はその場から走り去る。彼はマラソンでもした方が良いのかもしれない。
〜3分後〜
「なあ閃いたって何がだ?」
「トイレで話すのもどうかと思うミン」
「木の実食ってお腹壊してどうすんだ……んで何を閃いた?」
その言葉を待っていたとでも言いたげにドアの向こうからフッフッフと不敵な声があがる。正直用を足しながら言ってるのだと考えるとろくでもないことだろうと思ってしまう。
「みんな!昔に遊戯王って言うカードゲームやったの覚えてるかい?」
その言葉を聞いて3人は少し戸惑いながらもうんと答えた。
「ま、まああるっちゃあるな。」
「モケモケ好きだったもけー!」
「ってかなんでいきなり遊戯王を思い出したんだよ」
またトイレのドアから不敵な声があがる。
「フッフッフ。昔ナチュルってテーマデッキ作ってたのを木の実食って思い出してね……どうせならもう一回やろうよ!あ、ちょっと待ってねいいところなのにお腹が……」
最後までかっこつかない彼である。
「でも……面白そうだな乗った!」
「俺も乗る」
「乗るバウ」
3人は笑いうんと頷く。
「さっそく駅前のカードショップ寄ろうぜ!」
「オッケー!」
「行くチュン!」
3人はトイレから出て目を輝かせながら走り出す。そうとう楽しみなのだろう。
「いいのう楽しむことを持った子供は………って俺を置いてくなァァァァァァ!!!!!!」
一人トイレに残された。
第二話に続く。
あれ………遊戯王しないの!?ってなりましたね……
登場人物の姿がイマイチわからないかも知れません。私もあんまりわかっていません。
次回からちょくちょく人物像をあらわにしていきます。
中々難しい