海鳴のスカさん家   作:ピーナ

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お久しぶりです。

ついになのはの新作映画の公開日が発表されましたね。そこまでにA's終わらせられたら良いなあ……。


第二十三話 A's編プロローグ 6月3日、始まりの日

どうも、八雲です。

ジュエルシードが僕に融合してから、僕は自分で何が出来るようになったかを調べています。

 

出来るようになった事その1 魔法の強化

出来るようになったとは少し違うけど、僕の使う魔法が強化された。21個のジュエルシードが補助コアの役割をしているからだと思う。その分、制御が難しくなったから、練習あるのみだね。

一番変わったと思うのは魔力から様々な物が生み出せるようになった事。

例えば、今まで僕の攻撃魔法で何も無い所から水や火を生み出したりしてたんだけど、それは一時的なものだった。これは適性があれば出来る事だったからそこまで特別な事ではなかった。

けど、今は金属や繊維なども生み出せるし、それは消えたりしない。食べ物だけは出来なかったけど、それでもこれはあまりにも異質だから隠そうと思う。

 

出来るようになった事その2 次元の本棚にアクセスできるようになった

『次元の本棚』っていうのは、次元世界のあらゆる情報が存在する巨大な図書館みたいな空間。僕しか行けないから精神世界と言ってもいいと思う。名前は僕が付けた。もちろん元ネタはライダーからだ。

ただ、情報量が多すぎて扱いきれていないと思う。今は専ら次に関連する事ばっかりに使っている。

 

出来るようになった事その3 魔法道具の作成

ジュエルシードの一件があってから、古代の魔法技術で作られた道具に興味を持った僕は次元の本棚で情報を仕入れて自分で作っている。後は本で読んだおとぎ話の道具や武器を作ってみたり。こういうのをしていると父さんの息子だなと思う。

作って特に重宝しているのは訓練用に作った、入ると広い空間が広がり、少しの時間が長くなる『魔法の箱庭』と持ち運びの簡単な『四次元バック』。

『魔法の箱庭』は場所を気にせず、魔法の実験出来るし、家事をした後の短い時間でトレーニングも出来る。大和に負けたくないからね。時間は有効に使わないと。欠点として、使うために魔力がいるけど、その辺は問題にならないしね。

『四次元バック』はランドセルを背負ったまま色んな所に行くのは結構目立つと思うし、買い物を大量にしても困らないから凄く便利。作ったものを仕舞う場所にも困らないしね。

 

大和との剣術勝負は最近、大和に分がある。ジュエルシードの一件が良い経験になったのかねえ? 元々運動とかは大和の方が上だし、この差が大きくなっていったら勝てなくなっていきそうだねえ。そうならないように僕に合った方法を考えていかないと。

 

 

 

ある日の事、夕飯を作ったら醤油が切れた。明日の朝も使うかもしれないし、明日の放課後はすずかと一緒にはやての家で誕生日を祝う予定だから、買い物に行く時間が無い。だから、夜なんだけど買い物に出た。

いつものスーパーで買い物を済ませて帰っていると、横断歩道を渡っているはやてを見かけた。向かっている方向がはやての家の方で来た方向が病院だから、多分検査に時間がかかったんだろう。

宿題もないし、家まで送っていこうかなと思い、話しかけようと近付いていく。すると、大きなエンジン音が近付いてきた。

その音の方を見たら、大きなトラックが突っ込んで来た。

 

「はやてっ!」

 

荷物をその場に置いて、全力で(魔力+神速)で駆け出す。けど、間に合わない。くそっ!

次の瞬間、はやての持っていた本から大きな魔力反応があり、はやての身を守る様に彼女の体を空に持っていく。

僕も一緒に空に昇っていく。

 

『封印を解除します』

 

空にいるはやての目の前でいつも彼女が持っていた、鎖が巻き付かれた本の鎖が解かれ、そういう音声と共に大きな魔力反応が出た。魔力反応が有るって事は魔法関連の物、もっというと、展開されている魔法陣を見て古代ベルカ期のロストロギアだと推測できる。実物が目の前にあるし、次元の本棚で検索しよう。いや、それは後回しでまずは、混乱の極みにいるはやての元に行こう。

 

『起動』

「はやて!」

「や、八雲君!?」

 

飛んできている僕を見て驚いて気を失ってしまうはやて。……やっちゃった。

 

「闇の書の起動を確認しました」

「我ら闇の書の蒐集を行い、主様を守る守護騎士にてございます」

「夜天の主の元に集いし雲」

「ヴォルケンリッター」

 

闇の書とヴォルケンリッターねえ。キーワードは揃ったみたいだねえ。まあ、とりあえずは。

 

「まじめにやっている所悪いけど、君たちの主気絶してるよ?」

「何っ!?」

「ええっ!?」

 

最初に喋ったポニテの人と次に喋った金髪の人は驚いている。まあ、突然人が現れたら驚くのは当たり前でも気絶まではいかないと思う。けど、その前に色々あったからなあ。仕方ないよ、うん。

 

「ってか、てめえ、誰だよ!」

 

赤い髪の女の子が突然吹っかけてくる。

 

「僕? 僕は八雲・スカリエッティ。通りすがりの魔法使いで君たちの主の友達だよ。とりあえず、はやてを家に運ぶよ。暖かくなってきたとはいえ風邪引いちゃうから」

 

そこから少し間が空いたのは多分、念話をしているからだろう。

 

「分かった」

 

ポニテの人が代表してそう答えたのを聞いて僕は転移魔法ではやての家の中に飛んだ。

 

 

 

これが管理外世界としては管理局史上最大の事件と言われる「最後の闇の書事件」の始まりとなる事をまだ誰も知らない。




とりあえずここから何話か使ってA's本編に入っていきたいなと考えています。

八雲・スカリエッティ
ジュエルシードの一件を経てチートが進行する。A's編のキーパーソンになる予定。
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