あのニュースから数日経ち入学を明日に備えた今日、俺ALOにログインしていた。と言っても今回は怠けた身体を鍛え直す(?)ためにクエストを受けようと来たのと依頼したいことができたので待ち合わせ相手をまっていたのだが、
「あんた、この間はしばらくログインしないような言い方だったのに、よく入って来れたわね」
「ほんとよ、あんた見かけた時はマジでびっくりしたんだから」
「まあまあ、シノンさん、リズさん、落ち着いて。それは今から聞きだせばいいんですから」
「そうよ、ちゃんと説明してもらうからね」
なんの偶然か、キリト経由で出会った女性プレイヤーたち(通称
・・・あれ俺ちゃんとハーレムって言ったよな?
まあ、彼女たちの疑問も最もである。現に俺もIS学園にいくまではしばらくはログインしないつもりだったのだから。
「実はさあ、てっきりあの学園は通常回線使えないと思ってたんだよね」
IS学園は次代の操縦者育成機関であるが、ISの稼働データをとる実験場の側面も持っている。つまり、学園には最新機体と稼動データが豊富に存在しているのである。てっきり各国との通信は秘匿回線でも使っているのかと思ったら、なんと普通の回線だったって話しです。
・・・対策しないのか?俺ならこずかい稼ぎに適当なところに売りつけるぞ。他にも学園の日常なんてその筋だと金になるだろ(スク水姿の生徒がアリーナを歩きまわったり、他同性だから撮れる写真とか)。
そんなこんなで数日前にみんなに見送ってもらいながらもログインしたと言うことです。
「なら、あんたのここ数日の話しをしなさいよ」
え?シノンさん?
「そうですね。世界唯一の学園での出来事は興味があります」
あのちょっと。シリカさん。
「私も聞きたい」
ブルータス(リーファ)、お前もか。
「さあさあ、諦めて語っちゃいなさいよ」
やだ、この人たち。勝てる気がしない。
「了解。といっても、普段はもらった参考書で予習しているぐらいなんだが」
あとは学園の施設の確認かな?整備室とか銃の訓練場とかいろいろすごかったな。
「それだけ?なんかあるでしょ。学園の女に絡まれたとか」
「絡まれたとは少し違うがこんなことがあったぞ」
2日前~
「やっぱ、この参考書難しいな」
俺は入学前の基礎知識の参考書を漁っていた。
『でも今までやって来たことの復習なんだから簡単しじゃないの?』
『最初はそう思っていたけどな』
だが、実際はまるで違う。逆に現場で得た知識が足かせになっている感じだ。論理と実践は違うみたいな。
コンコン
『誰か来たね』
『轡木さんか?』
俺がここにいることは限られた人しか知らない。俺が把握しているのは轡木さん、学園長、あとは施設の説明で会った事務の人か?(新入生も何人かは寮に入ったらしいがあいにく更識とは未だ面識なし)
まあ、とりあえず開けるかと軽い気持ちで鍵を開けると
・・・え?
「貴様が青野か」
織斑千冬がいた。
バン!!(無言の閉鎖)
とっさにドアを閉めた俺は悪くない、悪くない・・・。
「貴様、急にドアを閉めるとはいい度胸だな」
「はい、私が悪かったです!!申し訳ございません!!」
動揺のあまり一人称が私になってしまった!
「まあいい、今すぐアリーナに来い。稼動テストを行う」
ファ?稼動テスト?え?なんで?
「これは織斑も行ったものだ。よって拒否は認めない」
いや、あのね?
「あの~、学園長から聞いてませんか?俺は「貴様の事情など知らん。入学する以上テストは必ず行う」わかりました。すぐ行きます」
「では第3アリーナに来い」
そう言いつつ、アリーナの方向へと歩いていく。・・・
まさかあんたが相手じゃないよな?
『大丈夫なの?だって君の適性って』
『ああ、専用機ではAだけど、それ以外だとEだ』
そもそも俺が専用機を与えられたのは、実験の副作用で反応しなくなったISコアに唯一反応したのが俺だったからである。故に通常のコアでは反応
しかし、そこはうちの娘たちが見事解決した。この子らはISネットワークに干渉し、通常コアでもEではあるが反応できるようにした(やっぱり曲がりなりにも茅場の娘なのだと再確認した)。おかげで各国との交渉の材料となったし、専用機なしの時に強襲される可能性も減った。
しかし、どんなに反応できてもE、つまり゛一応反応する程度゛でしかなく、この学園の適性基準では一発不合格だ。
『せめて専用機が来てからにしろよな』
まあ、あの感じじゃ俺の主張など揉み消すだけだな。
「仕方ない、当たって砕けるか」
俺は一人死路(アリーナへの廊下)へ旅だった。
~回想終了
「ということがあった」
一通り説明するとみんな哀れみの目で見ていた。
「ちなみに結果は?」
「わかりやすく言うとMPゼロ、熟練度ゼロの武器でアインクラッドのフロアボスに挑むぐらい惨殺された」
いや、だって用意されたの打鉄だったし、回避型の俺と相性悪いもん。どんなクソゲーだよ。ちなみに織斑千冬は対戦相手ではなく監視役だった。なんで自分でやらないのかな。
「他にはないの?」
リズ、まだ俺の黒歴史?を知りたいといいのか。
「他にはなあ」
そういえば、こんなこともあったな。
4日前~
『ここの売店すごく種類が豊富だね』
確かに、金欠な生徒はどうするんだと思っていたが食堂以外にもちゃんとしてあるんだな(この時、学園の食堂が無料なのを知らない。また、無料なのを知ったとき、だから日本の借金増えるのかと現実逃避した)。
『けど、あんなにあったのに君が購入したのは』
『いいだろ、べつに』
『いや、でもガムだけっていうのは』
ストレア、お前はまだわかっていないようだな。いいか!ガムこそ人類が発明した最高の食品(?)だ!なぜならガムは
『部屋の中に誰かいるよ』
話しを聞・・・何?
『確かか?』
『うん、まったく音を出してないけど、熱反応はバッチリ』
それはスゲーな。昨日キリトに頼んでプログラムしてなかったらきづかなかったな。
『しかし、どうしたもんだか』
~か回想終了
「で、どうしたの?」
「反応消えるまで部屋に帰らなかったただけだが」
「ちなみにどのぐらい?」
「確か、その日は外で野宿したよな」
「うん、さすがに帰ったみたいだよ」
俺の掛け声にピクシー姿で出現したストレア(ただしピクシーでも胸位の格差は止まらず、姉妹に嫉妬される)。
「そいつ、なにしたかったのかしら」
「考えられるのは、企業への勧誘かなんかでインパクトのある出会いを演出したかったとかか」
「にしてもあんた、ガムだけはやめなさいよ。他のも口にしなさいよね」
「何をいうかガムは「「「「うるさい」」」」すみません」
やはり男は女には勝てないのか。
「おいおい、呼ばれてきてみたラ、なんダ、キー坊のハーレム乗っ取ったのカ?」
「んなわけあるか」
そういって入ってきたのは待ち合わせしていたアルゴである。ま、確かに傍から見たらハーレム乗っ取ったみたいだな。
「にしてもなんなんダ。今日ハ。アマネを連れてくるななんてサ」
そう、今日はアマネ抜きできてもらった。あいつには後で穴埋めしないといけないな。
「あいつが調べたらまた発狂しそうな話題だからな」
どうやら察してくれたみたいだ。アマネたちはいまだに負の感情にはトラウマだからな。
「何について調べるんダ?」
「ニュースの日から今日までの事故についてだ」
10分後、現実世界
アルゴに新しい依頼をしたところでこっちに帰ってきた。さすがにあんだけ話した後でクエスト受ける気にはなれなかった。
『ユウキ、さっきの話しなんだけど』
さっき?どれだ?
『ISのテストでボコボコにやられたやつ。なんで言わなかったの?動揺してて本気が出なかったって』
言えるわけないだろ。織斑千冬の顔見て動揺したって。
『あの子に似ているからだよね』
『・・・確かに似ているよな。SAOで出会ったあの少女に』
75層攻略の途中で出会い、ある理由で俺の弟子となった彼女。また、俺の命の恩人ともいえる少女に。なぜなら俺は彼女のおかけで75層ボスの偵察戦に参加せず、生き延びることになったのだから。
『本当にどこにいるのかな?あの子』
『菊岡の話では、彼女は国外から不正アクセスしてSAOに進入した疑いがあるらしいからな。つまり茅場のプロテクトを破る技術を持った犯罪組織の可能性もあるな』
そして、大抵こういうのは力を求める。故にISに関わる俺に接触する可能性がたかい。
『もしも、今彼女にあったらどうする?』
そんなの決まっているだろ。
『あの時の事を謝るよ。彼女に、いや、みんなを騙していたことを。そして、そのうえで彼女が敵対するなら、倒すだけだ』
最もそんなに簡単にはいかないだろうけどな。彼女もまた、カーディナルシステムによって選ばれたユニークスキルの使い手なのだから。
今回は回想を使ってみましたが、わかりにくかったかもしれません。
タイトルの間章は今後VRMMO内での話しの時に使おうと思います。